妻が妊娠5カ月に入りました!
私、ここ数日間いろいろと悩んだのですが、決断しました。
育児休暇を取得します!
働くパパたちは、「自分が休むのはハードルが高い」と思っている事が非常に多いですが、世の中にはパパ休暇をとっている方も少なからずいます。
この記事では、パパ休暇に伴うメリットや考え方を紹介していきます。
育児休暇を取るメリット
子供の成長を見守れる
子供が幼いころから育児に両親が関わる事で、子供の興味や関心が広がったり、自己肯定感が育まれると言います。パパの子育てが子供の心の安定につながり、思春期の親子関係にもいい影響を与えてくれます。
赤ちゃんの成長はあっという間。
気が付いたらではなく、その瞬間を見届けたいと思っています。
夫婦の結びつきが強くなる
パパが育児に関わる事によって、「二人で子供を育てている」という相互関係、チーム意識がお互いに強まります。
育児に関する悩みや不安はとても大きいものですが、そこを一緒に共有したり相談する機会が増えることで、夫婦の絆が深まっていくと考えます。
ママを支えることでママの笑顔が見れる
これが私にとって一番の理由かな。
パパが育休を取ると、ママの時間的な余裕が生まれ、精神的にもゆとりができます。そのため、ママが育児に前向きになれると思います。
ママが笑顔で子供に接する時間が増えるのはパパとしても嬉しいところ。家族の笑顔の為にって言うのが私の一番の理由です。
パパの人生が豊かに
仕事とは違うスキルが身につけられ、パパ自身の人生の幅が広がります。赤ちゃんの成長を見守ることで、パパになった喜びを感じられます。
それと同時に、育児の大変さを知ることで、自分の親にも感謝が出来るようになると考えます。
育休を取る事に不安を感じている方の為に
メリットを説明しましたが、「そうは言っても取るのは不安」という方も多いと思います。実際に男性で育児休暇を取った人を見たことが無いという人もいると思います。
そんな不安な人の為に読んでいただきたい内容をまとめました!
育休の取得はパパの権利です
まず、男性って本当に育休を取れるの?ってところが疑問として多いと思います。
改正育児・介護休業法では、1歳未満の子を育てる男女双方に休業の権利が認められています。
雇用主は要件を満たした労働者の申し出は断ることはできません。
下のグラフは日本のパパの育休取得率の推移です。
出典:厚生労働省「平成28年度雇用均等基本調査」
2011年に「イクメン」が流行語になったことで取得率は前年から二倍になっています。その後も2%台をキープし、2016年度には3%台に乗りました。
こちらのグラフは2015年度のパパの育休取得期間となっています。
出典:厚生労働省「平成27年度雇用均等基本調査」
半数以上の方が5日未満という調査内容です。なかなか長期休暇を取れないという現状があります。
職場に育休を取った男性がいないのなら、あなたがフロントランナーになろう!
2016年度の男性の育休取得者は3.16%です。日本政府は2020年度までに13%を目標にしています。
これからは男性育休が当たり前の時代が来るかもしれません。育休取得第一号になって職場のパイオニアになりましょう!
実際に私の職場も男性の育休取得実績はありません。私がパイオニアになります。
長く休むと収入が不安な人へ、育休給付金は増額しています
2014年から育休給付金が増額されています。男女とも育休中に無賃金の場合、休業開始時賃金の67%(半年経過後は50%)が「育児休業給付金」として支給されます。
給付金は非課税です。しっかりとお金の計算をして実際にいくらになるのかを確認しておきましょう!
ママは専業主婦でも休暇を!父親としての体験は貴重
ママが専業主婦だから休まなくてもいいと考えている方へ、子供が生まれたからといってすぐに父親になれるわけでは無いと経験者は言います。赤ちゃんの世話を体験して夫婦の信頼を高め、家族という絆を構築する時間が必要です。
育休を活用して父親としての貴重な体験をしたいものです。
職場の人に迷惑をかけたくないし評価が下がりそうと感じてしまう方へ
責任感の強い方は、「仕事を休むと他の人の負担が増える」、「これまで積み重ねてきた実績を失うかもしれない」と考えてしまうこともあると思います。
育休を取った場合の職場へのメリット・デメリットを数カ月前から上司にプレゼンし、密に相談することが必要と考えます。
育休を取得することで周囲の負担が増すことは確実におこります。初めから権利を主張せず、冷静に話し合って周囲が許容できる休暇期間を模索してください。
私自身、介護施設で働いていますが、慢性的に人手不足です。また、私はユニットリーダーなので、休むことで非常に迷惑をかけることになります。
今後も周囲の人と密に話し合っていきたいと思っています。
長期休暇だけが育児休暇じゃない!単日で育児休暇を取る事もできます!
育休=長期休暇とは限りません。ピンポイントで休みを取る事でママの負担や不安を減らせることが出来ます。
出産は女性にとって命がけの大仕事。その身体的負担は全治数か月の大怪我を負ったのと同じレベルと言われます。特に産後6~8週期までは産褥期といい、ママと赤ちゃん双方のために母体をゆっくりと休ませることが大事となってきます。
この期間にママと赤ちゃんが外出するときは、パパのサポートが必須!ママは体調が悪かったり、ホルモンバランスが急激に変化する為、些細なことで落ち込むなど精神的にも不安定です。
ままにとってパパだけが頼り。「パパにいてほしい」という日にはできるだけ休みを取って疲労や不安を和らげてあげてください。
育休を取る為には段取りが重要
まずは人事に社内の育休制度を確認することが大事です。
男性の育休情報は誰も教えてくれません。自ら動くしかありません。
また、育休は社内制度がなくても取得可能です。
次に育休中と育休後の対応策を上司と相談します。
育休中の自分の業務をどうするか。具体的に計画を練ってから上司に相談するのが良いと考えます。
また、職場の協力と引継ぎの流れを相談しましょう。業務内容を整理して、他の人が引き継げるよう情報を公開しましょう。
最後に 私の今後について
ここからは私の話です。
特別養護老人ホームで介護の仕事をしています。現場ではユニットリーダーを努めている私は育児休暇を取りづらい感覚があります。
介護という仕事は業界自体が人手不足ですし、職場でも男性の取得実績はありません。
私自身まだ上司にしか妊娠の報告はしておらず、上司とのみ育休の相談をしていますが、そこでの話は大方ついています。今後周囲の負担をどれだけ減らせるか、理解していただけるかが重要だと感じています。
私の希望は一ヵ月。
仕事も大事で好きですが、家族の時間を持てるように調整していきたいと思います。