私は以前イライラのストレスを感じ身体を壊した際に、「もう怒りたくない」、「イライラから解放されたい」と思うようになり、アンガーマネジメントを勉強しています
実際に身体を壊しているときに書いた記事がこちらです↓
ですが、必要な時には怒る事も必要です
怒らなければならない場面で怒れないと、日常生活や心身に影響を及ぼすこともあります
しかし、近年は上手に怒ることができなかったり、怒る事を恐れて悩んでいる人が増えています
今回は怒れない人が増えている原因をまとめていきたいと思います
怒れない原因① 人間関係を壊したくない
怒ることで相手の気分を害したり、人から嫌われるのではないかと恐れていることが、怒れない原因になってしまいます
誰しも人を傷付けたり、周囲から嫌われるのは避けたいと思います
もしこれまでに怒ったり、怒られたことで相手との関係を悪くしてしまった、あるいはそういうシーンを見てきた人は、「怒ると人間関係が壊れる」という恐れを人一倍もってしまいます
結果怒ることに対してブレーキをかけ、怒れなくなってしまうのです
怒れない原因② 怒りを表現するボキャブラリーが少ない
怒る、頭にくる、イラっとする、ムッとする、腹が立つ、カッとなる、はらわたが煮えくり返るなどなど・・・
怒りを表す語彙を、自分はどれだけ持っているのでしょうか
怒りと一口に言っても、その大きさや強さは様々
そのためボキャブラリーが少ないと、自分の怒りを正確に表すことができなくなってしまいます
軽くイラっとした程度でも、「むかついた」と言うことで、相手に「結構怒ってるな」と思われてしまうかもしれないのです
逆に、とても怒っている状態なのに、それを上手く表現できず傷つくということもあります
怒りを適切に表す、言葉を持たないとこのような誤解を招きかねず、人間関係にマイナスをもたらしてしまうのです
そういうことを繰り返すうちに、「怒ってもうまく伝わらない」と思うようになり、怒るのをやめてしまうのです
怒れない原因③ パワハラが怖い
パワハラの件数は、ここ10年で右肩上がりに上昇しています
昔よりもニュースで聞く機会も増えています
一昔前を考えると、よっぽど昔の方が酷かったと思う人も多いでしょう
近年の方がパワハラの件数が増えている理由として、パワハラに対する知識や権利が世の中に浸透し、被害者が声を上げるようになっていることが挙げられます
それはとてもいいことです
しかしその一方で、必要以上に自分の権利を主張する人が増えてしまったということも否めません
そのため、「怒ること=パワハラになってしまうのではないか」という恐れを抱く人が増え、うまく注意ができない、叱れないという悩みをもたらしています
ときには怒らなければならないこともある
怒ることに対して抵抗を感じ、悩んでいる人が増加しています
しかし、怒らなければならない瞬間もあります
そもそも怒りは本能的に自分を守るために備わった機能です
誰しもが怒りを感じ、イライラをします
アンガーマネジメントの勉強を通して、怒りを無くすのではなく、上手にコントロールすることを学んできました
上手な怒り方についても今後まとめていきたいと思います