私は以前イライラのストレスを感じ身体を壊した際に、「もう怒りたくない」、「イライラから解放されたい」と思うようになり、アンガーマネジメントを勉強し始めました
実際に身体を壊しているときに書いた記事がこちらです↓
ですが、必要な時には怒る事も必要です
怒らなければならない場面で怒れないと、日常生活や心身に影響を及ぼすこともあります
しかし、怒り方を間違えてしまうと、様々な悪影響を及ぼしてしまいます
今回は怒ることの大切な考え方と、間違った考え方についてまとめていきたいと思います
怒ることも大切
怒りの感情の役割は、自分の身を守ることと言われています
それは価値観や権利など、自分が大切にしたいものを守るために備わっているものでもあります
人は自身の大切にしているものや価値観をないがしろにされると怒りを感じます
待ち合わせに遅刻され、怒りを感じたとすると、「自分の時間を尊重してもらえなかった」ことに対する怒りだと言えます
このように怒りを感じるということは、「本当はこうしてほしい」という要望やニーズが隠されています
なので、怒りを感じたら「自分の大切にしたいものやニーズを知るチャンス」ととらえることが大切です
それを知り、適切な方法で伝えることができれば、相手の行動や状況をよりよいものに変えることができます
自分のニーズを満たせるようになり、喜びや自身も得られます
怒り方を間違えるとマイナスを生む
怒ることも大切ですが、余計なことまで怒っていると人間関係や心身に悪影響を及ぼしてしまいます
周囲にこんな風に思われている人はいませんか?
「あーまた怒ってる」
「ヒステリックだ」
「そんなことで怒るなよ」
などなど・・・
こういう人にはあまり近づきたくないと思うかもしれません
ここで、誤解している2つの怒り方を書いていきたいと思います
誤解① 自分の要望を伝えるには怒るしかない
怒ることは自分の要望やニーズを伝える手段の1つとは前述しました
しかし、自分の要望やニーズを伝える手段は怒る以外にも沢山あります
怒らなくても冷静に話し合いをすればわかってもらえることは多々あります
「怒るくらい強く言わないとわかってもらえない」と思っていると、自分の要望を伝えるには怒るしかないという発想にとらわれてしまいます
するとほんの些細なことでも怒るようになり、周りから見て「よく怒る人だ」と思われてしまいます
また、「自分のニーズを絶対に通す」という気持ちが強い人も、よく怒っています
何かを頼んだ時、相手がいい反応をしてくれないだけでイラっとし、わかってもらおうと必死になって自分のニーズを強く主張してしまいます
そしてそれが怒りになって表れます
誤解② 怒ることは自分の感情をぶつけること
怒ることは自分の感情をぶつけるというイメージを持つ人もいますが、それは誤解です
怒ると一口に言っても、表現方法は様々です
大声で怒鳴りつけるだけではなく、静かに淡々と伝える怒りもあります
怒る方法は自分で決められます
しかし、「とにかく強い感情をぶつけるのが怒るということだ」と思い込んでいると、いつも感情をぶつける型の怒りになってしまいます
結果、必要以上に相手に不快な思いをさせたり、傷つけてしまいます
「怒らせると怖い、手がつけられない」と思われ、周囲から距離を置かれてしまうこともあります
怒るときは目的を見失わない
間違った怒り方をしていると、様々なデメリットがあります
人間関係や信頼関係を失ったり、評価を下げてしまうこともあります
しかし、本来の怒る目的は、「次からどうしてほしいかを相手に伝えること」です。
相手を責めることでも、ストレスを発散させることでもないのです
アンガーマネジメントでは、適切な怒り方やコツについても学ぶことができます
それについても、今後まとめていきたいと思います