資産形成の方法はシンプルで、労働と倹約で浮いたお金を投資に回すことです
中でも倹約は、誰しもがすぐに取り組むことができ、効果が顕著に表れます
支出を減らすと、浮いた分に税金はかからずまるまる手元に残り、自由に使えるお金が増えます。これらを投資に回すことで資産形成が加速していきます
固定費を削る事は支出を自動的に減らすこと
支出を減らすことを考えた時、最初に取り組むべきは「固定費」です
固定費の削る事の最大のメリットは、一度削る事に成功すると、効果が継続するということ
固定費は支出が見えにくいところに罠があります
スマホの料金プランやネット回線は何年も放置している人も多いと思います
契約当時はお得だったプランも、数年経つと割高になって質も低下しているなんてことが珍しくありません
自動的に課金されるため、気づかないまま高額な利用料を支払い続けています
固定費を削る事で効率よく節約することができるのです
固定費を明らかにする方法
固定費を見えるかする方法は以下の通り
①クレジットカードの明細書や預金通帳、スマホ代とまとめて支払っているサービスがあればその明細も入手する
②すべての明細を確認し、固定的に引き落とされている項目に印をつける
③何のサービスか分からない引き落としが見つかれば、サービスを確認する
④解約できるサービスを見つけ出し、解約手続きを行う
⑤割安サービスが存在するものをあぶり出し、乗り換え手続きを行う
⑥日々の節電節水等で支払い額が減らせる場合、利用を減らせるよう努める
利用しないサービスを解約する
利用していないサービスの契約料を毎月支払っていること程無駄なものはありません
ほとんど見ていないサブスクの動画見放題プランを契約しっぱなしであれば、解約してしまってYouTubeやアベマなどの無料動画サービスを視聴すればいいでしょう
保険代理店に言われるがままに入った保険も、本当に必要なもの以外は解約してしまいましょう。基本的に就業不能保険や介護保険は社会保険で十分ですし、年金保険はiDeCoを活用する方が所得税控除もありお得です
医療保険もほとんどが無駄になるケースが高いので、解約もしくは最低限の保障のみで大丈夫だという認識です
他にもスポーツジムに通っていないが運動しないことに気が引けて解約しない人も、思い切って解約してしまうと肩の荷が下りてホッとしたりします
割安に乗り換える
賃貸物件に暮らしているならば、引っ越しすることで家賃を下げることができます
また、引っ越しをすることでプロパンガスから都市ガスやオール電化に変わるのであれば、毎月の光熱費の削減にもつながります
3大キャリアのスマホを使っている場合、格安SIMに変更するだけで毎月3000円安くなることも珍しくありません
3大キャリアも近年は企業努力で安いプランを提供していますが、私の周囲を見渡すとプラン変更していない方が非常に多い印象です
また、楽天モバイルであれば料金3ヶ月無料です
出費が非常に大きいのが車ですが、一台の車を家族で共有したり、カーシェアを利用することで支出を少なくすることができます。また、そもそも車が必要なのかをもう一度確認してみてもいいと思います
節約
節水や節電を心がけると、10%くらいの支出削減になったりします
経済産業省のWEBページによると、最新機種と10年落ちの冷蔵庫を比較すると40~47%の節電に繋がることが記載されています
また、LEDランプと電球を比較すると86%の節電、最新のテレビと9年前のテレビで42%の節電、エアコンも9年前と最新で17%の節電に繋がるとのことで、これらも毎日使うとバカにできない金額差になってきます
参照
機器の買換で省エネ節約 | 家庭向け省エネ関連情報 | 省エネポータルサイト
1年間固定費の削減に取り組んだ成果
私は2020年から家計にメスを入れ、固定費の削減に取り組みました
引っ越しで家賃を下げ、プロパンガスからオール電化に変更したことで光熱費も大幅に削減することができました
使っていたスマホを夫婦で楽天モバイルに変更し一年間無料、ネット回線も解約し、2021年にかかった通信費は世帯合計で1000円を切っています
楽天モバイルはデータ使い放題なので、機器をネットにつなぐ際はデザリングしています。使用感に問題ありません。
また、医療保険も解約しました
トータルで年間80万円以上の固定費削減につながっています
これが一時的なものではなく、来年もその次の年も効果が持続します。固定費の削減は資産形成の第一歩といえます。なかなか腰が重くなって行動に移せない方も多いですが、早めの行動が資産形成につながっていくのです
これからも不定期でブログを更新していきます
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