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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

“投資はギャンブル”と言う妻から資産形成の協力を得た具体的なステップ【実体験】

青空を飛ぶカモメの写真資産形成において家族、特にパートナーの理解は必須と言えるほど重要です

自信がどれだけ倹約に励み、投資を行っていても、パートナーが散財してしまったら元も子もありません

 

特に「投資に理解のないパートナーにどうやって理解してもらおう」と悩む方が多いように見受けられます

 

私の妻は今でこそ家庭の資産形成に協力的ですが、はじめはなかなか理解してもらえず苦労しました

 

そんな私の体験談について紹介していきたいと思います

 

大前提:私の妻はこんな人

新しいもの大好き!家は新築マイホーム!車は新車がいい(妻は運転しません)!

格安SIMなんて嫌!iDeCo?NISA?なにそれおいしいの?

投資はギャンブルだからやめて!保険解約なんて私を殺す気?

飲み会大好き!財布はこのブランドじゃなきゃ嫌!

 

こんな感じのTHE☆お金貯まらない人間☆です

 

こんな妻ですが、自分の意見ははっきり言うが、人の話はよく聞いてくれます。頭はよくて理解が早い、最終的な判断はいつも私に任せるといった感じの人です

そして、漠然としたお金の不安を持っていました

 

現状と将来かかってくるお金について話すところから始めた

現在の世帯年収、老後に必要なお金、子どもが大学まで通った時の教育費、大学卒業時の親の年齢とそこから貯蓄できるだけの額はどれくらいか

 

具体的な金額を調べ、妻と真剣に話す場を作りました

二人で老後4000万、大学卒業までの教育費は一人当たり1500万円と推計し、二人で3000万、毎年100万貯金できたとしても、現状ではとても溜まらないという現実を知ってもらいました

 

このままの生活を続けていたら、いつまでも暮らしは楽にならないという話をし、まずは危機感を持ってもらえたようです

 

10年後にどれだけの費用がかかるのか計算する

妻に次に伝えたのは、支出が10年後にどれだけかかるのかということです

 

毎日300円お菓子を買っていたら約110万円

毎月スマホ代に6000円かけていたら72万円

飲み会に月に5000円使ったら60万円

 

月の支出が1万円でも安くなると、10年後に120万円の節約になる

具体的な数字を示すと理解も早かったようで、この話から妻のマインドが少し変わった様に感じていました

 

まずは保険の解約から、固定費の削減を始めた

まず取り組んだのは保険の解約

私にかかっている医療保険や就業不能保険は公的保険で保障は足りていることを説明、ここは納得してもらえ、すぐに解約しました

 

妻の契約していた医療保険は二人目の子供が産まれたところで解約することを承諾してもらいました

帝王切開で保険給付がありましたが、これまで支払った額よりも少ないことを伝えると驚いていました

 

次は通信キャリアを格安SIMへ変更してもらうよう話を持ちかけました

妻はもともとソフトバンク契約でしたが、格安SIMに不安を持っていました

 

ソフトバンクからワイモバイルに変更するだけで料金が3000円安くなること、困る事は何もないと何度も説明を繰り返しました

 

「あのネコが嫌い」と言っていた妻もようやくワイモバイルに変更、利用に満足したことを確認し、今年は楽天モバイル契約で一年無料に変更してもらうことができました

 

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毎月資産額を集計し報告すると妻のマインドも変わってきた

支出の削減の効果を見える化するために、毎月資産額を集計し、妻に報告していました

当然ですが、支出が減ると資産は右肩上がりに増えていきます

 

資産が500万を超えたあたりから、

「あなたのお陰でお金が貯まるようになってきた」という言葉を貰うようになりました

 

また、「節約レシピ頑張るよ」と言ってくれたり、安い食材を手に入れる努力をしてくれるようになりました

 

何にお金を使うか、夫婦でしっかりと考えた

私たちが本当に何がしたいのか、何にお金を使うのか、優先順位を決める話し合いも都度行って来ました。ブランドの財布は必要なのか、最新の車を買う必要はあるのか等

 

人間の欲には際限がありません。自分たちが本当に必要なもの、お金を掛けたいものはなにかを考えました

 

話し合いの中でまとまったことは

・たまの旅行にはお金を気にせず楽しみたい

・たまに外食したい

・子供のやりたい事は我慢させたくない

・本はたくさん買ってあげたい

でした

 

話し合っていくうちに、「車は動けばいい」、「スマホ決済使うから財布いらない」、「いろんなところに住みたいから家は賃貸で良い」といったように、価値観が夫婦で合致するようになりました

 

勿論全てを我慢するわけではなく、必要なものにもお金をかけるというスタンスを持っています

 

最近では「料理頑張りたいからこの電子レンジが欲しい」と言われ、やや高めの電子レンジでしたが、目的がはっきりしていたため購入することにしました

結果、料理が捗ったようで、満足度の高い買い物になりました

 

つみたてNISAを初めてもらうまで1年かかった

話し合ったり行動に移す中で、徐々にお金に関する価値観が随分と変わってくれた妻でしたが、資産運用の話になるとどうしても、「怖い」が頭から離れなかった様です

 

そこで資産運用は、私個人の貯金200万円を使ってつみたてNISAと個別株を始め、毎月の運用額の推移と含み益について報告することにしました

 

また、投資信託は複数の会社に分散投資していること、長期運用をすればまず負けないこと、複利相対性理論を発見したアインシュタインをして言わせた「人類最大の発明」ということを妻にそれとなく説明していました

 

相場にも恵まれ、運用額と含み益は右肩上がりで増加し資産が増加していること、配当金や株主優待が到着すると楽しそうにしており、徐々にではありますが興味を持ってもらうことができました

 

オリックスの優待が到着した時は妻と子供で楽しそうに選んでましたね。私のお金なのに。

 

そうして続けて1年、ようやく妻から「つみたてNISAだけならやった方がいいね」という言葉を貰い、スタートすることができました。これが2021年1月の事です

 

資産運用については私が管理している

妻の了承も得て、現在は夫婦つみたてNISAだけでなく、高配当株投資、ジュニアNISA、iDeCoの運用も行っていますが、管理は全て私が行うこととしています

 

それ以外の預貯金の管理も全て私が行っています。つまり全財産の把握を任されているわけです

 

妻曰く、「あなたに任せておけば安心だから」という、ある種の強迫にも似た信頼を寄せてもらっています

現在も毎月資産額を集計し、妻に報告しております。以前よりも将来のお金の事について話すことが増えたり、経済ニュースに敏感になりました

 

夫婦100%合意のもと行うことが大切だと感じる

夫婦が協力して資産形成を行うと、一人で行うよりも数倍の威力があります

お互いが同じ方向を向くためには、お互いの話をよく聞き、話し合っていくことが大切だと感じています

 

私が妻の意見を無視して勝手に投資を初めてしまうこともできたでしょうし、その方がいいからと引っ越しや保険の解約を自分主導ですることもできました

 

ですが、パートナーとの資産形成において夫婦関係は何よりも重要だと思いますし、双方が納得いかない形で行うことは夫婦関係の悪化を招くでしょう

 

今後も夫婦協力して資産形成に励んでいきます

 

 

今後も不定期でブログを更新していきます

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