投資を行うと配当金や売買益に税金がかかり、約20%の税金がかかります
投資は一定のリスクを取っており、景気後退局面では大きな元本割れを抱えて耐え忍ぶこともあります
ようやく値上がりをして売却したときに約20%の課税をされるというルールがあります
「結構持ってかれるなぁ」という認識です
資産形成に重要なのは「税制優遇上、有利な口座をフルで活用すること」です
- アセットロケーションとは
- 非課税口座では資産形成のペースが捗る
- iDeCoを速めに加入し、フル活用する
- 一般NISAよりもつみたてNISAで長期運用
- 家族がいる場合はその分の非課税枠も運用
- 早く始め、できるだけ満額で利用する
アセットロケーションとは
「アセット・ロケーション」とは税制優遇のあるアカウントを優先的に活用するアイデアのこと
「お金の置き場所」の最適化という意味で資産配分の最適化を意味する「アセット・アロケーション」という言葉のもじりです
日本では税制優遇口座としてNISAとiDeCoがあります
非課税口座では資産形成のペースが捗る
もしも運用益が非課税で、手元に丸々残るような事があれば、資産形成のペースは大きく捗ります
例えば100万円を投資し、年4%の利回りで運用した場合、20%の税金を引かれるかどうかの違いで30年後の最終額は70万円も違ってきます
例えばNISA口座で信託報酬が0.2%の投資信託を運用する場合、運用益が非課税なので、「年0.2%以上の値上がりで利益が得られる」ということになります
これは大きなチャンスだという認識です
iDeCoを速めに加入し、フル活用する
iDeCoは掛け金が全額控除になるので節税効果もあり、iDeCoをフル活用することで資産形成を加速させることが出来ると考えます
iDeCoの加入は2022年から20歳から65歳まで加入することが出来ますが、加入が遅れれば遅れるほど非課税枠が未使用のまま消滅していきます
55歳で加入しても非課税運用期間は10年分で、それまでの所得控除も積み立て枠も使えないのでは勿体ないと言えます
一般NISAよりもつみたてNISAで長期運用
資産形成を目指すのであれば、一般NISAは非課税枠が年間120万円で元本の拠出額の合計が5年間で600万円となります
※2024年より年122万円
一方つみたてNISAでは年間40万円を20年に渡って運用するので元本の拠出額が800万円となり、一般NISAよりも200万円多く非課税枠を使うことができます
ただし、個別株で資産形成を希望する場合は一般NISA一択となるので、そこは自身のスタイルに合わせたアカウント選びをする必要があります
家族がいる場合はその分の非課税枠も運用
夫婦で資産形成に取り組める場合は、それぞれNISA、iDeCoを運用することで世帯での非課税枠を増やすことができます
また、子供がいる場合はジュニアNISAも活用することで年間80万円の非課税枠を使うことができます
ジュニアNISAは2023年で廃止されますが、それでも資産形成の助力になるでしょう
早く始め、できるだけ満額で利用する
iDeCoにしろNISAにしろ、早く口座を開設し、できるだけ多くの非課税枠を活用することで資産形成が加速します
なかなか投資の一歩を踏み出せないうちに、非課税枠をどんどん減らしていることになります。「早く口座を開設すること」、「できるだけ満額で利用すること」が重要になります
出来るだけ早期に始め、両制度を満額拠出し、アセット・ロケーションに取り組むことが、更なる増額を目指せ資産形成に繋がると考えます
今後も不定期でブログを更新していきます
ツイッターもよろしくお願いします