私はインデックス投資と高配当株投資の二刀流で資産運用をしています
高配当株投資は日本株のみ、インデックス投資はS&P500指数に連動した投資信託をメインに運用しています
米国への投資は個別株やETFの購入は考えておらず、今後もS&P500に連動したインデックスの投資信託だけでいいと考えています
今回はその理由について、私なりの考えをまとめていきたいと思います
米国への投資はS&P500指数へのインデックス投資オンリーの理由
米国への投資はS&P500のインデックスのみ行う理由は以下の通りです
①成長率が高いため個別株でリスクを取る必要がない
②S&P500に採用されるためには厳しい条件があり、入れ替わりも多い
③アメリカ経済は長期的に成長を続ける
④為替を気にする必要がない
①成長率が高いため個別株でリスクを取る必要がない
S&P500は、アメリカを代表する500銘柄で構成された指数であり、長期的に右肩上がりを続けています
引用:S&P 500 Price, Real-time Quote & News - Google Finance
リーマンショックやコロナショック、9.11の際は大きく下落していますが、その都度復活し、2021年には史上最高値を70回もつけました
また、過去50年間の年平均成長率は7%となっています
これだけ長期間右肩上がりを続け、高い成長率を誇っており、500銘柄に分散が効いていている事を考えると、わざわざリスクをとって個別株に投資をする必要がないと考えています
②S&P500に採用されるためには厳しい条件があり、入れ替わりも多い
S&P500に採用されるためには次の厳しい条件を満たさなければなりません
・米国企業であること
・時価総額が53億ドル以上
・四半期連続で黒字を出している
・株に流動性があり、浮動株が発行済株式総数の50%以上ある
S&P500は米国の主要業種の主要企業をカバーすることを目的としており、独自の委員会によって銘柄が選定されています
また、年に4回銘柄を入れ替えており、採用条件をクリアしているほか、時代の流れや各企業の業績、今後の見通しなどを総合的に判断して決められています
このように頻繁に銘柄入れ替えを行うことで新陳代謝がなされ、指数全体が成長していく仕組みが作られているのです。個別株であれば自身で売買をする必要がありますが、こういった作業をオートでしてくれるのは手間も省けていいですね
③アメリカ経済は長期的に成長を続ける
米国は株主還元への意識が高い企業が多く、「会社は株主のもの」という意識が非常に強く、株主から集めた資本を上手く活用して企業価値を高められるかが求められます。その結果、ROE(株式資本からどれだけ利益を稼ぐことができたかを示す指標)は日本の2倍となっています
出典:http://www.am-one.co.jp/warashibe/article/fuyasu-20200821-1.html
また、米国は先進国では珍しい人口増加が続く国です
人口増加は労働増加&消費拡大に繋がる為、利益の拡大になります
米国企業はGAFAやマクドナルド、コカ・コーラ、P&Gなど、世界的ブランドとして事業を展開しているのも今後も成長する理由の一つです。新興国が成長し消費が拡大することで、アメリカの企業も恩恵を受けることが出来ます
今後も成長が期待できる米国の代表的指数に幅広く分散投資ができるのも、S&P500に投資する理由です
④為替を気にする必要がない
円安や円高、ドル転の手数料など、米国株を購入しようとすると考えることが多く、手間がかかります。私はこの手間が非常に面倒に感じています
私が投資している「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は円で取引で為替取引を考慮する必要がありません。積み立ての設定をして放置するだけです
私は極力投資に手間を掛けず楽に行いたいと考えているので、投資信託があっていると感じています
購入しているファンド
前述しましたが、私はSBI証券で「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を購入しています
S&P500に連動した投資信託の中で信託報酬が0.0938%と一番安いことが主な理由です
「e MAXIS Slim米国株式(S&P500)」も信託報酬が0.0968%とほぼ変わらない水準です
S&P500に連動したインデックスファンドを購入するなら上記のどちらかがいいかなというのが個人的な考えです
日本株は高配当株でオリジナルファンドを作る
米国への投資はS&P500に連動したインデックスファンドに積み立て投資を続けていますが、日本株はS&P500のような右肩上がりに成長&新陳代謝を行う指数はありません
その一方で、日本の中にも株主還元に積極的な銘柄は複数存在し、円によるキャッシュフローを受け取る事ができたり、税制面での優遇措置(配当控除)もあります
私は日本の高配当銘柄、約25社に分散投資し、オリジナルの高配当株ファンドを作っていこうと考えています
今後も米国のインデックス投資と日本の高配当株投資の両輪で資産形成を行っていきたいと思います
今後も不定期でブログを更新していきます
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