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電源開発を売却した理由と、みずほリースに新規投資│最近の取引状況と今後について

外に出れない自粛猫の写真最近の取引状況です。電源開発を売却、みずほリースに新規投資しました

 

電源開発を売却

電源開発を120株売却しました。株価下落で投資したい対象が増えていく中、比較的株価が堅調に推移していたこと、保有している中で不安を覚えることが増え、思い切って売却することにしました

 

2020年12月に最安値付近で購入し、当時は「いいタイミングでいい銘柄が買えた」と喜んでいました。増配をすることは無くても取得単価に対する利回りが5.4%ありましたので、「債券的な役割としては十分すぎる」と感じていました

 

しかし、世界的な潮流に反して火力発電に頼っているところ、今後脱炭素化に向けての設備投資に莫大な費用がかかること、2008年に着工した大間原発が2022年3月現在も運用開始の目途が立たず維持コストがかかっていること、有利子負債倍率が2倍あること等、保有中に懸念点を感じるようになり、安心して保有できる銘柄ではないと感じていました

 

2022年度の株主通信にはカーボンニュートラルに向けて、“多くの設備投資が見込まれるため、キャッシュフローは今後余裕のない状態が続くものと考えています。~中略~、連結配当性向30%を目安に安定的かつ継続的な株主還元充実に努める~後略”

と社長が答えています

 

これは私の邪推なのですが、EPSが250円を下回り現在の配当額である75円が配当性向が30%以上にあたるのなら、減配することを示唆しているように感じてしまいました。また、もともと株主還元や株価対策には積極的な企業ではないとも感じておりました

 

今すぐに減配するとは考えませんが、下落相場でお買い得な銘柄が出てきている中、不安視している銘柄を保有する必要があるのか考えた結果、この度売却することにしました

 

みずほリースに新規投資

最近はJT稲畑産業、三井住友FG、三菱HCキャピタルあたりを株価を見て1株ずつ購入していますが、新たにみずほリースと日本特殊陶業にも投資を始めました

 

みずほリースは国内リース業で第6位の売上高の企業です

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(出典:リース業界の動向や現状、ランキング&シェアを研究-業界動向サーチ)

 

17年連続増配中の累進配当銘柄で、今期は業績過去最高予想です

株主優待も豪華で、年に一回クオカード3000円分、1年以上の長期保有で4000円にグレードアップします

 

リース業界はストックビジネスで業績は安定している一方、国内での成長余地は低く、他社との差別化も難しいです。株価は世界情勢を受けて3月に入ってから年初来安値を更新しています

 

リース業は既にオリックスや三菱HCキャピタルに投資しており、先行き不透明な中投資の判断が難しく悩みました

 

最終的には配当性向に余裕があり今後も増配余力が十分にあること、比較的株価が安定している中で権利確定を目前にして年初来安値を付けるというのはチャンスだと考えたこと、リーマンショックを始め様々な暴落を受けてなお増配を続けていることを踏まえると、十分投資する価値はあると判断しました

 

リース業界は景気敏感株であり、株価が下がるときはとことん下がりますので、一気に買わず、権利確定までに100株を購入出来たらいいと考えています。3/11時点で50株まで購入しました

 

仮に2900円で100株購入出来た場合、配当+優待利回りは4.8%、一年以上保有で5.1%、ここに増配も考慮すると投資する旨味は十分にあるという認識です

 

その他の投資について

みずほリースは着々と買い進めているのですが、日本特殊陶業は1株ずつ買い始めています

 

自動車用プラグ、排気系センサーで世界一位のシェアを持つ会社で今期大増配をした銘柄です。今後電気自動車が普及する中でプラグの需要は減少するものの2050年に6割のガソリン車が使用されているという試算もあり、中古市場や補修市場からの需要は今後も続くと見られています

 

世界に45の拠点を持つグローバル企業ですが、配当政策は配当性向40%の業績連動型であり、業績が悪化すればおのずと減配となる点には注意が必要です。資源高による影響を懸念されてか株価は下落しています。3/11時点で利回り5.5%とお得にも見えますが、なるべく安いところでコツコツと拾っていきたいと考えています

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(出典:日本特殊陶業 決算説明資料)


累進配当を対外的に明示している三井住友FGは以前から利回り5.5%を超えたところで1株ずつ買おうと決めており、現在84株保有となっています。特別単元保有することにこだわっておらずいつか100株超えてたらいいなぁぐらいに考えています。銀行株であればMUFGを積極的に買いたいのですが、現在利回り4%を切ってしまっているので投資を見送っています

 

三菱HCキャピタルも520円台まで下がってきたので、およそ1年3ヶ月振りに3株程購入しました。こちらは日本で3位となる23年連続増配をしている銘柄で、今後も増配することが容易に予測できる銘柄です。増配率は低いのでなるべく安値で買いたいと思いますが、減配はしないだろうと思えるので安心して買い増しています

 

その他にもJT稲畑産業、三洋貿易あたりを少しずつ買っていますね

 

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今後について

みずほリースは単元まで積極的に買っていこうと思いますが、そのほかの銘柄に関しては今のところは1株投資をしながら様子を見るようにしています

 

日経平均は3/11時点で25162円、9/13につけた30795円から18.3%ほど下落しています

過去の暴落を見てみると、

・コロナショック -30%

・ITバブル崩壊   -43%

リーマンショック-51%

となっています

 

何をもって暴落と呼ぶのかは難しいところですが、今はまだ始まりに過ぎない可能性が十分にあります。キャッシュコントロールをしながら少しずつ投資を行い、もしも大きな下落が来た時には資金を張れるようにしていきたいと思います

 

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