5/12に行われた持ち株の決算発表について振り返っていきたいと思います
NTT
2021年度は売上高から最終益まで全て過去最高。そして今年度はそれを上回る過去最高予想で配当金も5円増配。4000億円の自社株買いも同時に発表となりました
毎年安定して過去最高を更新し続け、利益剰余金も積み上がり、配当金も毎年増やし、自社株買いも当たり前のように行う超ド安定銘柄です
文句を付けようと思っても見当たらないまさに完璧な銘柄だと思います
もしも私が個別株を1銘柄だけしか選べないと言われたらおそらくNTTを選択するでしょう。現在利回りが下がってしまい、100株からなかなか増やせていませんが、いくらでもほしい銘柄です
この右肩上がりの増配は美しいですね
(出典:HPより)
イノテック
2021年度は最終益過去最高、今年度は10%の減益予想ながら5円増配を発表しました
世界情勢の影響や円安、半導体需給の逼迫などで3ヶ月決算の数字は悪かったのですが、今年度の通期見通しはそこまで悪いものではなかったのでひとまず安心しています
配当性向は53.9%とやや高めですが、2/8に上方修正&増配を発表したこともあり、今年度もその可能性は十分考えられると思います。もともと配当性向を50%前後としているため問題ないともいえます
九州リース
まさかの2円増配です。驚きました。全く想定していなかったので嬉しいサプライズです
九州リースサービスは2022年3月の権利確定前に1000円分のクオカード目的で投資した優待投資で、私の投資スタイルに合わないことをしてしまったかなぁと考えていた銘柄です
2020年度にコロナウイルスの影響で業績は落ちましたが、2021年度はそこから回復し、今年度の予想はさらに上回る予想を出しています
とはいえそれほど強い数字と言うわけでもないなか増配してくれたのはありがたいですね
取得単価に対する利回りも3%を超えました。ここに1000円のクオカードを貰えることも考えると投資妙味が増してきたように感じます。指標も割安です。地味に減配していない銘柄でもあります
みずほリース
2021年度は世界情勢から株価が下落し、3月には業績下方修正も発表していたのですが、「まぁ17年連続増配してるし心配ないだろう」と楽観視して投資しました
2022年度は業績過去最高予想、配当金も20円増配を発表し、18年連続増配となる見込みです。素晴らしい決算ですね
中期経営計画には2023年度までに配当性向25%以上を目指すと記載がありますが、2021年度の配当性向は35.7%となっています。配当性向が上がっても増配を続けるあたりに株主還元への姿勢がうかがえます。そもそもリーマンショックの時には配当性向を40%に引き上げて増配しているので、ちょっとの事では増配は止まらないと考えています
(出典:中期経営計画)
今年度の予想配当性向は24%となっています。世界情勢の影響をうけやすい業態ですが、軽微なものであれば今後さらに上方修正もあるかもと期待しています
ジャックス
2021年度は業績過去最高、今年度は更に上回る予想です。2021年度は上方修正を3回も行い、結局配当金は前年度から55円増額と大幅アップしました。今年度はそこからさらに10円増配を発表しています
私はたしか2021年の7月あたりに購入したので、運よく上方修正の恩恵を受けれた銘柄でもあります。取得単価に対する利回りは6.6%となりました。本当に運が良かった
5/19に公表される新中期経営計画では連結配当性向を30%を目安とすることがあらかじめ発表されています
今年度の予想配当性向は30.2%ですが、今後も上方修正があるならばさらに増配していくことが期待できます
また、ジャックスは連続増配銘柄ではありませんが、減配はしない銘柄です。今後も長期保有で問題ないという認識です
まとめ
5/12の決算での増配は以下の通りです
NTT⇒5円増配
イノテック⇒5円増配
九州リース⇒2円増配
みずほリース⇒20円増配
ジャックス⇒10円増配
昨年も感じたのですが、連続増配や減配しない銘柄が非常に多いと感じています。少なくともこれまで株主還元に努めてきた企業は一時的な業績の低迷や一過性の損失による減配はしない印象ですし、そもそも業績が底堅いです
日経平均が下落していても、配当金は右肩上がりなら問題ありません。これからも高配当株の株数を増やし、長期保有で増配の恩恵を受けることで配当金の最大化を目指して行きたいと思います
今後も不定期でブログ更新していきます
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