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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

高配当株投資はストレスが少なく続けやすい投資手法だと考える理由7選&累進配当銘柄に分散投資すること

 

高配当株投資とインデックス投資の2刀流で資産形成を行っています

現在つみたてNISA、iDeCoのみインデックス投資、それ以外は高配当株投資をしています。高配当株投資はストレスが少なく、続けやすいのが個人的に好みです

 

高配当株投資が続けやすい理由

①含み損を気にする必要が無い

②売るタイミングを図る必要も損切りする必要も無い

③株価に一喜一憂する必要が無い

④日々の生活が良くなっている実感がある

⑤元本が毀損しにくい

⑥増配により簿価利回りが上昇する

⑦配当を含めたトータルリターンは指数をも上回る

 

順番にまとめていきたいと思います

 

①含み損を気にする必要が無い

株式投資は何よりも継続することが大切であり、一番やってはいけないことが市場からの退場です。そして、個人投資家が退場してしまう理由は一つ、含み損に耐えられないからです

 

ですが、高配当株投資は配当金に焦点を当てた投資手法ですので、そもそも含み損だとか含み益だといったものは気にする必要がありません。株価は下落して含み損を抱えたとしても年間配当金は下がりません。ただただ自分の納得いく株価で購入出来ればあとは持ち続けるだけです

 

②売るタイミングを図る必要も損切りする必要も無い

機関投資家であれば短期間で成果を出す必要があり、長期保有することはできません。しかし個人投資家はそういった制約はなく、ただひたすら持ち続ければOK

 

持っている株を売る判断は難しく、それが損切りとなると精神的負荷も甚大です

持ち続けているだけで配当という利息を得られるのは精神的に楽でしょう

 

勿論、企業の不祥事や事業構造上業績の回復が見込めないような場合は損切りする必要も出てきますが、一過性の損失による一時的な減配であれば保有し続ければいいと考えます

 

③株価に一喜一憂する必要が無い

株価は振り子のように揺れ動き、短期的な需給に左右されたり為替の影響を受けたりします。ですが、前述した通り売却する必要がない為、株価に振り回される必要がありません

 

株価が上がって嬉しい、下がって悲しいといったことを日々続けていると疲弊します

上がったら嬉しい、下がったら買い増しチャンス。それぐらいに捉えておけば問題なく、長期的には誤差だと認識しています

 

④日々の生活が良くなっていく実感がある

投資の最適解はインデックス投資だとよく言われています。私もそう思います

ですが、インデックス投資は日々の生活が良くなっていく実感はありません。毎月一定額を拠出し、15年以上運用を続けるという手法ですが、資金の捻出中はそれなりに苦労もあるかもしれません

 

その点、高配当株投資は年に複数回配当金が入金されるリアルな喜びがあります。配当金は再投資に使おうが旅行に使おうが自由。時には臨時支出の補填にあてることだって出来ます

実際私も最近飛び石で車のフロントガラスが割れてしまい、急な支出でしたが配当金で支払うことが出来ました

 

若い時のお金は貴重です。特に年齢を重ねていくとできる事やライフイベントも減少しお金の価値は下がっていきます。今の生活をよくすると言うのは高配当株投資の大きなメリットと考えます

 

kooonyaaa.hatenablog.com

 

⑤元本が毀損しにくい

含み損を気にしなくていいと前述したことに若干反するかもしれませんが、投資元本を守ることも大切なことと認識しています

 

グロース株に比べ、高配当株は株価が下落すると利回りが上昇する為、買い支えが発生しやすいことで元本を大きく毀損させずに済むと言うのもメリットでしょう

 

直近で印象に残っているのはJTです

ロシアとウクライナ間の問題で業績懸念から株価が下落しましたが、2000円を割れそうなところで下げ止まり、結果的に株価が下落前よりも高値を付けたということがありました

(出典:Yahoo!ファイナンス)

 

このように一過性の損失やその懸念による株価下落は買い時になる事が多い印象を受けています。菅総理就任時の通信株なんかも印象的です

 

⑥増配により簿価利回りが上昇する

高配当株には株主還元を積極的に行う企業も多く、そういった企業を長期にわたって保有すれば資産形成を促進することが出来ます

 

1株80円の配当が出る株を2000円で買った際の利回りは4%ですが、増配によって1株100円になった場合、簿価利回り(取得単価に対する利回り)は5%になります

 

業績のしっかりしており株主還元に意欲的な企業の株を購入すれば、保有しているだけで簿価利回りが上昇していく。これは短期売買を行う機関投資家にはない個人投資家だけの恩恵ですね

 

⑦配当を含めたトータルリターンは指数をも上回る

よく、“配当金を出す企業は非効率だ、その分を事業に投資した方が株主の為になる”といった意見を目にします。ですが、実際はほとんどの一流企業が配当を出しています。実態とは乖離した意見だという認識です

 

ジェレミーシーゲル博士の研究によると株価の成長と配当金を含めたトータルリターンについて、過去50年間でS&P500の利回り上位100銘柄のトータルリターンはS&P500を3%上回っています


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(出典:ジェレミー・シーゲル著「株式投資」)

 

また、上位10銘柄に絞るとS&P500を4%以上も上回っています




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(出典:同上)

 

このデータは1957年~2006年の50年間の古いデータですが、無視できる内容ではないでしょう

 

累進配当銘柄に分散投資を行うことが重要

高配当株投資は配当金に焦点をあてた投資手法である為、配当が減配しない銘柄や連続増配銘柄に分散投資を行うことが重要です。

 

基本的には時価総額1兆円を超える大型の高配当株をPFのコアにするのがいいと思います。マクロ的な影響を受けても対応ができ、参入障壁も築いてるでしょう。多少業績が落ち込んでも配当を出す体力もあります

 

そこに中小型株もトッピングして20~30銘柄程度に分散出来たらいいと考えています

銘柄は過去の配当推移やEPSの推移、株主還元方針などを確認し、今後も配当を安定的に出し続けられる企業を選定することが大切

 

私の最新のPFは以下の記事で紹介していますのでこちらも合わせて読んでいただけたら幸いです

 

kooonyaaa.hatenablog.com

 

機関投資家にはできない個人投資家の最大の強みは株式を長期保有できるということです。高配当株を長期保有し、配当金でさらに株数を増やしていき、配当金の最大化を目指して行きます

 

 

今後も不定期でブログを更新していきます

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