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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

自分の納得した株価で買うということ│最近の相場と投資状況について

日経平均は3/9には28623円を付けていましたが、その一週間後には一時27000円を割っています。その中で、自分が納得した株価で買うことを意識して投資していきたいと思う今日この頃です

 

最近の相場について

アメリカのシリコンバレーバンクが破綻したことを受けて、金融関連株を中心に株価が大きく下落しています。3/15にはクレディスイスの信用不安から株価が一段と下げました

 

少し前までは「日本株は調子いい」、「買うものが無い」といった感覚を持っていましたが、潮目の変化を感じますね。私のPFでも商社株やメガバンク、保険株といったこれまでPFを牽引していた銘柄たちが大きく下がっています。PFの時価総額も1300万に届きそうかと言うところから、一時1200万を割れるところまで下落しました。私自身、前日比-50万と言う数字を目にして「おぉー」と驚きました

 

上がりすぎた株価の調整、権利確定前の利益確定といった要素が複合したのかなと考えていますが、短期の株価の変動をあまり気にしすぎても仕方ありません

 

個人的な考えになりますが、金融関連株は2022/12/20の日銀会合での利上げ発表以降、株価を大きく上げていました。株価はピーク時より下落してきていますが、金利は0.5%のままです。これで利上げ前の株価に戻るのなら単純に旨味があるよなぁと考えているところです

 

とはいえ、相場のボラティリティを示すVIX恐怖指数は一時30を超えた程度、まだまだパニック状態にはなく投資家心理は安定しているようです。80を超えていたコロナショック時と比べると平穏そのものです

 

相場の過熱感を示す騰落レシオも100~120%で推移しています。大発会は75%だったので今は売られすぎというわけでもありません。個人的には買い場には現時点では程遠い印象です

 

大体において、影響と言うのは遅延して表出するものかなと感じています。コロナウイルスが中国武漢で発現したのは2019年12月です。そこから4か月後の2020年3月にコロナショックと呼ばれる暴落が発生しました。今回の銀行破綻も、忘れたころに影響が出るかもしれませんね

 

なんにせよ、未来の株価は誰にもわかりません。全力買いせず、いつも通り納得いく株価で一株投資をコツコツと続けていこうと思っています

 

“納得いく株価”について

さて、では“納得いく株価”とはいくらかなのかという話です。株価が下落したから買う、上がったから買いを控えるというのでは相場に振り回されているように思います。私は配当利回りがどの程度で買うかというのを意識するようにしています

 

以下の表は私の保有する買い増しをしたい銘柄の株価別利回り表です。塗りつぶした箇所は一株投資を始めようと思うライン=納得いく株価という考えでいます



また未保有株でPFに加えたい銘柄に関しても同様に表にして監視しています

 

この表はあくまで目安であり、PERやPBR、決算を見て決めることもあります。ですが、こうして可視化する事で下落時にうろたえることなく、むしろチャンスと考えられるようになるかなぁと思っています

 

名著“投資で一番大切な20の教え”では株の買い時について、「本質的価値を下回った時」と何度も書かれています。ですが、本質的価値とは株価がどの水準の時なのかと問われると難しい問題でしょう。単に指標面で割安だからというだけでなく、

 

時価総額

・参入障壁

・業界での立ち位置

・株主還元意識

・将来性

 

他にもまだまだあるでしょうが、こういったものも踏まえて考えなければなりません。本質的価値というのを自分なりに考え、最後は自分が納得いく株価で購入に踏み切る。ただし、投資をする前提でいると都合のいい情報ばかり集めている可能性もある為、一気に買うのではなく、現金と相談しながら少しずつ買っていく

 

こうして投資を続けていけば、大きな含み損を抱える可能性は低く長く相場に居ることが出来るのではないか。そう考えています

 

投資状況について

さて、最近の投資状況ですが、住友林業、三菱HCキャピタル、東京海上あたりに一株投資を行っています。

東京海上は前述した金融関連株の下落に付き合うように2600円を割れる水準になっています。出来れば2500円、利回り4%を超えたところで購入したい気持ちもあるのですが、3.8%なら問題ない水準でしょうね。減配はしませんし、本決算での増配もおそらくあるでしょう

 

三菱HCキャピタルも同じく金融関連株という事で700円を割れていますね。利回り4.5%、連続増配企業であり来期の増配も当然するでしょう。

住友林業は以前よりコツコツと買い付けています。利回り5%を超えていた時期が懐かしいなぁと思いますが、利回り4.75%なら十分かなと思っています

 

その他、メガバンクやジャックス、オリックスなどがもう一段下落しないかと期待しています。特にオリックスは来年までは優待ももらえるので、家族口座で購入してもいいのかなと思ったりします。未保有の第一生命も最近は株価が落ちてきていますので注視しています

 

株価の先行きは不透明感が強く、下落する余地はあるでしょう。短期の株価の未来は誰にもわかりませんが、長期的にはPBR一倍を割れている銘柄については企業の株主還元が強化し株価を押し上げるのかなと思っています。いずれにせよ、今まで通り納得いく株価でコツコツと株数を積み上げていきたいと思います

 

 

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