妻が妊娠してからというもの、お互いに口にするもには非常に気を付けています。
妊娠した女性だけでなくパートナーである男性も、食べていい物・悪いものを把握することが大切だと感じています。
いろいろと調べてみたので、紹介していきます。
胎児に影響があるもの
摂取量や種類によっては、胎児に影響する可能性があるものを紹介していきます
ミナミマグロ、マカジキ、ユメカサゴ、キダイ
胎児に影響を与えるレベルの水銀が含まれている可能性がある為、食べる量に注意が必要です。
1回に80g程度(刺身1人前、切り身一切れ)を週に2回までにしましょう。
※ミナミマグロはインドマグロとも言います。
キンメダイ、クロマグロ、メカジキ、メバチ
胎児に影響を与えるレベルの水銀が含まれている可能性がある為、食べる量に注意が必要です。
1回に80g程度(刺身1人前、切り身一切れ)を週に1回までにしましょう。
ウナギ
ウナギに含まれるビタミンAは、一定量を超えて継続的に摂り続けると胎児に影響が出る可能性が高まります。
1日40~50g程度に留めましょう。初期の妊婦さんは特に注意です。
ひじき
ひじきには無機ヒ素が含まれているというデータがあります。
1日4.7g(乾燥)以上を継続して食べ続けなければ問題ないとされています。
昆布
昆布に多く含まれるヨウ素を大量に摂りすぎると、胎児の甲状腺機能低下を招く可能性があるとされています。
摂りすぎに注意が必要な食品です。
刺身・魚卵
新鮮なものなら食べても問題ありません。
しかし、生魚にはまれに食中毒の原因菌があります。
妊娠中はなるべく加熱処理をした料理が望ましいです。
貝・甲殻類
食べても大丈夫なことが多いです。
ただし、食中毒が心配なので、新鮮なものを選び、なるべく加熱した方が無難です。
レバー
レバーにはビタミンAが豊富に含まれています。鶏・豚レバーは1日に4g程度、牛レバーは1日に50~60g程度にとどめましょう。
初期の妊婦さんは特に注意です。
生肉
十分に加熱処理をされていたいため、リステリア菌に感染して食中毒になったり、トキソプラズマという原虫に感染して胎児に影響が出る場合もあります。
しっかりと加熱していれば問題ありません。
ナチュラルチーズ
加熱殺菌していないナチュラルチーズにはリステリア菌が存在する可能性があります。
妊娠中は妊娠前よりも感染しやすいので、食中毒に注意してください。
食べる場合は必ず十分に加熱をしてください。
洋酒入りスイーツ
高温で焼かれていてアルコール分があまり残っていないものがありますが、そうでないものもあります。
アルコールは胎児に悪影響を与えます。少量ならいいですが、なるべく食べない方がいいです。
サプリメント、栄養補助食品
服薬前に医師に相談してください。
特に初期はビタミンAを含むものはNGです。また、大豆イソフラボンも推奨されていません。
ビタミンDと葉酸、後期はアントシアニンも摂りすぎに注意です!
摂取量に注意していれば、特に問題ない食品
摂取量を大幅に超えなければ、特に注意しなくても大丈夫な食品を紹介していきます。
ツナ缶、キハダ、ビンナガ、メジマグロ
通常の量を食べても問題ありません。
ただし栄養の偏りを防ぐ為、毎日同じ魚を食べ続けないよう注意しましょう。
青魚
あじ、いわし、さば、サンマ、ぶり、カツオなどの青魚は通常の量を食べて問題ありません。
ただし栄養の偏りを防ぐ為、毎日同じ魚を食べ続けないよう注意しましょう。
白身魚
鯛・タラなどの白身魚も通常の量を食べて問題ありません。
ただし栄養の偏りを防ぐ為、毎日同じ魚を食べ続けないよう注意しましょう。
加工肉
ウインナーやハムなどの加工肉は、塩分や食品添加物が多いため継続的に沢山食べるのは避けましょう。
ヨーグルト
現在、乳製品の摂取量が、赤ちゃんのアレルギー発症に関係するというデータはありません。
牛乳など、他の乳製品と合わせて1日200gを目安にしましょう。
プロセスチーズ
ナチュラルチーズと違い、加熱殺菌がしてあるので食べても大丈夫です。
ただし塩分を多く含んでいるため、食べすぎには注意してください。
卵
現在、卵の摂取量が赤ちゃんのアレルギー発症に関係するというデータはありません。
1日1個が適量です。
冷凍食品、インスタント食品
塩分や添加物が多いため、継続的に食べることは避けてください。
普通に食べる分には問題ありません。
インスタントラーメン
塩分や食品添加物が多いため、継続的に沢山食べることはNGです。
食べる時は野菜をプラスにする、使用する粉末のスープを半量にするなどして工夫してください。
スープを飲み切るのは辞めましょう!
チョコレート
含まれているカフェインは少量なので、そんなに気にする必要もありません。
ただし糖分が多く、カロリーが高いため、継続的に沢山摂取するのは避けてください。
キムチ、唐辛子を使った辛い料理
今までに食べていた量を食べる分には問題ありません。
ただし刺激が強いので、大量に食べるのは駄目。
胃炎や痔などの原因にもなります。
カレー
カレー粉などのスパイスは刺激が強いので量はほどほどに。
また、市販のルウは塩分が多めなので摂りすぎに注意!
味噌汁・スープ
塩分が多いので気を付けましょう!
家で作る場合は薄味を心がけて!
果物
食べすぎは果糖の摂りすぎになる為、1日200gを目安にしましょう。
グレープフルーツは薬の作用を増強させる場合がある為、薬を服用している人は食べる前に医師に確認を!
調味料一覧
唐辛子、タバスコ
今まで食べていた量を食べる分には問題ありません。
ただし、刺激が強いため、大量に食べるのは避けましょう。
胃炎や痔などの原因にもなります。
こしょう
今まで食べていた量を食べる分には問題ありません。
ただし、刺激が強いため、大量に食べるのは避けましょう。
カロリーオフ甘味料
摂りすぎてお腹が緩くなる場合もあるので、使用量に注意。
人工的に作られたものなので食品添加物になります。
低カロリーですが、多量の摂取は好ましくありません。
うま味調味料
人工的に作られたものなのですが、安全性は認められています。摂取自体は問題ありません。
ただし、控えめに使用してください。
醤油・味噌
塩分の摂りすぎは注意。添加物などが少ないものを選ぶといいでしょう!
わさび、和がらし、山椒
今までに食べていた量を食べる分には問題ないです。
ただし、刺激が強いため、大量に食べるのは避けましょう。
豆板醤
今までに食べていた量を食べる分には問題ないです。
ただし、刺激が強いため、大量に食べるのは避けましょう。
塩分も多く含まれているので、その点にも注意が必要です。
ハチミツ
ボツリヌス菌の胞子が含まれているため、乳児にはダメですが、妊婦の場合は胃酸により殺菌されるため、危険性はありません。
胎児に移行することもありません。
料理酒
調理の過程でよく加熱し、アルコール分が飛んでいれば問題はありません。
ハーブ・スパイス類
ハーブは大量に使用しなければ特に問題はありません。
スパイス類はたくさん使うと刺激が強いので、使用量と、1種類のものばかり偏って使いすぎないように気を付けてください!