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函館三大ビューポイント『摩周丸』。津軽海峡を結んだ海の上の展望台は絶景!【はこだてロマンティックビュー】

妻と函館旅行に行って来ました

函館三大ビューポイントと呼ばれる絶景ポイントがあります。

函館山山頂、五稜郭タワー、そして摩周丸です。

 

これまで、函館山五稜郭を紹介してきたので、最後の摩周丸を紹介します。

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摩周丸とは

青函トンネルが作られたのが30年前。それまで北海道と本州を繋いでいたのが青函連絡船です。青函連絡船の歴史は1908年から80年運行され、その中でも摩周丸は1965年から連絡船廃止となる1988年の最期の日まで運航していた船です。

 

現在は母港・函館に保存され、博物館としての余生を送っています。

 

はこだてロマンティックビュー

何と言っても甲板からの景色が最高です。

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函館山や水平線を一望でき、有名な八幡坂も遠くにみることができます。

この甲板は函館歴史風景の展示を設置しており、「海の上の展望台」とも呼ばれています。

 

また、音楽評論家の湯川れい子さんが、この甲板を「はこだてロマンティックビュー」命名。以来、カップルや夫婦のデートスポットとなっています。

 

汽笛の迫力がすごい!

毎日12時、17時の二回、運行当時に使用されていた汽笛が甲板から鳴らされます。この汽笛、滅茶苦茶でかいです。函館山にも届くほど大きい音で、函館の街に時刻を知らせています。

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この音を実際に甲板から聞いてみてください。絶対にびっくりします。ですが、どこか情緒があるというか、素敵な景色と汽笛の音が妙にあっているといいますか。

 

鳴るとわかっていてもびっくりしますが、決して騒音ではなく、今もいい思い出として耳に残っています。

 

当時のまま残る操舵室・無線室

運行当時に使用されていた操舵室が、現在は完全に公開されています。

よくテレビで見るようなレーダー

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よくわからないボタンの数々

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そして遠くまで見える望遠鏡

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この望遠鏡から函館山を見ると、頂上に人がいるのが分かります。はるか遠くまで見ることが出来て面白いですよ。

 

操舵室の後方には無線室があります。

触って体験することができるモールス信号や

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当時の古い資料も大量にあり、閲覧することができます。

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今はもう動くことはないですが、30年前までは実際に人を乗せ運行していたという歴史が伝わります。

 

旅行気分を味わえる指定席

摩周丸船内はとても広いです。少し歩き疲れたら、ぜひグリーン席で休憩してください。

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窓から観る景色はとても素敵です。私の妻も酔っています。

 

他に普通座席もあります。こちらは復元されたレプリカです。

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なかには北海道への修学旅行でここに泊まり、皆で雑魚寝した思い出がある方もいるのではないでしょうか。妻の母はその体験があるそうです。

 

また、ここにはキッズコーナーが設立され、自由に絵本を読んだり遊ぶことが出来ます。

 

戦争も台風も。苦難を乗り越えた青函連絡船

80年の歴史がある青函連絡船ですが、華やかな歴史だけではありません。

第二次世界大戦時は、米軍が北海道各地を空襲し、当時の青函連絡船は全滅しました。

この時に乗員乗客500人以上が死亡しています。

 

1954年には台風15号が襲来。当時の気象技術では予測が難しく、5隻の連絡船が沈没。死者・行方不明者1155名という歴史上最悪の水難事故が起こっています。

 

青函連絡船80年の歴史は、船内にパネルで開設されており、当時の連絡船の模型もあります。

 

このパネルの隣には船のしくみ展示室もあり、実際に使用された道具などが並べられています。

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アクセスと料金

函館駅から徒歩4分と、アクセスは非常にしやすいです。

料金は入館500円です。

 

また予約することで無料で船内ガイドをしてもらうことができます。

この船内ガイド、青函連絡船乗組員のナビゲーターが船内を案内してくれてたり、歴史や仕組みを紹介してくれます!

 

私はしてもらわなかったのですが、してもらえばよかったと大変後悔しています。

 

まとめ

青函トンネルが開通したことで青函連絡船の運行は終わりましたが、現在も青森と函館を自動車フェリーで結び、連絡船時代をしのぶ船の旅も行えます。

 

現在務めを終えた摩周丸は函館にありますが、青森には八甲田丸が保存されていますので、そちらも行ってみたいと思います。

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