妻と函館旅行に行って来ました!
函館の旅行で絶対に外せない観光スポットがあります。函館山と五稜郭公園です。
函館山の夜景は最強であることを過去記事で紹介しましたので、今回は五稜郭公園を紹介します。
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五稜郭公園とは
東京ドーム約5倍、面積25万㎡の広さを誇る国指定特別史跡です。
ペリー来航に伴い、開港した箱館を防備強化、開拓や産業の育成といった発展のため、1857年に五稜郭築造が開始。1864年に完成した日本で初めての西洋式城塞です。
そして、戊辰戦争時には旧幕府軍が拠点とし、箱館戦争の中心となった場所です。
江戸時代の最期を迎え、明治の幕開けとなった土地ということですね。
ちなみに入園無料です。嬉しい!
函館と箱館?五稜郭が星型なのはなぜ?
現在は『函館』ですが、明治2年までは『箱館』でした。なぜ改名したのかは諸説ありますが、根拠となる歴史的文献が存在していないそう。
気になる方は調べてみてください!
また、五稜郭が5つの頂点をもつ星型なのは理由があります。敵から攻められたとき、各頂点に大砲を設けることで、お互いに援護しあえること、敵の侵入を防ぐのに効率が良いからです。
これはヨーロッパの築城理論を取り入れられています。
こちらは当時使用された大砲。戦争は嫌だねぇ。
箱館奉行所は歴史の宝庫
園内には、当時の姿がそのまま残る箱館奉行所があります。こちらは、江戸時代に幕府の役所として設けられていた場所で、箱館戦争後に解体された後、2010年に復元されました。
昔の資料を元に建築様式や木材まで当時にならって再現され、人気の観光スポットとなっています。
こちらは実際に使用された銃
箱館にゆかりのある人を詳細に見ることが出来ます。
天井の梁も当時を完全に再現
とってもきれいです。館内写真撮影自由!
【料金】
大人:500円
学生:250円
未就学児無料
四季によって印象が変わる五稜郭公園の魅力
五稜郭は四季によって色とりどりの姿を見せます。
春は園内1600本の桜が満開になり
夏は白や淡い紫の花が咲き、つつじも花を咲かせます
秋は紅葉狩りが楽しめる紅葉になり
冬は雪が降り積もり情緒溢れます。
特に冬は、2000個のイルミネーションで彩る『五陵星の夢』が開催されます。
私たちは五月の中旬に行ったのですが、桜がまだ残りつつも青々とした木々に囲まれていました。
五稜郭を真上から見る!五稜郭タワーへ
五稜郭の側には、地上90mの高さから五稜郭の全貌を見渡せる五稜郭タワーがあります。こちらの展望室は無料では入る事が出来ません。
ですが、模型でわかりやすく函館の歴史を知ることが出来る五稜郭歴史回廊や、津軽海峡・函館市街・横津連峰も見ることが出来ますので足を運ぶことをお勧めします。
タワーの1・2階には、お土産店やカフェ、レストラン五島軒もあります。
特に五島軒のカレーは函館を代表する伝統のあるレストランです。口の中でとろけるビーフが滅茶旨い!
ファンには堪りませんね!
【五稜郭タワー料金】
入館:無料
展示室:大人900円、中高生680円、小学生450円
小学生以下無料
アクセス
五稜郭公園はアクセスは主に市電。電停五稜郭公園前から徒歩15分程度となります。有料駐車場もあり、車で来ることも可能です。
まとめ
ペリーの来航により、箱館は日本で一番早く開港し、欧米の影響を受け、戊辰戦争時は最後の戦場となりました。
幕末の激動の中、その中心となった箱館の五稜郭。新選組副長、土方歳三をはじめ多くの人間のドラマもみることができます。
個人的には、まな板を盾に旧幕府軍と闘った三上超順
けが人や病人を命を懸けて守った高松凌雲
この二人の話がとても面白かったです。
超お勧めなので函館に訪れたら是非観光に行かれてください!