持ち株決算振り返り&感想記事です。今回はヒューリックについてまとめました
【3003】ヒューリック(3.64%)
・25.12期の経常利益は前期比12.1%増の1729億円
・26.12期の経常利益は7%増の1850億円
・前期配当を60円→62円へ、今期配当を67円へ増配
〇感想
ヒューリックのダブル増配が発表されると、「あぁ、今年もこの時期が来たか」という感じがします。「やっと今年が始まったな」みたいな、「あけおめ」みたいな、そんな感覚です
今期の当初の配当予想は57円でした。それが3Qに60円、4Qも増配して62円。2024年度の配当額が54円でしたから増配率は14.8%。とても気持ちのいい増配率ですね
下のスライドにもある通り、上場以来17期連続増配を達成です。そして18期連続増配予定としています

(引用:決算説明会資料)
素晴らしいのが、2022年度から配当性向は40%なのに連続増配していることですよね。無理に引き上げるのではなく業績に応じて配当金が増加。成長が止まりません
今期の配当は67円予想。配当性向42%で最高値となりますが全然無理はありません。下のスライドには❝株主還元を強化❞とありますね

(引用:決算説明会資料)
またこのスライドに、ある通り、❝新中長期経営計画を策定、2026年2月3日に発表される予定❞です。いやー楽しみですね。株主還元に関しても何かしらの言及があるんでしょうかね
そもそも現在の中長期経営計画は2020年-2029年の計画で、2029年度に経常利益1800億円を目指すというものでした。それが現在の中期経営計画では2年前倒しで2027年度に達成するという目標になっています

(引用:中期経営計画)
それが今回の決算で2026年度に1800億円の予想を出しています。当初の目標から3年前倒しで達成するとのこと。本来であれば新中長期計画は2030年からでしたから、策定は4年前倒し

(引用:決算説明会資料)
まだ期初段階ですが、すでに今期経常利益1800億円には「目途が立った」と言い切っています。これまでも期初計画を上回る着地を常にし続けてきましたから、まず間違いなく到達するんでしょうね
2025年度の本決算なので、一応2025年度がどうだったかを見ておきたいと思います。2Qまでは進捗率は40%程度となっていました。ですが、下期から3月に完全子会社化したレーサムの利益貢献が本格化しています

(引用:決算説明会資料)
どれぐらい本格化したかというと、2Q時点の利益が46.5億、それが最終的に255.4億になりました。凄い利益アップですよね。計画よりも20億上振れたようです
前年からの不動産事業の増益に関してはレーサムの利益がそのまま押し上げた格好。下のスライドには、「期末の販売用不動産残高は約1200億円」とあります

(引用:決算説明会資料)
金融機関などが売り出す大規模の大量一括売り物件に対し、これまではヒューリックが欲しくない物件も混ざっていたわけです
ですが、レーサムと共同投資してバルク買いを行い、ヒューリックは安定した優良物件という資産を積み上げ、レーサムがヒューリックの基準にそぐわなかった物件をリフォームして転売や収益化する
これまでスルーしていた物件もレーサムに合うものがあれば共有しチャンスに変える。とてもいいシナジーが出ていますよね
2025年当初の経常利益予想は1640億円でした。それが10月に1700億円へ上方修正して、最終的な着地は1729億円と更に上振れています

結局のところ、2025年の初めに出した中期経営計画でも、2027年に経常利益1800億円という目標値を掲げています。それが2026年度に一年前倒しで達成できるペースで進んでいます。まだ策定から1年しかたってないのに凄いですよね
17期連続増配だけでなく、17期連続最高益です。なかなかこんな企業はありませんよね。私のPFですと決算シーズンのトップバッターが大体ヒューリックなのですが、いつも最高のスタートを切ってくれます。ほんとに頼もしい
それからM&Aですと、前回の決算の後、10/31に新たに「クックデリ株式会社」を子会社化すると発表がありました

(引用:決算説明会資料)
❝クックデリ❞は盛り付け、解凍のみで提供可能な「完全調理済み食品(以下:完調品)」を高齢者施設向けに1日20万食、約7000施設に提供しています
私も介護施設で働いているのでわかるのですが、厨房業務は介護現場と同等かそれ以上に大変ですし、人手不足が深刻です。朝は早く出勤して朝食の準備をし、夕食後の片づけは夜遅くまで。勿論シフト交代制ですが、高齢の方も多くて大変そう
この厨房業務の人材確保も大きな課題となっていますが、これから更に人口減少が加速していくわけです。そこで完調品の提供を通じて施設職員の負担軽減や人手不足の解消、業務効率化に寄与するものとして市場の拡大が期待されるわけですね
高齢者様の嚥下状態に応じて、食事形態も常食からソフト食まで対応していますので、幅広いニーズに対応できます

(引用:クックデリHPより)
ヒューリックも高齢者・健康関連事業として高齢者施設を保有しています。それらともクックデリを活用して省人化を行ったり、高齢者施設オペレーターとのネットワークに活用していくとしています
私は初めてヒューリックについて調べた時に、介護施設を運営していることを知ってとてもテンションが上がったことを覚えています
現在は高齢者施設を展開していく方針ではないですが、こうしてM&Aという形で高齢者福祉に携わってくれていることが嬉しいです
クックデリは「高齢者食のセーフティーネットを築く」、「世界中からフレイルをなくす」をミッションに掲げています。私も福祉に携わっていますから、とても共感します

(引用:クックデリHPより)
フレイルとは要介護になる手前の状態で、虚弱という意味です。こうした高齢者福祉に携わる企業を子会社化してくれたのがもう好きだし、利益貢献もしてくれると期待しています。これからも事業活動を追いかけていきたいな
さて、そんなヒューリックですが、決算を受けて株価は大きく上昇しまして、2000円の大台に乗りそうなところまで来ています。私は2023年末に300株購入して、2024年末までに600株にしました
この時は資金的にはかなり無理をして投資しましたし、その後含み損になった時期もありましたが、毎年最高益を出し続けているのですから株価も底値を切り上げて上昇していきます
あの時無理して買ってよかったなぁと思いますし、本当に投資してよかったと思える1社。今後も保有し続けますし、買い増しタイミングがあれば買って行きたいと思うところです
【前回の決算振り返り記事はこちら】
そんな感じ。早いもので1月も終わりますが、相変わらず仕事が忙しくてなかなか余裕がない状況です。そんな中でも持ち株の決算はちゃんと見ていきたい
最低でも10社ぐらいはこんな感じで記事にしていきたいと思いますので、よろしければ付き合って下さい。寝不足気味でもしかしたらへんな文章になってるかも。その時は炎上させてください。本日もここまで読んでいただきありがとうございました
今後も定期的にブログ更新していきます
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