妻が妊娠35週になりました
出産予定日まで残り一ヵ月。妻が妊娠してからいろいろありましたが、もうすぐ産まれてくるんだなぁと思うと感慨深いですね。
ところで、妻が妊娠してからよく男性に言われる言葉があります。
「子供が出来たら、奥さんは変わるよ」
結構多くの男性から言われましたよ、この言葉。それに結婚する前からよく耳にしていた言葉ではあります。
しかし、実際に妻が妊娠してからこの言葉に疑問を持つようになりましたので書いていきたいと思います。
妊娠して妻が変わるのは当たり前
妊娠して、お腹の中で子供を育てて、悪阻で食べることすらままならず、徐々に大きくなるお腹とともに様々なトラブルにあいながら10カ月を過ごす女性が変わるのは、至極当前のことだと思います。
私の妻も、悪阻が酷いときは食事の臭いを嗅ぐだけでも吐き気を催し、ゼリーしか食べられない日もありました。
まして出産も命がけ、無事に生まれてきてくれるかどうかもわからない子供のことを考えると、今まで通りに過ごす方が難しいのではないでしょうか。
お腹の中に自分とは違う「別の生き物」がすみ、妊娠後期には妻の意志とは無関係に動き回ります。
その「別の生き物」の為に煙草やお酒を我慢し、食事に気を付け、足元が見えないにも関わらず転倒しないように注意し、身体の変化と向き合わなければなりません。
こうやって考えると、妊娠は男性の想像をはるかに超える現象なんだと思いますよね。
自分の足の爪も満足に切る事が出来ない、靴を履くのも一苦労。そんな状況なんですよね、妊婦って。
妻が変わっただけではない、夫が変わらな過ぎている
女性は妊娠すると、10カ月以上の妊婦としての生活をし、陣痛からの出産を経て母になります。
一方男性はどうでしょうか。結婚して、ある日突然父親になります。
妊娠もつわりも陣痛も経験せず、自分自身の身体的な変化は何もありません。
自分が生むわけではないので、その辛さや痛さも体験しないまま、周囲からは「パパになりましたよ!おめでとうございます!」なんて言われたりするのです。
女性は親になるスイッチとして「妊娠・出産」があります。しかし、男性には親になるスイッチはないんですよね。
なので、自分自身でそのスイッチを意識したり、準備していくことが必要だと思うんです。
何もしないでいると、1人置いてけぼりになってしまい、「子供が出来てから妻が変わった」と言ってしまうのではないでしょうか。
妻の妊娠中、夫にできることは?妻への接し方は?
妊娠中の妻にできることはたくさんあると思います。
大事なことは、妻をサポートすること。
「自分は大切にしてもらえている」と感じてもらえることが大事だと考えます。
例えば荷物を持ってあげる、高いところでの作業を変わってあげる
お腹が大きくなったら足の爪を切ってあげる、靴下を履かせてあげる
肩や腰のマッサージをしてあげるといったことも、とてもいいと思います。
夫が率先して家事をすることも妻の身体的・精神的負担を減らすことに繋がりますよね。
出産の準備を率先してやろう!
妻が一人で妊娠・出産を迎えるのではなく、夫婦で取り組む。
この姿勢や思いが大切です。
子供が生まれるまでにママのケアや必要なリストを作ったり、実際に買い物に行く。
子供と子育てを生まれる前から「大変なもの」として捉えてしまうのではなく、「夫婦で一緒に楽しむかけがえのないもの」と捉えることが重要です。これは夫の腕の見せ所です。
また
・名前を考える
・赤ちゃんとの暮らしをシュミレーションする
・自分のことは自分でできるようにしておく
そういったことも妻に任せず、一緒に考えていきたいものですよね。
まとめ
私の妻も、妊娠してから変わったかと言われれば、変わったと思います。
ですが、それはお腹の赤ちゃんのことを考えてのことだし、それは『いい変化』であると捉えています。
最後に、これからパパになる方にお勧めの書籍を紹介します。
男性目線で女性の身体や心のこと、そしてこれから男性に必要なことについて書かれている一冊です。マンガ形式なのでとても読みやすいですよ。
あと、有名な漫画ですが「コウノドリ」もお勧めです。
記事で紹介しているので興味のある方は読んでみてください
私も夫から父へ、変わっていかなければいけないなぁと日々痛感しています。