20代で知りたかったお金と人生のこと.com

年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

7年務めた会社を退職し、7年住んだ仙台から移住しました│これからのお金のことについて

「満開の桜に包まれた立ち枯れのススキ(笹原川の千本桜)」の写真

7年間務めた介護施設を退職し、7年間住んだ仙台市から岩手県に移住しました。今回は備忘録としてまとめました

 

普段は投資やお金の話を中心に書いている当ブログですが、今回は私の情緒が不安定なので思うことを残していきたいと思います

 

丸7年務めた介護施設を退職

正式には3月末まで在籍ですが、最終出勤日は2/26でした。7年勤めたのですがちょくちょく有休も使っていたので有休消化期間は1ヶ月程度です

 

2017年に東京から仙台に移住してきて、現在の介護施設に入職しましたから、私にとっては仙台での初めてのコミュニティでした。そして一番多くの時間を過ごした場所でもあります

 

退職理由は岩手県への移住。まさか人生2度目の移住をすることになるとは思いませんでした。妻の両親が岩手県の実家を離れるにあたり、その空いた家に住んでいいという言葉をもらいました

 

立地が良く、小学校や中学校が近い。周辺施設もそれなりに揃っている。歩道も整備されている。長男が来年小学校に入るけど、その前年に引っ越せば入学前にコミュニティを作ってあげることができる

 

東北に住んでいない方からすれば、岩手県は寒さが厳しく雪が大変なイメージを持たれると思います。実際は地域に寄りますが、そこまでの豪雪地帯でもありません。寒さは厳しいですが

 

なにより、子供が二人産まれて賃貸で住み続けることに限界を感じていました。それなりに広い家に住まなきゃいけないと思うと家賃もかかりますし、毎回移り住むのも楽じゃありません

 

今回の移住の話は、私にとっても家族にとってもいい話でした。ですが、今の職場を退職しなければいけないというその1点だけ、最後まで気持ちの整理が付きませんでした

 

なんとか移住先から通勤できないかと考えましたが、車では約2時間、新幹線でも1時間かかる。「無理すればできるか?」とも考えましたが、体力仕事で不規則勤務。そしてどこでも働くことができる介護の仕事で、そして、自分自身介護の仕事であればどこでも通用する自身がある中で、あえて続ける選択をするというのは合理的ではありませんよね

 

あとは岩手でもコミュニティを作りたいとか、子供の通園に合わせて働かなきゃとか、これ以上Xの返信が遅くなるのもダメだとか、ブログ更新ができなくなるとか、いろいろと自分に納得する理由をぶつけまくって転職活動を行い、1月初旬に退職届を提出しました

 

 

7年もいれば嫌なこともありましたし、“こんなところ辞めてやる”と思っていた時期もありました。人の入れ替わりが多い中で、大半をチームリーダーとして過ごしていたのでそれなりに苦労はありました

 

ですが、今のチームは最高です。こんなにいいメンバーに恵まれることはもうないと思います。介護の仕事は多職種連携、チームケアです。介護士生活相談員、看護師、ケアマネージャー、機能訓練士、栄養士、家族、地域、そしてご本人様が一体となって支援にあたる事でいいケアを提供することができます。今のチームはそれができていた。本当に良かった

 

12月に、とある入居者様を看取りました。施設で最期を迎えるということですから、それは大変な支援です。私は既に退職が決まっていたので、“これが自分の最後の仕事”ぐらいの気持ちで対応していました

 

ですが、私が気合い入れる前に周囲のメンバーがテキパキと行動してくれていました。亡くなる2日前に最後のお風呂を施設職員が一丸となって対応してくれました。最期を迎える瞬間も若い夜勤職員の女の子が一生懸命対応してくれました。娘さんが納得してお母さんを見届けられて、本当にこの仕事をしてて良かったと思いました

 

こんな中でリーダーの私が離れるなんて残念で仕方ありません。仕方ありませんが、仕方ないですね

 

退職前に一度、退職後にも一度、送別会を開いてくれました。職場柄女性が多く、参加できた中で男は私だけでしたが、とても楽しい会でした。また会いたいなと思います

 

仙台から岩手へ移住しました

移住の理由は既に述べた通りですが、3/7に正式に転居してきました。私は千葉県生まれで大学も東京の大学を出たので、まさか岩手県に住むとは思いませんでしたね。なんなら寒いところが苦手で、沖縄に住みたいと思っていた時期もありました

 

引っ越しして一軒家に住み始め、子供は大喜び。妻も実家に戻ってきたので地元の友達もいますし、特に心配してない様子です。私は仙台を離れる寂しさの方が勝っていますし、岩手には知人もいませんから、不安の方が大きいですね

 

とはいえ、たいして仙台から離れてないんですよね。たかだか車で1時間半。すぐに行けます。ただ、県を跨ぐだけでこんなに距離を感じるのはなんなんでしょうね

 

割とメンタルは強い方だと思ってましたが、こんなに自分が女々しいとは思いませんでした。転職先の職場は12月の時点で決まってたし、子供たちの保育園も1月に決定。住む家もあるんだし、あとは生活に慣れるだけ、それだけなのに不安の方が大きいです

 

仙台は東北最大の都市ですが、都市圏から少し車を走らせると田舎風景が広がります。この都会と田舎が共存している感じが好きでした。また、東京へのアクセスも良く市内の公共交通機関も整っていて住みやすいなと感じていました

 

なにより、7年も住むとそれなりに親しい人もできるし、街に愛着も湧きます。生まれ育った場所ではなくてもふるさと感がありますね。もう住むことはないと思いますが、また住みたいなと思っています

 

引っ越し前日、子供たちの保育園の最終登園日、先生たちが泣きながら見送ってくれました。手作りのアルバムを貰い、私も泣きそうになりました。5年間、息子が首もすわらない時からお世話になりました。本当に保育園の皆さんには感謝しかないです

 

これからのお金のこと

一応このサイトの名前は「20代で知りたかったお金と人生こと.com」なので、人生だけでなくお金の事にも触れておこうと思います

 

まず、一軒家に住むことになりました。既に住宅ローンはご両親が完済してくれていますから、これまでかかっていた家賃がかからなくなりました。私の昨年の年間支出を年末の記事に紹介していたのですが、25%が住居費です。これがなくなるのですから、大きいですよね

 

【関連記事】

kooonyaaa.hatenablog.com

 

住居費に関しては固定資産税と火災保険以外は特に思い当たりません。固定資産税も安いですし、火災保険も大きな金額をかける必要も無いので、かなり大きな支出削減になりますね

 

一方で、収入も減ります。まず、私の年収はざっくり50~80万ぐらい下がります

転職活動時に、年収と職場の場所と休日日数のちょうどいいところを考えて決めました。転職活動自体は順調でしたし、高い評価を頂いたのですが、それでも給与は下がります。年収は300万円台になるでしょうね

 

また、今回の転居に伴い大きな支出が発生しています

まず引っ越し費用がざっくり9.4万円。相見積もりを取って最安値のところに依頼しました。小さい子供がいるので自分たちでやるというのは難しかったです

 

また、家のエアコンがもう古すぎるので買い換える必要があります。2台買うことになると思いますので、ざっくり20万の支出です

あとは、食洗器が欲しいですね。寒いので食器洗いが辛いです。据置型のタイプを購入する予定ですが、5万ぐらいはかかりそうです

 

光熱費もこれまで以上になりそうです。電気、ガス、水道の他に灯油も必要ですからね。実際に生活してみないとわかりませんが

 

細かいところですと、子供用の椅子や表札、近隣への挨拶の手土産、交通費、保育園が始まるまでは食費も嵩みます。2022年以降は毎月黒字を維持しているのですが、流石に3月は赤字になるかなと思っています

 

給与面で言うと、3月に2月分の給与が、4月に3月の有休消化分の給与が振り込まれる予定です。ですが、3月分は夜勤や残業の手当が無いので期待していません

 

4月1日よりあたらしい職場での仕事がスタートしますが、最初は夜勤もないですし、上期の賞与もほとんどないでしょう。妻も保育園が落ち着いてから働くので世帯収入も下がります。一応退職金が振り込まれますが、そのお金で補填する形になるでしょうね

 

第3の人生も頑張ります

26歳の時に仙台に移住して来ました。ここで第2の人生を頑張ろうと思っていたのですが、まさかここから岩手に移住するとは、第3の人生を送ることになるとは思いませんでした

 

そしてほぼ間違いなく定住することになるでしょうね。土地勘もなく知り合いもいないですが、ここで一生懸命生きていこうと思います

 

引き続き発信活動も続けていきたいと思いますが、最近は相場もあまり見れていないです。落ち着いたらまた投資についていろいろと書いていきたいですね。こんな何の学びにもならない文章を最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

Xもよろしくお願いします