持ち株決算振り返り&感想記事です。今回は全国保証とNTTについてまとめました
【7164】全国保証(3.59%)
・第二四半期の最終利益は前期比0.1%増の120億円
・通期予想の300億円に対する進捗率は40%
・2025年4月1日より1:2の株式分割を発表
・2026年3月を最後に株主優待を廃止
〇感想
株主優待制度が廃止と発表があり、多くの方から悲嘆の声が上がった決算発表でした
丁度この日から市場が15:30まで開いていることもあり場中決算となりましたから、決算を受けて株価が大きく反応していました
優待自体は2026年3月まではもらえますので、廃止発表がされた今でも100株保有していれば長期でグレードアップした優待を最低1回は貰えます。いつかのオリックスが優待廃止を発表した時と似た対応でありがたいです

(引用:決算補足資料)
オリックスを例に出せば、今年3月をもって株主優待が廃止となりましたが、その後の本決算で配当性向の引き上げが発表されました。優待廃止分を還元に上乗せする形の発表です。全国保証さんも同じ道を歩んでくれるのではないかなと期待してます
来年は配当性向を50%に引き上げますし、今年は自社株買いも実施していますから、今後更なる還元を行っていくには優待廃止は致し方ないのかなと思います。私は優待廃止は割とポジティブに考えているところでした。大崩れするような事業内容ではないですしね
同時に株式分割も発表しています。3000円未満で買えるようになります。2分割で来年の4月からで時期はKDDIと一緒。2026年の優待は200株必要ということです
あとは人生初の自社株買いも9月に無事に終了しています。信用が大事な会社ですし、言ったことはちゃんとやりますね。今期の総還元性向は68%。株主優待も合わせるともっとありますかね

(引用:決算補足資料)
業績は超安定してます。1Q時点では純利益は前期比で減益でしたが、2Qでほぼトントンに。1Qではなかった2Qでの負ののれん益が発生していますね。ちば興銀カードサービスを連結子会社化した際に発生したようです

(引用:決算補足資料)
いわゆるオーガニック成長(新規住宅ローン獲得)よりも、インオーガニック成長(既存の住宅ローン市場)の方が伸びしろがあるし、今後もM&AやABL貸付(財産などの動産を担保にした貸付)などを通じて展開していくことになるんでしょう
既に今期の既存住宅ローン獲得目標である6100億円を超過しています。中期経営計画の目標も達成できそうですね
(引用:決算補足資料)
オーガニック成長は楽天銀行を初めてインターネットバンクとして提携しました。最近はネットバンクが主流になってきていますから、今後の展開にも期待しています。
全国保証さんの決算を見る時はチェックしてる代位弁済と回収率です。ローンを返せなくなった方に肩代わりするのが代位弁済。その割合は0.08%の予想で進捗率??も大体その通りに来ていますね
ただ、スライドの文言には、「自営業者等の資金繰り悪化などの影響から、代位弁済率はコロナ禍前の水準まで緩やかに上昇する見通し」とこれまで見られなかった文言が書かれていたので、「おっ」と少しだけなりました

(引用:決算補足資料)
ただ、住宅価格も上がっていますから、資産などを売却してもらい、返せるだけのお金を返していただく回収率もいい感じです。2Q時点で代位弁済額は73億、回収率は41億。差し引き32億円程度が全国保証の損失ということになる感じ
体位弁済と関連性の高い失業率と企業倒産件数についても掲載がありあました。企業倒産、増えてますねぇ

私の身近なところでも、介護施設の倒産を耳にすることが増えました。私も他人ごとじゃないなぁと思い、施設の稼働率を上げるために日々頑張っております。どうでもいいですね。すいません
さて、そんな全国保証さんですが、私は優待が廃止したぐらいでは保有モチベーションは全く下がりません。引き続きいい企業だと思っていまして、配当利回り3.5%以上で一株投資を行っています
目標株数を200株、分割後400株を目標にしています。そうすると時価総額が100万を超える為、自信を持って「主力です」と言えるかなと。あとは中間配当を実施してくれた本当に言うことないんだよなぁ
【前回の決算振り返り記事はこちら】
【9432】NTT(3.43%)
・第二四半期累計の連結最終利益は前年同期比17.3%減の5547億円
・通期計画の1兆1000億円に対する進捗率は50.4%
〇感想
決算を受けて多くの方が「普通過ぎてつまらない」のようなことを発信されていて、NTTさんは可哀相だなと思いました。本決算で増配して、1Qで2000億円の自社株買いもしてるのですから、基本的に中間決算は何もないでしょうに
「水のようなものを飲んだら水でした、そんな決算」と、あるユーチューバーが言っていて声に出して笑ってしまいました。笑ってしまって申し訳ない気持ちです
決算資料を見ていて「おっ!」となったのは配当グラフのスライド。ここに「NTT法改正を受けて、中間配当の支払日を前倒し」とあります

(引用:2024年度第2四半期決算について)
中間配当の支払日が11/29になると書かれています。もし配当の分散を意識するなら、「11月の配当はNTTに任せとけばいいや」って思いました。11月に配当が貰える企業を探すのは大変ですからね
業績に関しては営業収益は過去最高ですが営業利益は減益です。純利益は営業利益の減少と前年度に株式売却益が出ていた反動もあり17.3%減としていますが、説明会では「収益、利益共に順調」と話してました
セグメント別に見ると、総合ICT事業、つまりNTTドコモが増収しているのに減益なのは面白いです

(引用:2024年度第2四半期決算について)
NTTドコモについて、「今年は顧客基盤の強化と通信品質の向上に注力していきたい」としており、そのためには投資とコストがかかってきているということです
NTTドコモの決算説明資料も見ましたが、第2Q時点でeximoのプラン移行が順調に進み、目標にしていた「60%をeximoに」は達成できているとのことです

(引用:NTTドコモ第二四半期決算について)
ドコモのHPでeximoのプランを見てきました。ギガの使用量に応じて段階的に料金が引きあがる仕組みですね。無制限なら7315円ですか。それはARPU収入も上がりますよね

(HPより)
ちなみに、低価格プランのirumoは思ったより増加していないそうなので、それも収入増加に寄与しているようです
KDDIの決算でも通信事業の競争が激化していると話がありましたが、NTTは積極的な顧客基盤の強化の方針が功を奏しているようです。ドコモの決算資料にもそのスライドは強調されていました

(引用:NTTドコモ第二四半期決算について)
これについて説明会では「これ以上やってもドコモからはとれないと思われるぐらいまではやる」、「シェア35%は絶対」と述べていました。こりゃすげぇ意気込みや!と思いました
もともと今年はコスト削減の投資を行っていくこととしていましたから、下期は少し持ち直すかもしれません。当初より2024年は構造改革期間としていましたし。そのなかで業績はまず順調ではないでしょうかね
あと、2025年からはIOWN2.0がスタートし、実際に大阪万博でIOWNが活用された実機が公開されるそうです。電力1/10で光速でデータが飛び交うのが目の前に現れた時の世間の反応が楽しみだったりします。今年の8月には台湾と東京をIOWNで繋いだようですね

(引用:2024年度第2四半期決算について)
さて、NTTはこの決算を受けて株価が少し上がりましたが、年始からはアンダーパフォームしている状況です。前回の決算で自社株買いを発表していましたが、追加の還元も示唆していましたね。
正直私はしばらくこのまま低迷してくれてて全然構いません。NTTも自身を持って「主力です」と言いたいので、まずは1万株目指したいと思っています。まだまだ先は長いですね
【前回の決算振り返り記事はこちら】
そんな感じです。全国保証、NTTともにコツコツ買い増しを続けています。今年の高値からは両銘柄とも下げている状況で、高値の時は「高くて買えない」と思っていたので、今は下がって買いやすくなり喜んでいるところでした
特にNTTはがやがや言われておりますが、自分が良いと思ったら、信じることができるなら買う。それだけです。今後もコツコツやっていきます。本日もここまで読んでいただきありがとうございました
今後も定期的にブログ更新していきます
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