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【24.2Q】横河ブリッジHD、パラマウントベッドHDの決算振り返り&感想

持ち株決算振り返り&感想記事です。今回は横河ブリッジHDとパラマウントベッドHDについてまとめました

 

※【】内は証券コード、()内は11/15時点の配当利回りです

 

【5911】横河ブリッジHD(3.96%)

・第二四半期累計の純利益は前期比39.7%減の35億円

・通期の純利益を105億円に10.3%下方修正

・20億円の自社株買いを発表

 

○感想

決算発表日が10/29、その1週間前に上期分の下方修正が出ていました。上期純利益を56億円→35億円へ37.5%下方修正でした

 

その為、決算で通期の下方修正が出ることはある程度織り込み済みだったでしょうし、上期の減益が37.5%であることに対し、通期の下方修正が10.3%というのはむしろポジティブだったのかなと思います。翌日の株価が随分上がってましたからね

 

また、20億円の自社株買いも発表しています。本決算時に「追加還元を検討」としていましたからどこかでやるとは思ってましたが、下方修正にあわせて実施するのはタイミングとしていいかもしれませんね

 

(決算説明会資料)

 

現在の中期経営期間は毎年10億円の自社株買いを実施していました。今年は倍の20億円ですから、それも株価が上昇する要因になったんでしょうかね

 

配当に関して、中期経営期間中の配当性向を30%以上としています。今期はもともと配当性向が38.3%でしたが、下方修正により42.5%まで上昇しました。

 

横河ブリッジさんが配当を下方修正するなんてことは無いと思ってましたが、やはりしませんでしたね。なんなら来年からの新中期経営計画では配当性向40%になるかも?なんて思ったり

 

本決算にて、2024年度も政策保有株式の圧縮について積極的に実施していくとしていました。上期の時点で約15億円の利益が出ています。上期の税引き前利益が50億なので、ざっくり30%分だと考えるとなかなかの金額ですね

 

(引用:決算説明会資料)

 

業績が下方修正した要因はエンジニアリング事業の低迷です

 

エンジニアリング事業は

・システム建築事業

・土木関連事業

・建築、機械鉄鋼他事業

 

この三つに分かれますが、システム建築事業が柱です。この事業が最近資源高やインフレ、人手不足による建築コストの増加から設備投資計画の延期や見直しから、予定よりも受注を下回っていました

 

第一四半期決算の時点では「第二四半期以降に業績の向上を見込んでいる」としていましたが、上期での巻き返しは厳しかった様です

 

ただ、決算資料には「第3四半期からの業績は確実に向上」と書いてあります。確実と言うからには確実に回復するのでしょう。なんせ確実って言ってますから

(引用:決算説明会資料)

 

計画の延期や見直しは、中小企業に多く見受けられた様です。上図には「全国展開の大手企業などへの調節営業を一層強化することを目的として『戦略営業室』を新設」とありますが、安定していて財務体力のある大手企業にアプローチする事を意識しているんでしょうね

 

尚、エンジニアリング関連事業の受注自体は過去最高です。土木関連事業で

大型案件があった為ですね。全体的に受注がいいですし、システム建築も向上や倉庫の需要はありますから、全然心配しなくていいですかね

 

あと、決算資料に着工した橋やシステム建築の写真を載せるのかっこいいですね

(引用:決算説明会資料)

 

さて、私は横河ブリッジHDについて、中小型株の推しです。なお、横河ブリッジは毎年中間決算と本決算で決算資料を出していますが、決算と同時には出ないので、このタイミングで記事にしてみました


【前回の決算振り返り記事はこちら】

kooonyaaa.hatenablog.com

 

 

【7817】パラマウントベッドHD(3.87%)

・第2四半期累計の純利益は前期比57.1%減の22億円

・通期の最終利益を15.8%下方修正

・40億円を上限とする自社株買いを発表

 

〇感想

前回の決算記事にも書きましたが、2024年は歴史的な制度改正が行われまして、医療・福祉現場は非常に混乱する時期もありました。改定時期も普段より2ヶ月遅れでしたので、ぐちゃぐちゃしてました

 

そんなこともあって第1四半期の進捗率は14.7%とかなり低かったのですが、中間決算でも後れを取り戻せず下方修正になりました

(引用:決算説明会プレゼンテーション資料)

一方で、自社株買いと焼却を発表してます。40億円を上限としています。取得上限額が180万株であることに対し、消却数は415万株です。発行済み株式総数の6.73%ですから、なかなかの規模ですね

(引用:決算説明会プレゼンテーション資料)


パラマウントベッドは過去を振り返るとそこまで自社株買いを積極的に行う企業ではありませんでしたが、今期からスタートして中期経営計画の株主還元方針には「株価や市場環境を勘案した機動的な追加還元」の文言があります

 

今回の決算で下方修正を出しての株価下落を和らげる追加還元ということですが、なかなかの規模で少し驚きましたね

 

業績はというと、前述した通り医療事業が報酬改正の影響もあって遅れています。あとは資源価格の高騰や人手不足で病院の経営自体が苦しく、事業投資が行えていないという現状がありますね

(引用:決算説明会プレゼンテーション資料)

 

私はよく入居者様の付き添いで病院受診にいくのですが、その病院によって人が慌ただしく動き回りながらひたすら待たされるところもあれば、ICTを活用してスムーズに付き添いを終える病院もあります。後者の方が利益率が高いのは言うまでもないですよね

 

ほんとであれば多くの病院でICTを活用していくことが双方にメリットがあると思うんですが、経営の方針とか人手不足とかでなかなか進まない現状を感じます

 

下期に向けて回復傾向になるとしていますが、昨年を超えることは無さそうですね

 

介護事業は堅調です。リカーリングビジネス(ストックビジネス)も順調に増加していますね。

(引用:決算説明会プレゼンテーション資料)

 

対して、健康事業は大苦戦していますね。現中期経営計画で第三の柱にしようとしている事業ですが、コロナ禍の反動、インフレによる消費マインドの低下が影響しているとのことです

 

通期の見通しもよくなく、「再成長に向け戦略の再構築へ」と書かれています

(引用:決算説明会プレゼンテーション資料)

 

総じて、事業環境はあまりよくありませんが、過去4年間最高益を更新し続けたのですから反動もあります。利益率の低下も「新製品発売に伴うプロモーション費用等、中長期成長に向けた投資的費用を計上」とありますし

 

純利益の減少も為替差損、減損損失、投資運用損など一過性かなと。数字以上に安定感はあると思うところです

 

 

さて、そんなパラマウントベッドですが、私は相変わらず含み損となっていますが、NISA枠が復活したら200株まで保有を増やす予定でいます。睡眠負債の経済的損失は15~20兆円と言われていますし、潜在的ニーズもあるんじゃないかな、なんて

 

ちなみに、パラマウントベッドも決算資料が決算と同時に出ないので、決算から遅れて記事を出してみました


【前回の決算振り返り記事はこち
ら】

kooonyaaa.hatenablog.com

 

 

そんな感じです。横河ブリッジパラマウントベッドも共に私の好きな中型企業で、今回の決算では下方修正と自社株買いを発表した仲良し企業です

 

事業環境が悪くても株主還元を緩めない姿勢がやっぱりいいなと。今後も断続的に買い続けていきたいと思います。本日もここまで読んでいただきありがとうございました

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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