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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

投資に必要な力は“感情のコントロール”である│人間は不合理な生き物であるということ

紅葉に彩られる曹源池の水鏡の写真

高配当株投資とインデックス投資の二刀流で資産運用を行っています

 

資産運用を行う上で一番重要なことは感情をコントロールする力だと考えます。経済力や相場を渡る実力も重要ではあると思いますが、何よりも自身を抑制し、ブレないマインドを持つことが大切であるという認識です

 

一時的な市場の動きに惑わされない

長期的投資を行う場合、市場の値動きに一喜一憂し翻弄される必要はないのですが、人間は感情的な人間であり株価の値動きに泣いたり笑ったりします

 

市場は予想外の収益や配当、インフレや政策変更などで乱高下を繰り返し、私たち投資家を誘惑しますが、惑わされては市場に踊らされている状態です

 

市場に踊らされている人がいる一方で、客観的に割安な価格で淡々と買い続ける人がいます

その資産が寝る間も惜しんで財やサービスを生産し、分配し続けます

 

 

気候の良い場所に住もうと思った場合、先週の天気だけを参考にしても無意味で、長期的に見て気候が良いかどうかを判断します

長期投資も同様で、一時的な市場の乱高下に振り回されてはいけないのです

 

日々の動向はそれほど重要ではない

一日の天気の移り変わりと同じように、市場の動向もそれほど重要なものではありません。その日は大変な天気だったとしても、一年後にはすっかり忘れているでしょう

 

長期投資は市場を無視し、企業に対する投資、つまり企業の事業や収益性、配当金の成長に注目する必要があります

 

一見すると不条理な市場動向も、歴史的に見るとある程度説明ができることが多いもの

歴史を知ると市場の動向に振り回されることもなくなります。暴落と呼ばれたリーマンショックやコロナショックでさえ、その後市場は回復しています

 

投資で大切なことは”感情をコントロール”すること

投資をする上で一番重要なことは実力や思考力ではなく、“感情をコントロール”することです

乱高下する市場の中で冷静で合理的であり続けるのは簡単ではありません

 

欧米で有名な空想上の哲学者ポゴは「敵は一人、自分自身だ」と言いました

イギリスの哲学者アダムスミスは「自分というものをきちんと理解していなければ、投資で成功できるはずはない」と述べています

 

人間は感情的な動物。市場の動向に振り回されずに当初の投資政策を堅持し続けることは、決して生易しいものではありません

 

人間は不合理な生き物

人間は感情的に生きる不合理な生き物です。以下のような経験を持つ方も少なくないのではないでしょうか

 

・勝ち続けるとそれが永久に続くかのような錯覚に陥る

・思いつきで買った株価を適正と判断し将来的に使ってしまう

・自分の判断力を過信する

・新しい商品に過剰に反応する

・自分は他の投資家よりも優秀だと思い込んでいる

・当たる確率が非常に低いにも関わらず、宝くじを買ったりギャンブルをする

 

人間は感情的な生き物で、株価が上がれば喜び、下がれば悲しむ。値動きが激しいほど泣き笑いも激しくなります

 

投資は「己を知る」ことから始まる

人間は心配性な生き物です。一年で10%上昇する株価の1ヶ月の上昇率は1%にも満たないのです。一日にするとほぼ0%。株価を気にしても意味が無いのです

 

プライド、恐れ、欲望、喜び、心配といった感情は投資の「敵」となる

投資は「己を知る」ことからはじまります。市場が引き起こす様々な混乱に飲み込まれず、冷静でいられるためには感情をコントロールする力が必要です

 

投資家にはそれぞれ“リスクの取れる投資範囲”があります。それは人によって100万円だったり1000万円だったりするのですが、何が起きても“リスクの取れる投資範囲”を超過しない範囲で投資を行うべきです。でなければ、感情的になってしまい失敗を起こしてしまいます

 

冷静な判断ができなくなるような状況を招きかねない投資をしてはいけない。苦労して稼いだ自分のお金だからこそ、使い方は慎重に決めるべきです

 

 

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