高配当株投資とインデックス投資の二刀流で資産運用を行っています
長期目標として掲げているのが、年間150万円の配当金、税引き後にならすと120万円、つまり毎月10万円の配当金を受け取れるようになることです
※本記事では税率を20%と仮定しています
2022年1月現在は月2万円の配当金を受け取れるところまで来ましたが、まだ目標の2合目です
今回は、どのような高配当PFを組めば月10万円の配当金を受け取れるようになるのか考えていきたいと思います
なお、これから取り上げる銘柄は完全に私の独断と偏見で選出しています。購入を推奨しているのではありませんのでご了承ください
パターン①5銘柄で組む
5銘柄で組んだ場合のPFでは以下のように考えます
いずれも株主還元の意識が高く、事業も安定している高配当株を選出しています
この銘柄群であれば安定した増配が期待できるため、実際の利回りはもっと高くなると予想します
パターン② 10銘柄で組む
高配当株10銘柄でPFを組むと仮定した場合はこのようになると考えています
金融セクターに偏っていますが、いずれも配当維持、もしくは累進配当を継続しており、日本に欠かす事の出来ない銘柄に概ね同額を分散したと仮定しました
5銘柄への分散と比べ利回りが低く、4000万円が必要となりましたが、より安値で買う機会を探れば利回りを上げることは可能ですし、当然ながら必要なお金も減ります
パターン③ 20銘柄で組む
さらに銘柄を増やし、20銘柄で組むとどうなるかを考えていきたいと思います
選出した銘柄は上記に加え、JT、武田薬品、コマツ、ブリヂストン、INPEX、積水ハウス、アサヒHD、稲畑産業、ジャックス、沖縄セルラーです
JT、コマツ、ブリヂストン、INPEXは直近で減配をしてはいますが、日本を代表する企業であることに間違いはありません
武田薬品は30年以上減配していません。また、ジャックス、積水ハウス、アサヒHD、稲畑産業、沖縄セルラーは10年間減配しておらず、累進配当銘柄であり業績も安定していることから選出しました
尚、作成上の手間を省きたいという理由から、三表とも時価総額を揃えることを意識して作成しておりますので配当金額にばらつきがあります。ご了承ください
月10万円の配当金を貰うために必要な資金と分散について
年間150万円の配当金を受け取る為には、利回り5%と加味して3000万円は必要であるという認識です。また、狙いどころとしてもちょうどいいのではないでしょうか。利回りが4%に低下するだけでも必要な額は3750万円に増加しますし、6%以上を狙うのは投資のタイミングや運にも左右されるでしょう
もちろん、長期保有をしていけば増配して利回りが自然に向上する事もあります。一方で、減配や事業悪化のリスクもあり得る話ですので、5%を一つの目安としておくのがバランスがいいと考えます
銘柄については個人の考えがあると思いますが、私はパターン③の20銘柄には最低でも分散させたいと思っています
“分散をし過ぎると投資効率が悪くなる”という意見も目にしますが、集中投資をすることのリスクとのバランスを考えた時に、最低でも20銘柄には分散させた方がいいという考えです
資産形成の過程では退場しないこと、失敗をしないことに重きを置きながら適度にリスクを取っていくことが大切です。急がず着実に、目標に向かって歩んでいきます
今後も不定期でブログを更新していきます
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