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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

“配当金>基礎生活費”の不等式と介護の仕事について【FI】


介護士として高齢者福祉施設で勤務しています

 

20代で2回転職をしています。今の法人が社会人キャリアとして3社目になりますから、現在の職場が環境的によく恵まれていることを感じます。それでも最近は少ししんどいと思っているのですから、もしかしたらこの仕事が向いてないんじゃないかと思ったりすることもあります

 

そんなとき、経済的自立を達成したいなぁと思ったりもする今日この頃です

 

配当金>基礎生活費について

年間の支出を配当金が上回ることができたら、極論働かなくても生きていける状態になります。そして基礎生活費が少なければ少なくなるほど必要な資産額も減っていきます

 

仮に手取り配当利回り5%のPFと仮定すると、毎月の支出が15万なら3600万の資産額で到達します

月20万なら4800万、月25万なら6000万、月30万なら7200万です。生活費が少なければそれだけ必要な資産額も減りますから、収入だけでなく支出に気を配る事も大事です

 

この“配当金>基礎生活費”という不等式の状態を達成することができたら、“お金を稼ぐために働く”という目的は必要なくなります。また、そのまま働き続けるなら、資産が減らずほぼ無限に増殖していくターンに突入します。ここまできたら、もうFI(経済的自立)ですね

 

現在の年間配当は57万、ここから税金が引かれますから大体月3.8万円ぐらいになるでしょうか。全然経済的自立には至りませんが、なんだかんだ月4万も目前になってきました。小さな金額ではありません。十分収入の柱だと思います。少しずつ複利効果を感じています

 

一方、現状は現金余力があまりありません。ジュニアNISA枠を早く埋めたいとか、日本株に追い風が来ているとか自分に理由を付けていましたが、気づかないうちに少しバランスを崩していたようです。今暴落がきたら何もできません。この状態は良くないですね

 

“焦ってもろくなことが無い、近道なんてない、地道に継続するしかない、そして続けてればいつか必ず到達できる。どっしりと腰を据えて長期投資をすればいい”

 

そう自分に言い聞かせていますが、どうも疲れてると思考がマイナスに傾いてしまうからよくありません。最近気づかないうちに少し短期的な視点になっていたかもしれません。反省

介護の仕事について

介護の仕事には魅力があります。10年目になりますが面白いですね。人によって向き不向きはあると思いますが、奉仕の精神をお持ちの方ならきっと続けられると思います

 

認知症になったら、自立した社会生活を送る事はほぼ不可能でしょう。ですが、知識を持った専門職=介護士が側にいれば、その方は最後まで人としての尊厳を保って生きることができます。家族も救われると思います。そういう介護士になれたらいいなと思っています

 

一方で、体力的には段々しんどくなってきました。夜勤が終わるとぐったりして明けの日は何もできなくなります。20代なら夜勤明けで寝ずにプールに言ったりしたものです。“これが加齢か”と実感します

 

私の法人は夜勤時間が短いのですが、その分夜勤明けは休日扱いになります。身バレを防ぐ為に多少時間を変えますが、22時~7時まで夜勤をして、家に帰って寝る。次の日は朝7時から早番勤務、そんな日はざらにあります

 

夜勤明けで早番が欠勤して残業したり、緊急対応で帰れなくなったり、そんなことも別に珍しい事ではありません。また、家に帰っても子供が家にいると休めません。子供は大好きですが、疲れてると余裕がありません

 

夜勤明け⇒早番⇒遅番⇒夜勤、こんな仕事をしていると体調を崩す方も出てきますし、体を壊す方、心を壊す方も出てきます

 

介護は感情労働と言われています。入居者様から時に心無い言葉をぶつけられることもあります。かけられている言葉は感謝の方が圧倒的に多いですが、記憶に残るのは嫌なことの方が多いかもしれません

 

そして一応私は管理職になるので、欠勤した職員のシフト調整をしたり、時には自分を犠牲にして勤務することもあります。それはそれで仕方ないと思うのですが、最近はこの状態が慢性化しています

 

年度初めの人事異動が起こって以降、抜けた職員の補充が無いままもう3ヶ月になります。期待していた職員が退職したり、育成がうまく行かなかったり。その穴を埋めるために奔走していますが、“なんで私がこんなことをしなきゃいけないんだろう”と思う気持ちが脳裏にありますから性格がよくありません

 

まだまだコロナも油断できません。高齢者施設はハイリスク施設として指定されていますから基本的にマスクは着用しています。この暑い中でもマスクをつけながら入浴介助をしています。これは本当に地獄です

 

会社、業界、政府、国、そこに期待してはいけないと思っています。自分の人生は自分で良くしていかなきゃいけないし、今置かれている環境は自分が選択しているものです。不満の原因は自分にあります。仕事は好きだから頑張る。投資も頑張る。家族との時間も頑張る。割り切らなきゃいけないこともある

 

そう思っていますが、ちょっと思考がマイナスになっている時期です

 

FI(経済的自立)を意識するようになりました

以前は“月10万の配当を貰える状態になる”というのが目標でしたが、最近はその先をよく考えるようになりましたしTwitterなどでも無意識に発信していました。前述した通り“配当金>基礎生活費”の不等式の状態ですね

 

介護の仕事が長く続けられるものではないかもしれないとは薄々感じていましたが、改めて言語化してアウトプットすると「60までは無理だよな」と思います。無理に続けて腰を痛める方を沢山見てきましたし、職場でもお金がない為にぐったりしながら深夜業務をする定年間近の職員もいます

 

かといってこの仕事以外をやりたいとも思わないですから、自分の体力に合わせて仕事の時間を調整したり、お金を気にせず働ける状態=FI(経済的自立)を達成したいなと感じています。なにより、いずれ自立してしまうであろう子供たちともっと一緒にいたいなぁと思います

 

あと、もともと60歳までフルタイムで働きたいとは思っていませんでした。5日/週、8時間/日、これって働きすぎじゃないでしょうか。人生に占める労働時間の割合が長すぎるなぁと新卒の頃からずっと思っていました

 

だからといって焦って投資してもいい結果はついてこないでしょう。前述のとおり、腰を据えて長期投資を心がけたいと思います。最近は気づかないうちに前のめりになっていたなと反省してます

 

また、矛盾するようですが特別お金を稼ぎたいとも思いません。TwitterのDMに大量にくる興味のない案件に手を出そうとも思いません。人生で一番大事なのはお金ではないし、本当に必要なものにお金ってそれほど必要ないなと入居者様の最期を看取るたびに感じます

 

それでも人生にお金が必要なのは紛れもない事実で、生活の土台になる事は間違いありません。漫画“闇金ウシジマくん”には「金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」という名言がありますが、全くその通り。多くの方にとって経済的に自立している状態を作る事は重要であると思います

 

生きるうえで大事なことは「自分が自分らしく生きること」だと思ってます。周りに流されず、自分で考えて自分らしく働き、自分なりに発信を続け、いつか“経済的自立”を達成したい

 

 

サイコロジー・オブ・マネーには「動き続けるゴールポストを止めよ」という章がありますが、私のゴールポストはもうここで動かさないようにしないとなと、“配当金>基礎生活費”、ここを目標に頑張ろうと思います

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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