持ち株決算振り返り&感想記事です。今回はパラマウントベッドについてまとめました
【6301】コマツ(3.87%)
・第一四半期の純利益は前期比16.9%減の911億円
・通期計画の3090億円に対する進捗率は29.4%
〇感想
前期比減益ですが、そもそも今期自体が減益予想です。その中で進捗率29.4%は高いですし、なんだか普通に悪くない決算だったなぁと思っています
減益要因はまず為替。前期は1ドル155円、今期は1ドル145円でしたからね。今期の見通しは135円で出していますから、減益とはいえ想定よりも利益に貢献しています

(引用:決算説明会資料)
あとは「物量差・構成差・他」という項目で103億円の減益。この中にはシンプルに物量減で55億、あとは一時的な費用として、「お客さんと話し合ってることがあって和解金の支払いがあった」ということ
インドネシアやチリでは売れているようですし、それほど大きな影響ではないとしています
前回大いに話題になったトランプ関税です。第一四半期自体の関税コストは「軽微だった」とのこと。在庫がありますからね。下期にかけて関税の影響は大きくなっていくので利益を下げる要因になります
関税による影響額に関しても、4月から色々と話が変わったことで修正がありました。本決算では1400億円の影響と仰っていましたが、最新の見積りで1100億円に修正しています

(引用:決算説明会資料)
上図のグラフには在庫部分が大きく減少しています。関税に影響をしないもともとあった在庫部分を再度精査したら4月の見込みから265億円減少したとのことです
内訳としては、米中関税については4月時点で関税が145%なんて話がありましたが、現状は8月までは30%、9月以降は54%とまだごちゃごちゃしています
鉄鋼・アルミは4月の時点では25%、それが現在は50%ということになりましたから、コストが増加します
相互関税は今回関税が15%になりましたので、4月の予想であった25%から下がったことでコスト減少です。この関税について、「25%から15%になりましたが、15%という数字がそもそも大きいです」と話しています
こうして書いていて思うのが、この関税騒動で各企業はほとほと迷惑しているでしょうね。発言が変わるたびにかかるコストを再計算して、資料を作り直して。こんなの予想しようがありません
関税への影響に対して「できることからやる。北米から出していたカナダや中南米向けを直送化していく。価格も定期の値上げを実施していく」としています。様々な事象に対応できるのが大企業の強みですよね。値上げは既に8月実施予定とのこと
一方で、「インドネシアがかなり悪い。2四半期以降に影響は大きくなりそう」と話しています。インドネシアは政治的な規制や石炭価格の下落が影響していて利益を大きく下げそう、と

(引用:決算説明会資料)
また、日本についても需要が低調と話がありました。日本はコロナ期に諸外国と比較して事業を継続できたため、需要を先取りした形になっている状態とのこと
全体感のお話として、「インドネシアは厳しい、日本も減収する。それ以外は心配していません」と話しています。下の売り上げのスライドでは北米のマイナスが大きいように見えますが、マイニングの売り上げが期ズレが発生したというのが実情です

(引用:決算説明会資料)
為替を除いた数値で見ればプラスで推移しています。色々ありますが、コマツはやっぱり世界になくてはならない企業です。日本が誇るグローバル企業ですね
また、本決算時点よりは不透明感は「曇天→曇り」ぐらいにはなったような感じがします。今期は配当性向が40%を大きく上回りそうですが、下のスライドのように配当予想は190円で大丈夫そうかなと思うところ

(引用:決算説明会資料)
為替自体は予想から大きく上振れています。為替感応度も1ドルの変動で営業利益に43億円のインパクトがあります
一方で関税の影響は在庫を消化していく分、下期にかけて大きくなります。色々とまだまだよくわからないことが多いですし、業績の見通しはつきづらいです。でも、心配することもないなという感想に落ち着きました。チャンチャン
そんなコマツですが、決算直後は株価を大きく下げましたが、現在はまだ配当利回りは4%を切っている状況です。なかなか投資がしにくいなと思っているうちにもう5年も投資していない状況になってしまいました
ずるずる下げてくれたら買いやすいのですが、最近は株価の戻りも早い。早く100株にしたいなぁと恋焦がれていますね
【前回の決算振り返り記事】
【7817】パラマウントベッドHD(4.94%)
・第一四半期の純利益は前期比30.7%減の10億円
・通期計画の100億円に対する進捗率は10%
〇感想
数字を見て、「計算しやすいなぁ」と思いました。100億円に対して10億円、進捗率10%ですからね。そして悪い数字だなぁとも思いました
パラマウントベッドは中間決算と本決算時にのみ決算資料が出るので、1Qと3Qは決算短信を読んで確認したり、それ以外のIRを見てます。まぁ総じて厳しい感じで書かれていますね
医療・介護・健康の3つの事業がありますが、そのすべてで減収。地域別でも減収です

(引用:決算短信)
理由は去年からずっと同じ理由で、円安に伴う原材料価格の高騰、賃金上昇を上回る物価高による消費マインドの停滞、人手不足の影響で、「もう本当に景気が悪いなぁ」って感じです
病院や介護事業所はそもそも利益を上げづらいので設備投資にやや消極的になるのもわかりますし、そもそも人手不足でそれどころじゃないって考えもありそうです
本当は人手不足を解消するためにパラマウント製品を使ったほうがいいんですけどね。私の職場ではパラマウントベッドの注力している商品である「眠りSCAN」を導入してから居室内での転倒が明らかに減少しました
バイタル(呼吸数、脈拍数)異常や睡眠状態も確認できるので本人の異常がすぐにわかります。最近、一見普段と変わりない入居者様が実は終末期の入り口にいる状態であり、家族にすぐに報告することでスムーズに医療機関に繋げられたケースがありました
これからますますこういったICT機器への投資が当たり前になり(というより、それしかない)、結果としてパラマウントベッドの業績が向上するというのは長期的にはそうなると思っていますが、なんせ今はよくないですね
国も介護施設に対してのICT導入の補助金を行っています。介護保険の流れとしても、「人材をどう増やすか」という視点ではなく、「現状でどうケアの質を保つか」となっています
ICT機器の活用、AIの活用をしての時間やコストカットを国は求めています。そう考えると、もはやパラマウントベッドHDは国策銘柄ともいえると思うんですよね
そんなパラマウントベッドさんですが、進捗率は低めなものの、通期の計画は変更していません。8月に発売される在宅向け介護ベッドを発売するなど、注力していくとのことです

(引用:療養環境に寄り添う在宅向け介護ベッド「楽匠 Fit」シリーズを発売)
介護ベッドのレンタルで在宅生活を継続される方も多くいますから、このように在宅型ベッドを強化していくのもいいなと思います
介護保険制度の根幹的な考えは、住み慣れた自宅で生活を送ること。そのなかで自分のできることは自分で、難しい部分は介護保険サービスを活用して自分らしく生きていけるようサービスを組み込んでいくこと、ですからね
ですが、正直今期も厳しいかな、期中の下方修正もあり得るかなと思っています。昨年も中間決算時に下方修正を出して、同時に自社株買いを発表しました。今年もそのパターンかもしれませんね
さて、私はというと、この決算を受けて株価が下落したので久々に1株投資をしました。企業としてとても好きでして、9月権利も段々と近づいてきたので余力と相談しながら買って行きたいと思っています
決算翌日には配当利回りが再び5%まできました。500株で優待グレードアップもありますし、株数を増やしていきたいなと思っています。推しの中でも、特に推しなんですよね
【前回の決算振り返り記事はこちら】
そんな感じです。話は変わりますが、8/2に祭りがあって、スノーアイスというかき氷みたいなものを食べました。めちゃめちゃ美味しかったです。夏は暑くて嫌になるけど、夏祭りは好きだなぁ
妻が言いました。「祭りとか旅行とか、そういうところにお金をケチりたくないよね。全力で楽しみたい。全力で楽しめないような人生にはしたくない」と。ほんとそうだよね
決算を振り返って企業に対して理解を深めて、自信をもって投資をする。配当をもらいながら長期的に投資を続けていく。そんな感じで配当を増やして夏祭りに繰り出してアイス食べて思い出作れたらいいなぁ
スノーアイス、超うまいので是非食べてみてください。600円しましたけどね。そして娘が道路に落としましたので2個買いました。ふざけんな。そんな感じです。本日もここまで読んでいただきありがとうございました
今後も定期的にブログ更新していきます
Xもよろしくお願いします



