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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

【暴落は買い】我慢強く買いチャンスを待つということ|機会損失は罪にならない

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投資の難しいところは「買い時」だと感じています。今買うのが果たして正解なのか、買った後に急落するのではないか、今買わないとドンドン上がってしまうのではないかと考え始めるときりがありません

 

機会損失を嫌って思い切って購入し、後から後悔したという経験をした方も少なくないでしょう。今回はそんな買い時と機会損失という考え方についてまとめたいと思います

我慢強くチャンスを待つ

株式は資産形成において必須と呼べるアセットクラスです。一方で、株式市場は融通の利く都合のいい場所ではありません。誰もが欲しいからといって高いリターンを得られるわけではありません

 

購入する良いタイミングは常にあるわけではありません。時として、動かずに状況を見極めることが最善策になるということもあります。掘り出し物が出てくるのを我慢強く待つことが、最高の戦略となる場合も少なくありません

 

積極果敢に動くよりも、資産がこちらに向かってくるのを待った方が良いパフォーマンスを上げる事ができることも多いのです

 

市場はサイクルがある

投資成績が順調で将来の見通しが明るく気分が良い時、人はこの好循環がこれからも続くと考える。逆も然りで、何もかもが上手くいかず、悪循環に陥ったような錯覚になる事もある

 

実際には市場は金利上昇や地政学リスクといった外因的な要因と、投資家の感情が入り乱れて株価は大きく動きます。具体的な感情としては強欲と恐怖、楽観と悲観、懐疑と軽信などでしょうか

 

投資を成功させるには、現在の自分の立ち位置をしっかりと把握し、それに応じてどう動くかを決める事が肝要です

 

コロナショックは絶好の買い時だった

2020年にコロナウイルスが世界で猛威を振るった時、株式市場は大暴落しましたが、今振り返ってみてもあの時は絶好の買い場でした

多くの投資家が絶望感から投げ売りする中、買いに向かうことができた投資家の成績は高パフォーマンスをたたき出しているでしょう

 

その一方で、2021年に積極的に投資を行った方はどうでしょうか

並外れたスキル、リスクへの高い耐性、幸運等によって高パフォーマンスを上げた方もいるでしょう。ですが少なくとも2020年に投資を行った方に劣後するのは間違いありません

 

最高の投資機会は資産の保有者が投げ売りするときに訪れる

個別株投資などのアクティブ運用の目標は、“本質的価値を下回る価格で資産を買うこと”です

 

資産を売却しようとするものはなるべく高く売ろうとします

ですが、投げ売りする場合は別。一刻も早くどんな価格でもいいから売ってしまおうと考えます。買い手にとってはこの「どんな価格でも」というフレーズが最も魅力的な言葉となります

 

米国で2008年に発生したリーマンショックを考えてみると、資金調達が容易だったことを背景に借り入れに頼った投資家がレバレッジを利かせて運用を行っていました

そうした浮かれた状態の最中に信用危機が起きたことで、売りに走った投資家が爆発的に増えたのです

 

この時に我慢強く投資機会を伺っていた投資家は最高の買い時を得る事が出来た事になります

それはこのリーマンショック以前に自身の立ち位置を把握し、皆がレバレッジを利かせて投資を行っていた時にリスクを認識できた投資家です

 

機会損失は罪にならない

投資の利点の一つは、損を出す投資をした場合に限り不利益を被るということです

損を出すような投資機会を見送った場合、それは勿論不利益にはなりませんし、むしろ得をしたと言えます

 

そして、儲かる投資機会を逃したとしても、それは大きな痛みではありません

人は儲かる投資機会を逃した時に「買っておけばよかった」と激しく後悔します。ですが、未来は誰にもわかりません。投資対象が大きな利益を生むかどうかを知る術もありません。儲かる投資機会を逸することは、損をする投資に手を出すほど重要な問題ではないのです

 

投資の神様、ウォーレン・バフェット「株式市場に見逃し三振はない」はあまりにも有名な格言です。バットを肩に担いで打席に立つのがバフェット流の「我慢強くチャンスを待つ」投資手法です

 

 

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