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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

伊藤忠商事、日本ケアサプライに新規投資│投資した理由と銘柄に対して思うこと

エンジニアのトイプー社員の写真

タイトルの通りです。伊藤忠商事、日本ケアサプライに新規投資しました

 

伊藤忠商事を新規購入

“非資源商社の雄”、“三方よし近江商人と呼ばれる伊藤忠商事を新規購入しました

滋賀県にルーツを持ち、繊維ビジネスが発祥で消費者ニーズに合わせたビジネスを行ってきたことからこう呼ばれているようです

 

三菱商事三井物産伊藤忠商事住友商事、丸紅を5大商社と呼びますが、個人的には三菱商事三井物産伊藤忠商事に投資をすれば総合商社は十分かなと思っています

 

住友商事、丸紅も優良企業と思ってはいますが、業績に連動した減配があること、時価総額、純利益額を見ても3社とは離れていることもあり、投資先としては検討していない状態です

 

さて、伊藤忠商事は“非資源商社の雄”の異名(?)通り、非資源分野で大きく稼いでおり、資源価格の変動による業績低迷のリスクも低いことから、総合商社で一番の安定感を誇っているように見受けられます

 

2020年のコロナショックでも純利益は前年比ー20%に抑え総合商社の王者になり、2021年は過去最高を更新

(出典:決算説明資料)


また、過去をさかのぼると2016年3月期に資源安で赤字転落となった三井物産三菱商事とは対照的に、伊藤忠は黒字を維持し増配も決めています。今期も最終益7000億円と2021年度と遜色ない数字です

 

株主還元にも積極的な姿勢に好感を持っています

中期経営計画ではステップアップ下限配当を導入とし、

 

2021年度⇒110円

2022年度⇒120円

2023年度⇒130円

 

としていましたが、業績上振れの為に一年前倒しで今期の配当を130円に増配しています

(出典:決算説明資料)

 

さらに累進配当を宣言し、減配はしないという意思表明をしています。実際に今期は10年連続増配予定となっています

 

伊藤忠商事は投資を始めて以来、ずっと欲しかった銘柄です。2020年に世界一の投資家であるウォーレンバフェットが株式の5%を保有したと報道を受けて以降、株価はぐんぐん上がり、業績の安定性や強烈な株主還元からなかなか株価が下がってきませんでした

 

現在の株価は3683円、利回り3.53%。正直少し物足りなさを感じています。ただ、これまで株価を追ってきた感覚では、これ以上の下落はあまり期待できないと考えています。

 

ですが、今後の下落にも備え小さくコツコツ買っていきたいと思います。9月は権利落ちもありますしね。現在12株保有となりました

 

日本ケアサプライに新規投資

伊藤忠商事とは別に、日本ケアサプライにも新規投資しました

 

三菱商事が1998年に設立した子会社で、2004年に東証マザーズ上場、現在はスタンダード上場の企業です。福祉用具レンタル卸企業として設立され、介護保険対象商品を福祉用具貸与事業者にレンタル、販売しています

 

また、事業者向けのECサイト運営や食事サービスも行っています

福祉用具のレンタル卸事業は上場企業に同業他社がおらず、ほぼ日本ケアサプライの寡占状態です

 

事業ビジネスは日本ケアサプライから事業者やメーカーを通して利用者にレンタルし、使用後に返却され、洗浄後にまたレンタルに回すといった循環型の事業内容。シンプルに利用者が増えればその分売り上げが上がる仕組みとなっています


レンタル事業は長期的に契約が続けば続くほど利益に繋がるストックビジネスです。福祉用具は一般的なサブスクのとは違い、必要に迫られたために契約することになります

 

例えば車いすは歩くことが出来なくなった入居者様の足となります。何か支えが無いと立てない方であれば、手すりを付けることで立ち上がる支援に繋がります

 

私は本業が介護士なので、福祉用具とは普段から関わりがあります。福祉用具は高齢者にとっての資源です。簡単に解約されることはありません。景気も関係ありません

 

また、日本は2025年問題がもう迫っています。2025年問題とは団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、人口の4人に1人が後期高齢者になるというもの。介護の担い手が不足し、認知症の発症者も増加すると言われています

 

介護離職者の増加による働き手の不足やそれに伴う業績の低下なんてのも言われてますが、そんな日本の内需を捉えている事業でもあります

 

事業所も全国に展開されており、幅広いニーズをとらえている会社と言えるのではないでしょうか

 

そんな日本ケアサプライの9/2終値は1466円、配当利回りは4.77%と高配当です

今期の一株配当は70円。配当性向は68%とやや高いですが、中期経営計画には“利益水準に関わらず1株につき70円の年間配当金額を維持することを目標とし~”とあります

(出典:中期経営計画)

 

配当性向の高さはやや気になるところではありますが、株主の70%が三菱商事と、三菱商事資本提携しているALSOKなので、グループ内に利益が循環する構造とも言えます

 

また、財務も無借金、自己資本比率70%と鉄壁、2021年度のROEも11倍と収益性も十分です。配当も2015年から非減配。配当は4倍になっています

 

現在10株保有中。こちらもコツコツ集めていきたいと思っています

 

その他の投資状況について

その他の投資状況としては、相変わらず三菱UFJと三井住友FGをコツコツ買っています。日経平均は8/29に762円と大きく下げましたが、その翌日には反発するなど28000円前後で動いています

 

株価が大きく下落すると動揺が大きくなりますが、慌てずコツコツと資産運用を継続していくことが大事です。一番の愚行は狼狽え売りからの退場です

 

未来は誰にもわかりません。明日の株価がどうなるか、一年後はどうなるか。そんなことを気にせず、永続的に利益を出し続けられると思う企業に自分の納得できる株価で投資を実行する

 

一円でも多く投資に回し、一株でも多く株数を積み上げる。その積み重ねを今後も続けていきます

 

 

今後も不定期でブログ更新していきます

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