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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

持ち株の決算による年間配当金の変動と売却を検討している銘柄について│保有銘柄数について思うこと

持ち株の決算が全て終了したので簡単な感想と、持ち株の保有数について考えていることをつらつらとまとめていこうと思います

 

決算の感想

持ち株の決算が終わりましたので感想です 

 

商社株を筆頭とした円安の恩恵を受けた企業などは好決算を出した印象です。その一方で、インフレやロシア・ウクライナ問題に起因する原材料価格の高騰により、売上高は過去最高でも、コスト増で営業利益率が低下した企業が多かったですね

 

2021年度はコロナショックからの復活で前年比大増益、大増配を連発していた印象があります。そこと比較してしまうと、今年は“減益”・“下方修正”の文字を見かける頻度は多かったと感じます

 

市況自体、昨年と比較して悪い一年でしょう。ロシア・ウクライナ戦争が勃発したのも、アメリカの金利が上昇して急激な円安になったのも今年です。コロナウイルスも依然として収まらないどころか、第6波、第7波と患者数は増加しています。企業業績が落ち込んでも仕方のない一年だったと思えばいいのではないでしょうか

 

持ち株でも減益や下方修正を発表し株価を落とした銘柄がいくつかありますが、将来にわたって低迷するような内容ではなく、あくまでも一過性の損失であると認識しています

 

そもそも、上場以来ずーっと業績が成長し続け、毎回好決算を発表する企業が日本にどれだけあるのでしょう。逆に業績を落として株価が下落した時が買い時ではないでしょうか。好業績な企業だけを買っていたら、いつか業績を落としたときに含み損を抱えることになるでしょう

 

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年間配当金の変動について

保有株で決算を受けた32銘柄中、増配が9銘柄

以下のグラフに決算前後の1株配当金、保有株数、年間配当金の増加額をまとめました

率直な感想としては、もう少し増配する企業は多いと思っていました。稲畑産業住友倉庫なんかは増配するだろうと思っていましたね

 

特に住友倉庫三井倉庫が増配したことを受けて株価が上昇していただけに、決算発表後に株価が下落するという一面がありました

「株価は思惑で動いて材料で売られる」という言葉もあります。決算を受けて株価が下落するのはまさにそれですよね

 

とはいえ、今回の決算を受けて年間配当金は17,987円増加しました。この間、特別なことは何もしていません。購入した銘柄を保有し続けただけです

 

増配は高配当株投資の一番の魅力だと思っています。購入価格に対する利回りが上昇していく。今回の増配でJTの簿価利回りは9.47%まで上昇しています

 

そして、私にとって一番重要なことは“減配が0だった”ということです。普段から連続増配、累進配当、非減配銘柄をPFに組み込むことを意識しています。JT、コマツといった業績連動に応じた配当を出す企業は減配する可能性もあると認識していますが、それ以外は減配しない銘柄のみを購入するようにしています

 

私の高配当株投資の目的は配当金の最大化。減配することを最も恐れています。市況が悪い中で減配が無かったのは非常に嬉しい結果ですね

 

【本決算時の増配の推移はこちら】

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PFの保有銘柄数について

私のPFの銘柄数は現在34銘柄です。これを多いと取るか、少ないととるかは人それぞれ。以前より「分散は十分にした方がいい」という考えを持っていましたが、それは今でも変わりません

 

ただし、現在の高配当株PFの時価総額は1075万円。この時価で34銘柄はさすがに多すぎるかもなと思うようになりました。

 

正直なところ、三井住友FGや三菱商事伊藤忠商事と言った累進配当を公言している大企業にもっと資金を振り分けることができていたのなら、もっと年間配当金は大きくなっていたと感じてしまいます

 

以前より主力銘柄についてはNTT、KDDI三菱商事三井物産伊藤忠商事三菱UFJ、三井住友FG、東京海上JT積水ハウスオリックスの11銘柄を考えています。それ以外にも三菱キャピタルや稲畑産業といった企業も主力候補として株数を増やしていきたいと思ってます

 

売却を検討している銘柄について

PFの中にも将来性に不安を持つ企業があります。また、株価が上昇してしまいほとんど保有数を増やせなかった銘柄や、配当は安定しているけど今後の増配は期待できない銘柄もあります

 

具体的に銘柄を出すと、ティーガイア、サムティ、三洋貿易、JR九州です

 

ティーガイアスマートフォンの販売代理店で日本首位ですが、縮小産業でありEPSも年々下落しています。2019年を最後に増配もありません。株価も右肩下がり。優待は旨いのですが、業績には不安を感じていますし、スマートフォン販売代行業務以外の収益が弱いのも不安材料です

 

ティーガイアを購入した当時の記事がありますので、良ければご一読ください。2021年の大納会で購入していたんですね。忘れてました

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サムティは保有数が少ないことや不動産業という景気敏感な側面があること、現在の含み益が配当10年分以上ある事もあり、売却してしまってもいいかと考えています

 

三洋貿易は優良企業だと思っています。配当政策も実質累進配当で、次年度の増配も発表しています。ですが、保有数が16株と少なく、株価もやや上昇してしまったため買い辛さを感じています。一旦利確しようかと思っています

 

JR九州は配当金を93円で維持し続けてくれており、株主優待も満足度があるのですが、今後も増配するかと言われると期待はしない方がいいでしょう。購入時の利回りが4.25%程度の為、保有していても悪くない選択肢だとは思います。ですが、前述した通り一番の魅力である増配が期待できないと言うのは残念な気持ちもあります

 

 

私は以前より「売らなくていい株を買うことを意識している」と何度も発信しています。そう言いながらも売る事を考えているあたりに自身の未熟さを痛感しています。購入時の見通しが甘かったと思いますし、もしかしたら今考えていることが間違った判断であり、後から後悔するのかも知れません

 

実際に保有する前後で銘柄の見え方が変わってきたりもします。今できる最善の判断をしていけたらいいなと思います

 

2年前、国際石油開発帝石(現:INPEX)を損切りした苦い経験があります。600円台で購入し、500円台で売るという、考えれば考えるほど愚かな行為をしました。保有していればダブルバガーでインカムも取れていましたね。これほど後悔したこともありません

 

PFを頻繁に弄るとかえって成績を落とすことがあります。一方で、理想のPFに近づけたいという想いもあります。焦らず慎重に、少しずつ理想のPFを目指していきます

 

 

 

今後も不定期でブログ更新していきます 

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