主にネオモバイル証券を活用して高配当株投資を行っています。
持ち株の決算が始まり、配当金についても変化があったため振り返っていきたいと思います
伊藤忠エネクス・コマツが増配
4/28の本決算で伊藤忠エネクスが2円増配を発表し、通期の配当金額は48円となりました。伊藤忠エネクスはYouTubeでの銘柄紹介動画を視聴したことがきっかけで知り、確か2021年の秋ごろに購入しました
伊藤忠エネクスは名前の通り伊藤忠商事の子会社です。配当金は安定しており、2021年3月期は60周年の記念配当があったため翌年に減配しているように見えますが、普通配当に関してはここ10年減配していません。指標的にも割安で現在の利回りも4.5%と高配当です。今後も安定した配当を出してくれると期待している銘柄です
(出典:HPより)
同日にコマツも決算があり、16円の増配を発表。通期の配当金額は96円となっています
コマツは累進配当銘柄とはいえず、業績に連動して減配もする銘柄です。コロナショックの時にはいっとき43円の予想を出し、前年から51円の減配発表となった時にはとても狼狽えました
今回の増配でコロナ前の94円を上回り、取得単価に対する利回りも5%を超えています。一時は2%台だったことを考えると「手放さなくてよかったなぁ」という気持ちです
優良企業を安値で購入し、一過性の損失による一時的な減配は受け入れることも大切だと改めて学んだ次第です
スクロールも増配発表
決算は5/10と先ですが、スクロールも10円50銭の増配を発表し、通期の配当金は64円50銭となりました。前期と比較して4円50銭の増配です
スクロールは昨年の本決算前にも増配を発表し、株価が上がったところで買ってしまった銘柄です。その後本決算で通期配当見通しを20円に減配発表し株価が大きく下がりました。以降、ほとんど1000円台に回復することなく含み損のまま今日まで過ごしています
人気の銘柄を高値で掴んで含み損、まさに株式投資の王道の失敗をしてしまったなぁと反省している銘柄です。幸い最終的には前期の配当金を上回る額がもらえることになりました。ですが5/10の本決算ではまた配当下限の20円を見通しとして発表するのかなぁと推測しています
とりあえずは売らずに持ち続けてよかったと思っています
JT、アサヒHDは配当維持
JT、アサヒHDも決算があり、配当金は維持する見通しとなっています
アサヒHDは世界情勢の影響でコストが嵩むことが懸念され、昨期よりも業績は落ちる予想を出しています
それでも、株主還元政策については“現在の年間配当水準から目減りさせず安定的に配当を継続するよう努めております”という文言の通り、10年以上減配していない銘柄です
(出典:HPより)
実はアサヒHDは私がオリックスの次に購入した銘柄でもあり、思い入れの強い企業です。といっても最初に2株だけ買ったあとはなかなか買い増せず、比較的最近になってから株数を増やし、まだ45株のみの保有となっていますが、、、。それでも株主還元への強い気持ちを感じており、今後も着実に増やしていきたい銘柄です
JTも第一四半期の進捗率は約35%と順調です。世界情勢による業績予想の修正は中間決算以降に行うこととしているため、今後も注視したいと思います
(出典:決算説明資料より)
増配による年間配当金額の増加について
当たり前のことですが、増配発表が出るたびに年間の受け取れる配当金額が増加し、取得単価に対する利回りも上昇していきます
4/19に発表されたジャックスの5円増配も含めると、年間の配当金は約3000円程増加した計算になります。以下、私の保有株数と配当金の増加額です
ジャックス 112株×5円=560円
スクロール 130株×10.5円=1365円
コマツ 70株×16円=1120円
伊藤忠エネクス 100株×2円=200円
合計3245円
たかが3000円程度と言えばそれまでですが、私にとって3000円は非常に大きな額です。なにせ今年の昇給額より大きな数字です。頑張って働いて得た昇給額よりも、他人に働いてもらったお金の方が大きい。これが私の現実ですし、フランスの経済学者、トマ・ピケティの証明した“r>g”そのものです
投資をしなければ収入を会社に依存し、お金に縛られた人生を送っていたかもしれません。これからも増配の期待できるor減配しない銘柄に投資し長期保有していきたいと思います
今後も不定期でブログを更新していきます
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