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【23.1・2Q】JT、横河ブリッジHD、三和HD、伊藤忠エネクスの決算振り返り

持ち株の決算振り返り&雑感です

 

【】内は証券コード、()内は7/31時点の配当利回りです

 

【2914】JT(5.96%)

・第二四半期は前年同期比1.2%増、最終益1.7%増

・通期の最終益予想を4400億円⇒4570億円に上方修正

 

〇感想

通期予想を上方修正し、昨年を上回る予想を出しています。値上げや円安だけでなく数量自体が増加しているということですから強いですね。値上げしても吸ってくれるたばこ事業って本当に凄い。営業利益率28.5%ってもう…

 

健康意識の高い日本で加熱式煙草のシェアをどれだけフィリップモリス社から奪えるかが一つポイントかと思いますが、着実にシェアを獲得している様ですね。事業投資もしていますし、今後も期待したいところです

(出典:決算説明資料)


通期の上方修正に伴い、EPSは257.5円の見通しです。配当性向75%目安ですから、大体192~193円程度になります。順調にいけば増配もあり得ますね

 

やはり最大のリスクはロシア事業ですね。利益の2割強をロシアで稼いでますから、この利益が剥落したら当然減配するでしょう。決算短信には“事業の分離も踏まえて検討”と書かれていますが、なんだかんだで問題が露出してから一年以上事業を続けているあたりにしたたかさを感じます。株主としては頼もしいと捉えていいんじゃないですかね

 

現在の利回りは6%近くありますし、投資してもいい水準にも見えますが、業績連動型の配当政策であるので“減配したら買う”ぐらいの気持ちでいます

 

【5911】横河ブリッジHD(3.52%)

・第一四半期は前年同期比で営業利益2.8倍、最終益70.4%増

・通期の進捗率は26.8%

・10億円を上限とする自社株買い&累進配当の導入

 

〇感想

前年は中間決算で下方修正を出すなど前期に苦しんだ反動から一転、大増益しています。売り上げから最終益まで第一四半期としては過去最高の水準です。通期の進捗率自体は突出しているわけではありませんが、会社予想としては上期の進捗率は60%を超えていますから、かなり順調と言っていいと思います

 

そしてきました。累進配当の導入です。資料には”16年間減配せず、そのうち13回を増配としております。この実績を継続していくことを明確にするために、累進配当を導入することとしました“と頼もしい文言が書かれています。

(出典:配当方針の変更に関するお知らせ)

 

本決算で増配を既に発表していますから、今年度で17年連続非減配予想、そのうち増配14回となります。実質累進配当企業だったのですが、それでも、2022年に配当性向を引き上げたばかりにも関わらずこの発表、嬉しいですね

 

あわせて、自社株買いも発表しています。規模としては大きくはありませんが、毎年のように自社株買いを行うところも好感がもてます。個人的に応援したいと思う企業で好きなのですが、株価が随分上がってしまいました。できれば1000株保有して優待権利を得たいと思っているのですが、多分無理でしょうね

 

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【5929】三和HD(3.0%)

・第一四半期の営業利益は前年同期比77.7%増、最終利益2.3倍

・通期予想の318億円に対する進捗率は18.3%

 

〇感想

通期の進捗率だけ見ると低く見えますが、会社予想で出していた計画以上に進捗している様です。4-9月の上期だけでみた進捗率は44.7%、毎年下期に業績を伸ばす偏重した推移をしますから、前年比と比較して2.3倍の利益と言うところをポジティブに受け止めればいいのかなと思います

 

グローバル企業ですが、日本国内は非常に好調で、前年の営業利益が赤字だった分増益に大きく貢献しています。アメリカも住宅市場が落ち込んだものの利益率は9.8%⇒14.9%と大きく上昇、欧州とアジアの減益を打ち消してあまりある数字です。加えて円安による為替益もプラスになりました

(出典:決算説明資料)


多くの製品でトップシェアを獲得しているほか、海外企業の買収も積極的ですので今後の企業成長に期待していますが、株価が随分上がってしまったのでなかなか買い増しづらくなってしまいました。現在一単元のみですが、できれば家族名義で複数単元保有し、株主優待であるマリリンモンローのクオカードを家族で愛でながら長期保有したいなぁという願望があります

 

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【8133】伊藤忠エネクス(3.7%)

・第一四半期の営業利益は前年同期比62.3%増、最終益15.7%増

・通期予想の135億円に対する進捗率は38.1%

 

〇感想

本決算で新中期経営計画&累進配当を発表しています。第一四半期の営業利益率は4.3%と過去最高です。商社なので数字自体は控えめですけどね

 

LPガス輸入価格の下落によるマイナス影響はあったものの、カーライフ事業での自動車事業が好調だったこと、メガソーラー売却による一過性の利益があったことが業績を押し上げた要因ですから、同じような利益水準が今後続くわけではないことに注意したいですね

(出典:決算説明資料)

 

上図のグラフの通り、今のところホームライフ事業は赤字、産業ビジネス事業も減益です。メガソーラーの売却益が無ければ減益だったようです。毎年バランスのいい利益構成だったと記憶していますが、今年は偏重ですね。まぁ他の事業で損失を出しても十分穴埋めできそうかなと思います

 

私は2年ほど前に単元購入したのですが、利回り4%以上は必ずあるイメージでした。いつの間にか3.7%まで下がっていたんですね。いつか買い増ししたいと思っている企業です

 

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今日はおやすみなのでブログ投稿しました

今日は一日休みで子供たちも保育園に行っているので、ブログ投稿しました。平日のお忙しい中、ここまで読んでいただきありがとうございます

 

こうして振り返りの記事を書くことで企業の理解が深まったり、忘れていたことが思い起こされますので、今後も続けていこうと思います

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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