12月は配当金が集中する月ですが、優待もそこそこに貰うことができました。今回は以前作成した優待リストの更新と、最近貰った株主優待の紹介をしたいと思います
優待リストの更新
1年前、X(旧:twitter)でフォロワー様にオススメの優待銘柄を募ったところ、沢山の銘柄を教えていただきました。その際にリストを作った時の記事がこちらです
そのリストを約1年振りに更新しました。それがこちらになります
優待廃止になった銘柄は削除し、個人的に気になっている優待銘柄を追加しています。とはいえ、意外と優待が廃止になった銘柄は少なかった印象です。それどころか、優待の拡充をしている銘柄もちらほらありました。最近だと安田倉庫がお米券からクオカードに変更していますね
12月に届いた株主優待
これからは最近もらった優待をについてです
・稲畑産業
・中央倉庫
・アサンテ
・上新電機
順番に紹介します
稲畑産業
クオカードです。稲畑産業の株主優待は株数と保有期間に応じて金額が変わってきます
(HPより引用)
我が家は家族4人でそれぞれ保有していますので、4名義分の優待を頂きました
私:300株 半年以上3年未満保有中
⇒クオカード3000円
妻:300株 半年以上3年未満保有中
⇒クオカード3000円
長男:100株 半年未満保有
⇒クオカード500円
娘:100株 半年以上3年未満保有
⇒クオカード1000円
と言うことで、合計7500円のクオカードを貰いました
このまま株主優待制度が続くのであれば、来年から私名義のクオカードは5000円にグレードアップします。妻は再来年に5000円になります
稲畑産業自体は業績が好調で株主還元も総還元性向50%としています。仮に優待廃止になったとしても、優待にかかるコストカット⇒EPS上昇⇒増配という流れになるかなぁと思うところですから、優待廃止になっても構いません。寂しいですけどね
中央倉庫
中央倉庫もクオカードです。こちらは年に2回優待がもらえます
(HPより引用)
100株だけ保有していて、500円のクオカードでした。昨年より優待がお米券からクオカードに変更となり使いやすくなりました。もともとプライム市場基準を満たすための優待変更だったので、優待廃止は当分先なのかなとも思っています
ここは年に2回優待を貰えるし配当も増配基調ですから長期保有にうってつけかな。株価も安いですし、折をみて妻の口座でももう一単元欲しいな、なんて考えているところです
GSIクレオス
こちらもクオカードです。100株保有、3年未満なので1000円のクオカードでした
(HPより引用)
GSIクレオスは昨年初めて優待を貰い、今回が2度目となります。おそらくグレードアップするのは再来年かな?それまでに優待が続いているといいですね
ここは配当は3月一括配当なので9月権利での配当はありません。3月権利で配当権利を、9月権利で優待の権利を貰えるというのはバランスがいいなぁなんて思ったりします
私が購入した時の単価から株価は大きく上昇しているので今後買い増す予定はありませんが、この1単元は保有し続けようと思います
アサンテ
ギフト券1000円分です。これが年に2回もらえると言うのですからいいなと思っています
(HPより引用)
我が家は普段から“クスリのあおき”で買い物をするのですが、全てのギフトカードが対応しています。ゆえに、優待が届いたその日にこの優待を使用しました
食費や生活費を優待を補填できるアサンテの優待はいつも重宝しています。配当も減配したことないですし、とりあえず一単元持っておくのに適した銘柄かなと思ったり
コロナ以降業績は今一つですが、まだまだ財務は問題なく優待廃止はないかなぁと思ったりしています(改悪はあるかも…)
そういえば、最近はトコジラミ銘柄として株価が上昇してたのが印象的でしたね
上新電機
1株から優待がもらえる上新電機。株価2000円程で5000円の割引券がもらえますから驚きですよね。
(HPより引用)
我が家は4名義分で1株ずつ保有していますので、合計20000円の割引券が届きました。この優待、バグじゃないかなってぐらいお得ですよね
伊藤忠エネクス
伊藤忠エネクスは株主優待制度を実施してはいないのですが、毎年この時期になると卓上カレンダーを送ってきてくれます
これが障がいを持ちながらも意欲的に活動を続けるアーティストの作品を起用したカレンダーとのことで、毎年使わせていただいています。このデザイン、好きですね
最近はビッグモーターの買収報道で少し話題になりました。累進配当を導入したのも記憶に新しいところです。ちなみに、伊藤忠商事からTOBされるんじゃないかという話題も少しあるようですが、好きな企業ですしそうならないでほしいです
株主優待制度について
昨今、株主優待の廃止がなにかと話題になりますね。JTやオリックス、日本取引所グループやみずほリースといった銘柄が廃止になったことはそれなりにインパクトがあります。今後KDDIやINPEXなんかも優待廃止になるんだろうなぁなんて思ったりしています
大企業では、優待を廃止する流れが自然なんでしょうね。外国人や機関投資家に対して大企業が優待を継続する理由をどう説明するのか、特に自社製品ではない物であれば難しいんじゃないかなと思います
一方で、中型株・小型株はプライム上場基準を満たすために株主を集める為に優待制度を継続するというのはあるでしょう。業界中堅規模の企業に投資する目的として優待制度を作り投資対象として魅力を出すというのは今後も続くんじゃないでしょうか
優待が廃止になるにしても、業績悪化による優待廃止であれば自分の目利きのなさによるところもあると思います。一方、業績が好調な企業が優待を廃止すると言うのであれば配当と自社株買いによる還元に集約することでEPS向上を図り、株価と配当を上昇させていくということになるでしょうから、なにも悪い事ではないかなと思うところ
実際、前述した優待廃止銘柄はコストカット分を配当による還元に集約するとしています。みずほリースなんかは現行の中期経営計画が終わる2025年度に配当性向を30%にするとしていますから、優待廃止になった今、配当金がどれだけ増えるのかと楽しみだったりします
【みずほリースの優待廃止についてはこちらもどうぞ】
そもそも、配当金と違い、株主優待は株主の目に見えないところで変更や廃止が行われてしまうという点があります。配当金は配当性向、配当総額、EPSなどを決算資料等で確認することが出来ますが、株主優待にはそのような資料がありません。いつ廃止されてもおかしくないと言うのは念頭に置かないといけないですね
それでも、優待制度はやっぱり旨味があるし、個人投資家にとってお得な制度。なにより感情面でも非常に嬉しいんですよね。配当金はある程度資産形成が完了するまでは再投資に回すことが多いですから、実生活が良くなっているとはあまり感じません
その点、優待は使いますから、実生活が確実に良くなりますよね。前述の通りギフト券で食費を浮かしたり、クオカードは子供たちに絵本を買ったりして喜んでもらえますから親としても嬉しい。カタログギフトも選ぶこと自体が楽しいし、普段食べられないものが食べれたりするのもいい経験になる
そんな気持ちがありますが、やっぱり一番実用的かつ嬉しいのは日本銀行券=配当金ですから、引き続き配当金の最大化を目指しながらも優待も楽しんでいきたいと思うところです
今後も定期的にブログ更新していきます
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