最近の投資状況です。東ソーに100株追加投資、日本ケアサプライ、アサヒHD、横河ブリッジHD、に一株投資しています。あとは決算についてです
東ソーに100株追加投資
11/7の月曜日に東ソーに100株追加投資しました。1534円で購入。利回りは5.21%です
普段は一株投資でコツコツと投資をしているのですが、時々単元での購入をすることがあります。自分が納得した株価で買うということを意識していますが、その株価よりも大きく下振れた際にはチャンスだと思って買いに走ってしまうことがあります
東ソーは1700円台のころから監視しており、1700円を割れたら十分安いと判断して一株投資を始めました。11/1の決算で下方修正を出し、1500円を割れそうなところまで株価はじりじりと下げましたが、少し反発してきたかなという印象です
今年の化学セクターは花王を始め、どこも調子は良くありません。旭化成、住友化学といった大手企業も相次いで下方修正を出しており、東ソーだけが不調なわけではありません
東ソーの下方修正の要因は原材料価格高騰による仕入れコストの増加。特に主力のクロル・アルカリ事業の営業利益率が大きく低下しています。資料によると、下期の営業利益率は赤字予想と苦しいですね
(出典:決算説明資料)
今年の配当性向予想は約38%。ここ10年で一番高くなっています。東ソーは配当性向を30%を目安としているため、上振れてしまっています
とはいえ、東ソーは減配をしませんでした。株価下落に伴い利回りは上昇、売上自体は過去最高であり、市況環境の悪化に伴う減益は前述のとおり他の企業でも同様の影響を受けています。東ソーだけが悪いわけではありません
苛性ソーダの国内シェアがトップですが、海外でも売り上げを伸ばしています。とりわけアジアでの売り上げが大きく、苛性ソーダのような生活基礎化学品は経済の成長に必要不可欠。成長著しいアジアでのニーズは高いと考えられます
リーマンショック以降、コモディティとスペシャリティのハイブリット経営で業績を伸ばしてきました。現在の市況は厳しいですが、私は将来に期待し保有していきます。14年連続非減配で配当性向もまだまだ余裕がありますし、財務は鉄壁ですからね
【過去記事】
日本ケアサプライ、横河ブリッジHD、アサヒHDに一株投資
日本ケアサプライ、横河ブリッジHD、アサヒHDにそれぞれ一株投資を続けています。直近の決算では
日本ケアサプライ⇒減益
横河ブリッジHD⇒減益&下方修正
アサヒHD⇒減益&下方修正
と、どれもいま一つ。決算を受けて日本ケアサプライ以外は株価を落としました
減益の理由は原材料や資源価格の高騰、コスト上昇、損害賠償の支払い(アサヒHD)等々、外部環境や一過性の損失によるものです
また、株価は下落しましたが、減配はしていません
日本ケアサプライは8年連続で非減配
横河ブリッジHDは16年連続非減配
アサヒHDは13年連続非減配
これまでも苦しい時期はありましたが、減配せずに株主還元を行ってきた銘柄群です
株価が下落しても、上記銘柄は買っていこうと思える銘柄です。逆に含み損になって買うのを躊躇するような銘柄なら、最初から買わない方がいいとも思います
他にも決算を受けて株価が下落している銘柄がちょくちょくあります。日本電気硝子や住友倉庫、三菱HCキャピタルであったり。これらも20年以上非減配の銘柄です
ここで挙げた銘柄は割安だと思っています。利回りも4.5%を超える高配当。株価が下落している現状をポジティブに受け止め、コツコツと投資を続けていきたいと思います
【過去記事】
決算に一喜一憂しすぎないようにしたい
中間決算も中盤を終え、私の持ち株もメガバンクの三菱UFJ、三井住友FG、そして損保の東京海上を残すのみとなりました
決算を振り返ると前述した通り下方修正を出した銘柄もあれば、上方修正や増配で株価が大きく上昇した銘柄もあります。印象的なのはやはりJTでしょうか。150円⇒188円の大増配は衝撃でしたね
JTは今年2月にロシア・ウクライナ問題が表面化した際に、2000円を割れようかというところにまで株価が下落しました。そのころ私はJTへの投資をTwitterで発信していたのですが、それなりに厳しいコメントを頂いていました
「チャートも読めないインフルエンサー」、「JTに未来はないのになぜ投資するのか」といった具合です
【当時の記事はこちら】
しかし最近は年初来高値を更新し、一時2800円を超える場面もありました。やはり不人気になった時に株を買い、人気になった時には静観することが大切だと思います
JTは配当性向75%の業績連動なので、来期は減配する可能性もあります。減配して株価が下落してから買うぐらいの気持ちでいてもいいと考えています
前述した通り、決算を受けて株価が下落している銘柄がいくつかあります。ですが、自身が投資した際に考えていたシナリオが崩れていないのであれば慌てなくていいのではないでしょうか
どんな環境でも業績が安定している企業なんて本当に極わずかでしょう。常に好決算を出す企業が日本にどれだけあるのでしょう。2021年と比べ、2022年は確実に市況が悪化しています。減益しても仕方ないと余裕を持っていてもいいのではないかと思います
決算に一喜一憂するのは短期目線の投資。人気で買い、不安で売っていたら資産はどんどん減っていく。5年後、10年後を見据え長期投資でどっしりと構えていたいものです
株価が下落したらチャンスと捉え、意欲的に買っていく。ただし下落余地も考慮して少額ずつコツコツと。安い時に買えた方がいい。そんな気持ちでこれからも投資に励んでいきたいと思います
今後も不定期でブログ更新していきます
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