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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

高配当株投資の一番の魅力は“楽しく続けられる”ということ【売却して後悔した銘柄】


資産が勝手に増えていく相場が続いています。保有株でもすべての銘柄が含み益であり、今年に入ってからのPFの時価総額は200万近く増加しています

 

さて、よく聞かれる質問に、「利確するタイミングはどう考えていますか?」ということがあります。今回は、この質問に対する考えをまとめていきたいと思います

 

結論:利確しない

早速結論から入りますが、含み益がどれだけ出ようとも、基本的に株を利益確定するということは考えていません。おかしなことを言っていると重々承知していますが、株を売ると配当金を貰うことができません。ただのお金になってしまいます。それが残念で仕方ないのです

 

TwitterではPFを“田畑”配当を田畑から収穫される“お米”という表現を教えてもらい、納得しました。お米を欲しいあまりに田畑を売却しお金を作るという方はいませんよね

 

私の投資目的は“配当金の最大化”。今は年間の手取り配当金が120万円を目指している資産形成途上。コツコツと株数を積み上げて配当金を積み上げる。やる事はそれだけで、売却を考えることはありません

 

株を保有し続ける。株主還元に力を入れている企業であれば業績の向上と共に増配し、何もしなくても年間配当金が増加していく。私はまだ投資歴丸3年ですが、既に何度も増配の経験をしています

 

高値で売却して底値で買い直すことができたらそれが一番いいのかもしれません。ですが、そんなことは誰にもできません。明日の株価ですら予測することは不可能なのですからね

 

売却して後悔した銘柄はいくつもある

そんなことを言っていますが、これまでに売却した銘柄はいくつかあります

記憶にあるところで羅列すると、

・INPEX(当時:国際石油開発帝石)

あおぞら銀行

ソフトバンク

双日

ブリヂストン

・イオンフィナンシャル

・リコーリース

電源開発

・エフティグループ

・スクロール

・サムティ

・三洋貿易

イノテック

 

まだあるかもしれませんが、パッと思い出せるところではこんなところです。

 

INPEXソフトバンクあおぞら銀行双日はコロナショックで買い、株価が上がらず損切りしました。当時投資歴1年未満。いわゆる“狼狽売り”に近い様な感覚で、売却を後悔しています

 

それぞれ100株ずつ保有しており、取得単価はINPEXが600円台、双日は200円台(株式併合前)、あおぞら銀行は1850円程度、ソフトバンクは1350円ぐらいだったと記憶しています。全て保有していればインカムもキャピタルも大きな含み益をもたらしていました。本当に後悔しています

 

それ以外の銘柄に関しては銘柄入れ替えの為だったり、自身の投資軸と違ったために売却したり、数株しか保有していないまま株価が上がってしまったため売却したなどという経緯があり自分の中で納得していますが、電源開発なんかは売却後に増配し大増益しているだけに「持ってればよかったかな」と思ったりもします

 

これまでも保有銘柄を売却して後悔したことがあります。正直なところ、精神的な負荷は小さくないというところです

 

売らなくていい株を買う

売って後悔する事が多いからこそ、売らなくていい株を買うという事を意識して投資を行っています。企業が安定して利益を出してくれるなら、配当金もおのずと安定する。

仮に業績が一時的に下降しても、株主還元意識の強い企業であれば減配せず配当を維持してくれる

 

そして長期的に成長していく企業であれば、利益の上昇に応じて増配してくれる。そういった企業の株を買い、売ることを考えず長期保有を意識していけば、時間はかかるかもしれませんが資産形成は出来るのではないかと考えています

 

昨年、年間配当金が税引き後で36万円、月3万円に到達しました。月1万に到達したときには感じなかった配当金のインパクトを明らかに感じました。年々配当金が増えていくならば、投資に回せる金額も年々増加していきます。収入は相変わらず増えませんが、実際に投資に回せる金額が増えてきています

 

初めから売らないつもりで株を買えば、損益で一喜一憂する必要もありません。株価の推移も気にしなくていいですし、精神的な負荷はかかりません

 

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高配当株投資の一番の魅力は楽しく続けられるということ

配当太郎氏著、「年間100万円の配当金が入ってくる最高の株式投資」という書籍を読みました。そのなかで、“配当金は株式投資の主産物”というフレーズがあります

 

企業は本決算で次期配当予想を出す。中期経営計画で配当政策について記載する。株主還元に力を入れている企業であれば、累進配当や配当下限を明記する企業も少なくありません

 

本書を引用すると、

株式投資の王道は配当株投資であり、配当金がその主産物だということです。株式投資の本来の趣旨は「多くの人からお金を集めて、それを元に企業が頑張って成果を出し、その利益の一部を株主に還元する」と言うことにあります。これが株式投資の本筋ですから、配当株投資を王道と考えて、配当金を主な目的にすることは、極めて合理的な投資活動だと思っています

とあります。企業にとっても配当金は重要な政策です。株式を保有し続ける限り、企業の利益を享受できるのです

 

なにより、高配当株投資の一番の魅力は“楽しく続けられる”というところではないかと思っています。株式投資に置いて長く相場に居続けることで複利の力が働き資産形成を加速させる。どうせ長く続けるなら楽しい方がいいですよね

 

3/9には持ち株の積水ハウスが増配を発表しました。こうしたニュースはとても嬉しいですし、年に数回配当金が振り込まれるのも同じく嬉しいです。株式を保有し続け、企業の成長とその恩恵を受ける。配当金は完全なる不労所得であり、企業の成長と共に配当も成長します

 

私は配当の記録を付けています。年々右肩上がりに増加していく配当の推移を見るたびに、「今年はどれだけ伸びるかな」とワクワクします

日々一株投資を続けていますが、毎日数十円でも年間配当金が増えていくことが楽しく、昨日より今日、今日より明日と目標に近づいていく実感を持つことができます

 

だからこそ、買った株は売らずに保有し続ける。どれだけ利益が出ても持ち続けていこうと思っています

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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