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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

家族の証券口座を作るべきと考える理由とNISA口座の運用成績について【ダブルNISA&ダブルジュニアNISA】

2020年3月から株式投資を始めました。元手400万からのスタートでしたが、現在は1800万ほどになりました。

 

資産増加の要因を3つ挙げるのであれば、1つ目は始めた時期が良く相場に恵まれていること。2つ目に支出を見直し、投資資金を捻出してコツコツと継続したこと。3つ目に妻と子供二人の証券口座を開設し運用開始したことが大きいと考えています

 

今回は妻や子供の証券口座を作ることについてまとめていきたいと思います

 

証券口座は赤ちゃんでも作れる

そもそも、証券口座は誰でも作ることができることを知らない方も多いかもしれません。反社会的勢力、日本国内に居住していない、他の証券会社に勤めているなど特殊な例を除き、誰でも口座開設をすることができます。成人は勿論、未成年や産まれたての赤ちゃんでもジュニアNISA口座を開設することで証券口座を持つことが可能です

 

我が家は4人家族ですが、私と妻、4歳と1歳の子供に証券口座があります。2021年に娘は産まれたたのですが、生後すぐにマイナンバー発行申請を行い、生後2ヶ月が経った頃には証券口座を開設しています

 

運用開始は私が2020年、妻と子供二人は2021年からスタートしています。そして実感しているのが、各々が口座を持つことにメリットがあるなと実感しています

ダブルつみたてNISA&ダブルジュニアNISA

資産運用には非課税優遇制度があります。具体的にはNISA、iDeCoといった具合ですね。こういった非課税優遇制度を積極的に活用すること“アセットロケーション”と呼びます

 

仮に240万円の現金を投資に運用するとします。自身の口座だけで行うと、非課税枠として使えるのはつみたてNISAの上限40万円のみ。残りの200万円に利益が発生すると課税対象となります

 

しかし、妻の証券口座と資産を配分して運用することができると、つみたてNISA×2人分で年間80万円の非課税枠口座を活用することができます。課税対象となるのは160万円分の運用益となります

 

子供がいる家庭ではさらにジュニアNISAを活用して年間80万円の非課税枠が使用可能です。子供が二人いれば年間160万円分の非課税枠を運用することができ、親の分と合わせると240万円が非課税枠として活用できます

 

240万円を一人の口座で運用すると200万円の運用益に課税がかかりますが、親子4人分の非課税口座を最大限活用することで非課税運用が可能となるわけですから、これは大きいですよね

 

単純計算ですが、200万円を4%で運用すると8万円の利益が出ます。そこに約2割の税金が引かれて64000円となります。16000円がかかるかかからないか。私にとっては短期的に見ても大きな金額ですが、長期的に見たらそれこそばかになりません

 

年間投資額が40万円以下であれば気にすることはありませんが、それ以上の額を運用するのであれば、パートナーや子供の口座を開設するのが望ましいと考えています

 

【過去記事】

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株主優待を各名義で受け取る

株主優待制度は株主にとってメリットしかない制度ですが、この制度も複数の口座を保有することで恩恵を受けることができます

 

我が家ではクオカード優待のもらえる稲畑産業を4人の口座でそれぞれ保有しています。長男の口座が単元未満ですが、100株保有に至り9月の権利を通過すればクオカードが4名義分もらえることになります。仮に400株保有しているとして、自分の口座ではクオカード1枚ですが、100株ずつ4つの口座に振り分ければ4枚のクオカードが届きます

 

また、最近はオリックスにジュニアNISA口座で投資しました。私の名義でも保有しているので2名義分のカタログギフトが届くことになります。優待は2024年をもって廃止となりますが、来年まで優待を受けられます

 

他にも一株優待で有名な上新電機なんかは4つの口座に各1株ずつ購入しているだけでも、5000円相当の割引券が4名義分送られてきます。

 

また、ジュニアNISA口座であれば個別株に関しても非課税となるので、配当金にかかる税金もありません。売却しないと配当金を引き出すことができないのが難点ですが、再投資に回し長期運用していこうと考えています

 

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証券口座を作る事自体にデメリットは無い

家族分の口座を作ることについてメリットを述べてきましたが、“そうは言っても、口座に入れるお金が無いよ”と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、とりあえず口座開設をしておくことにデメリットはありません

 

つみたてNISAにしろジュニアNISAにしろ、非課税枠を全て使い切る必要は全くなく、自身の口座の運用が40万円を超えているのであれば誰にでもメリットがある活用方法です

 

そして、つみたてNISA、ジュニアNISA制度は2023年で終了してしまいます。NISA口座の活用は日本国民一人一人に与えられた権利ですから、非課税枠を消滅させるのは勿体ないかなと思うところです

 

今は100円から積み立て投資ができる時代です

有利な制度は小額からでもとことん使っていくのが望ましいと考えます

 

ジュニアNISAに関しては、今年で3年目となります。ジュニアNISAは大学費用にすることを目論んでいます。長男は開設から15年、長女は18年間運用できるので、銘柄選択を間違えなければそれなりのリターンを享受できるかなと考えています

 

岸田首相に交代して以降、金融所得課税の強化が話題としてよく上がり、将来的に課税強化は避けられないのかなと思うところです。非課税口座を上手に活用したり、株主優待を上手に受け取るなど、使える制度を最大限活用していくことが資産形成を加速させることにつながると思います

 

そして2024年からは新NISA制度が開始します。非課税枠が拡充され、ますます資産形成の環境が整っています。一人当たり年間360万円の非課税枠での運用が可能となりますが、夫婦なら720万円です。毎年枠を埋めることは私には不可能ですが、非課税枠が消滅しないので積極的に運用していこうと考えています

 

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最後に、NISA口座の運用成績について

最後に家族4人のNISA口座の運用成績を紹介して終わりにします。2023/4/9時点です

 

私のつみたてNISAです。S&P500指数に連動するインデックスファンドに積み立てています

 

妻のつみたてNISAです。全世界株式に連動するインデックスファンドに積み立てています

 

長男のジュニアNISAです。2021年はインデックスに投資していましたが、2022年から個別株に投資しています

 

娘のジュニアNISAです。2021年はインデックスに投資していましたが、2022年から個別株に投資しています

 

今後も定期的にブログを更新していきます

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【過去記事】

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