我が家は子供二人の4人家族で、それぞれ証券口座を開設しています。今回はジュニアNISAについて、PFを紹介しつつ考えをまとめていきたいと思います
- ジュニアNISAを活用する目的
- ジュニアNISAの最適解はなにか考える
- そんなことを言いながら日本の個別株へ投資してます
- 個別株ならどこに投資するのが良いか
- 優待株や中小型株はどうか
- 最後にジュニアNISA口座のPF紹介
ジュニアNISAを活用する目的
年間80万円の非課税枠を使うことができるジュニアNISA制度。我が家は160万円分の枠があります
2023年をもって廃止となるこの制度、子供を持つ世帯にとっては非常に有利だと考えます。制度が終わるまで最大限活用していきたいと思っています
本来の制度の目的は“子供の教育資金を準備する”というもの。3歳と1歳の子供がいる私も同様に、15年後の大学費用を準備するという目的で運用しています
大学費用は30年で40%ほど上昇しています。インフレに強い株式で非課税枠を活用して資産運用することが将来の備えになると考えます
【過去記事】
ジュニアNISAの最適解はなにか考える
制度の特性と目的上、投資する候補はこれからも成長が見込める国や企業に投資する必要があります。大学入学時に元本割れした状態で売却する羽目になったら元も子もありません
成長を見込んで新興国に投資したり、グロース株に投資をすることは目的にそぐわないと考えます。もともとそういった投資はしませんが
10年後、15年後と長期的なスパンで考えると、やはり妥当な投資先は米国株or全世界株になるのかなと思います。具体的には
・S&P500インデックスファンド
⇒eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、SBI-V-S&P500インデックスファンド等
・全米株式インデックスファンド
⇒SBI-V-全米株式インデックスファンド等
・全世界株インデックスファンド
⇒eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)等
上記は信託報酬も0.1%程度、純資産額も大きく、投資先も将来的に人口が増え着実な成長が期待できる妥当な選択肢となるのではないでしょか
また、上記は分配金をファンド内で再投資してくれるため、非課税枠を埋めてしまうことがありません
5万円の分配金が口座に入金されると、翌年に再投資に回したとして、5万円分の非課税枠を使用してしまいます。使える枠は残り75万円。
一方、ファンド内で再投資してくれれば非課税枠を消化せず、まるまる80万円を使うことが出来るため効率的と言うことですね
そんなことを言いながら日本の個別株へ投資してます
ジュニアNISAの最適解は上述の通りインデックスファンドへの投資だと考えます。私は2021年からジュニアNISAを開設していますが、1年目は160万円分を全てS&P500とオールカントリーに投資しました
しかし、2022年の非課税枠は40万をインデックスファンドにつぎ込んだのを最後に、残りの120万を日本の個別株に投資しようとしています。その理由は
・SBI証券で一株投資の手数料が無料になり、投資環境が向上した
・円安で心理的に投資がしづらくなった
・個別株に投資がしたい
という非常に恣意的な理由です。円安だからと言って長期的に見れば誤差でしょうし、個別株のほうがリスクが高く非効率なのも承知の上で、やっぱり個別株に投資したいという気持ちが優ってしまっています
7月よりSBI証券での一株投資が買い付け手数料が無料になったことを受け、一株投資を行っています。自身の口座でも一株投資をしているため、慣れていることもありやりやすく、メンタルにいいですね
【関連記事】
個別株ならどこに投資するのが良いか
私の場合、第一子が18歳になる15年後にジュニアNISA口座を解約することになるかと思います。それまで永続している企業である事が大前提です
そのためには、時価総額が大きく業界のシェアを獲得している企業であること、業界NO.1,2までが良いのかなと思っています。加えて、今は勿論、今後も安定した業績を出してくれる企業かつ、それに裏付けられた株主還元があればいいのかなと思っています
まとめると業界大手で株主還元に積極的で安定した高配当株ということになるでしょうか
羅列すると、NTT、KDDI、三菱UFJ、三井住友FG、東京海上、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、オリックス、三菱HCキャピタルあたりになるでしょうか
総合商社はNO.3までいれても良いかと思っています。中身が結構違いますからね。
武田薬品、JT、大和ハウス、ブリヂストン、コマツあたりも業界最大手で高配当株として人気ですが、15年後も安定しているかと言われると少し自信がありません
優待株や中小型株はどうか
大型の高配当株以外にも優待目的や中小型株を買うというのも考え方としてはあると思います。ですが、優待が廃止されても持ち続けられるような企業に投資するべきだと考えています
優待の有無に限らず、また、中小型株であったとしてもやはり永続して成長する企業に投資をすることが絶対条件です
連続増配銘柄のリコーリースやみずほリース、累進配当の稲畑産業、内需があり大きなシェアを獲得しているアサンテなんかは優待+高配当で旨味があり、ジュニアNISAで保有してもいいかなと考えています。優待が廃止となったとしても後悔しなそうな銘柄たちです
また、現在日本電気硝子と日本ケアサプライをジュニアNISAで保有しています。これらも今後の成長と安定した配当が見込めると判断しての投資です
最後にジュニアNISA口座のPF紹介
現在のジュニアNISAの個別株の運用状況です
“第一子口座”
“第二子口座”
非課税枠の残りは二人合わせて50万程度。既に入金はしており、あとは株価を睨みながら前述した銘柄の購入タイミングを図っています
ジュニアNISA制度は来年までなので、最後まで満額で拠出していけるようキャッシュコントロールをしていきたいと思います。ちなみに来年分の160万円は全く目途が立っていません。なんとかします
今後も不定期でブログ更新していきます
Twitterもよろしくお願いします