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特定口座から新NISA口座へ移行した銘柄と方針

「雪が積もった曇り空の桜」の写真

新NISA制度が始まって早くも3週間が経ちました。現在までに使った非課税枠は約80万円です。意外と使ってますよね。特定口座から少しずつ新NISA口座へ移行しています

 

今回は特定口座から新NISA口座へ移した銘柄について、あと個人的な考えをツラツラ書いています

 

特定口座から新NISAへ移行した銘柄

最近移行した銘柄は以下の通りです

・全国保証 22株

・中央倉庫 100株

INPEX    25株

・アサンテ 100株

 

国保証は取得単価4788円、5362円で売却&買い直しをしています。利益の12628円に20.315%、つまり2565円が引かれ、その分は手出ししています

 

国保証の配当金は1株170円なので22株保有していた場合の配当金は3740円、税金は759円引かれます。手出しした2565円は配当維持の場合ですと4年間非課税で保有し続ければ元が取れる計算です

 

手出しの2565円÷759円(浮いた税金)=3.37年で手出し分回収

 

国保証は時期の配当が増配発表されることに関しては、もはや決定的ですから、3年保有し続ければ手出しした分は配当で回収できるでしょうね

 

 

同じように計算すると、中央倉庫は取得単価1107円、1172円で売却&買い直ししています。売却益は6500円、税金は1320円引かれ、手出ししています。中央倉庫の年間配当金は30円ですので、100株で3000円、税金は609円引かれます。1300円の手出し分は

 

1320円÷609円=2.16年で元が取れます

 

中央倉庫も減配はありませんし、最近は増配に舵を切っていますから、案外早く手出し分は回収できるかなぁなんて思ったりするところです

 

 

INPEXは取得単価1636円、2004円で売却&買い直しをしています。売却益は9200円、税金で引かれた1868円を手出ししています。配当は1株74円なので25株保有で年間1850円、375円が引かれます。手出し分の回収は

 

1850円÷375円=4.93年となります

 

INPEXはコロナ時に減配をしましたが、今期の中間決算では配当について“来期の配当金は、今期を下回らない金額とするよう最大限努力する“という文言を資料に記載しています。PBRも低く、ちょっとしたことでは減配しづらいのではないかなと思うところ。保有し続ければ手出し分の回収はそう遠くないかなと感じています

 

また、別口座でも100株保有していますので、そちらも時期を見て特定口座から新NISAへ移したいと考えています

 

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アサンテは取得単価1518円、1678円で売却&買い直しを行っています。売却益は16000円、税金で引かれた3250円を手出ししています。アサンテの年間配当金は1株62円なので100株で6200円、税金は1259円引かれます。手出しした3250円は

 

3250円÷1259円=2.58年で回収できます

 

アサンテは近年の業績はいまいちですが、減配の懸念はないかなと思うところです。保有し続ければ3年ほどで手出し分の回収はできると感じています

 

特定口座から新NISAへ移行することについて

含み益のある銘柄を新NISAへ移行すると、売却時に利益から税金が引かれてしまいますから、一時的に運用益が減少してしまいます。よって、税金のかからない含み損の銘柄から新NISAへ移行していくことが望ましいでしょう

 

私の場合ですと、クミアイ化学とヤマハ発動機は含み損の段階で買い直したのでそこの税金はかかっていません。特定口座であれば損益通算をしながら新NISAへ移せるので特にデメリットは無いですね

 

含み益のある銘柄についてですが、保有し続けようと思える銘柄の中で利益率の小さい銘柄を移し始めています。手出しした分を回収する期間が短くなるという想定で行っています

 

昨年からの上昇相場の恩恵を受け、持ち株の多くが含み益が大きくなっています。言い換えれば売却時の税金が大きくなるということ。私の保有株から三菱商事を例に出すと、621株保有、取得単価が739円です。これを直近の株価に近い2500円で売却すると、売却益の109万3581円に税金がかかり22万2171円が引かれます。これだけの税金が取られると言うのは嫌ですよね

 

ちなみに、税金が引かれた後の資金で再度三菱商事の株を購入したケースの方が、結果的に手取りの配当金は増えます。具体的に申し上げると

 

621株×株価2500円=155万2500円

155万2500円ー税金22万2171円=133万329円(手元資金)

133万329円÷株価2500円=532株(新NISA口座での株数)

 

特定口座で621株保有し続けた場合の配当金

621株×1株配当70円ー20.315%=34,639円

 

新NISA口座で532株買い直した場合の配当金

532株×70円=37,240円

 

多くの場合、特定口座から新NISAへ移す方が手取りの配当金は増えるだろうということが上記からもわかると思います。その一方で、運用資金が減る、株数が減る、取得単価が跳ね上がると言うのは心理的には結構負荷があるのかな、なんて思います

 

また、三菱商事のように配当金をコンスタントに上げてくれる企業なら長い目で見て問題ないと思いますが、配当金が安定しない企業ですと損をするケースも出てきそうですよね。課税された上に減配もしたら目もあてられません

 

簡単そうで簡単じゃない、一番は特定口座を売却せずに非課税枠を埋めきるのが理想でしょうが、私にはそれは難しいですね

 

今後の方針について

ひとまずは新規投資で一株ずつ新NISA枠へ投資することは継続しつつ、特定口座で保有している銘柄を少しずつ新NISA口座へ移行していきたいと考えています

 

まずは特定口座で利益率が20%未満のものから新NISAへ移していきたいと考えています。現状はヒューリック、東ソー。ウィルグループが対象です。そのほかの銘柄に関しても株価が下落した際には機動的に実施していきたいと思います。ヒューリックは優待の兼ね合いもあるので慎重にやりたいですね

 

新NISAの成長枠は夫婦で480万円分あります。今年は特定口座の売却&買い直しも含めて埋めていきたいと思っています。焦る気持ちは全くないのですが、早く埋める方が合理的なのは間違いない。そして安く買えるに越したことは無い、このちょうどいいバランスを見極めるのは非常に難しいので一株投資を続けていきたいと思うところです

 

あと、私はほぼ確実に資産課税の強化が来るんじゃないかと思ってます。25%とかするんじゃないかな。めっちゃ怖い

増税されるなら、配当も減りますし売却時の運用資産もガクッと減ります。そう思うと、今のうちからちょっとずつ新NISA口座に移していくのも有用な選択かな、なんて思ったり

 

多くの人にとって新NISA制度以上の投資は難しいのではないのかと、人によっては1800万円の非課税枠を埋める=資産形成のゴールになりうるケースもあるでしょう

 

色々な意見がありますし、もしかしたら私のこの考えに批判もあるかもしれませんが、誰かの参考になったら嬉しいです。ここまで読んでいただきありがとうございました

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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