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年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

【39,098円】日経平均最高値更新したことについての感想

日経平均が最高値更新しましたので、その感想をまとめていきたいと思います

 

日経平均がバブル後最高値を更新

2024年2月22日に日経平均がバブル後最高値を更新しましたね。終値は3万9098円で4万円も射程圏内です。2月22日は“にゃんにゃんにゃん”で猫の日。覚えやすくていいですね、私は猫アレルギーですが

 

1989年12月29日の3万8915円以降、実に34年2ヶ月ぶりの更新です。私は1990年生まれの33歳ですから、失われた30年のど真ん中世代です

 

バブルを知りませんし、就職時期はリーマンショック東日本大震災と時期が近いので、日本の景気がいいという実感を持ったことがありませんでした。このころから投資を始めてた方からしたら、こんな日が来て感慨深いだろうなと推察します

 

個人の話ですが、2020年3月13日から投資を始めました。この日の日経平均終値は1万7431円でしたから、たった数年しか相場に居ない私でも“凄い事だなぁ”と感じています

 

ここで、好きな書籍を2冊紹介します

1冊目はニック・マジューリ著、「JUST KEEP BUYING」の第17章より、以下引用します

株式市場は大暴落後、数年から10年以内に回復すると仮定して分析を行った。これはほとんどの場合は事実だが、明らかな例外もある。~中略~、日本の株式市場は1989年に記録した史上最高値を、30年間経過した2020年末時点で一度も上回っていない。私が長期投資の重要性を主張するとき、おもな反例となるのが日本株

 

この書籍では、長期的に株式はリターンを生み出すので早く頻繁に株を買い続けろと主張しますが、日本株は「超例外」、いわば「異端児」という形で紹介されています

 

今回の最高値更新を持って、例外枠から外れたことになりますね。まぁ“30年以上更新できなかった例”としてこれからも使われるかもしれませんが

 

2冊目は長期株式投資著、「オートモードで月に18.5万円が入ってくる“高配当”株投資」の「おわりに」より、以下引用します

 

日経平均株価は1989年12月29日の終値で3万8915円を付けてから下落を続け、底値を付けるのに20年弱を要して、現在でも当時の株価に戻っていません。~中略~。しかしながら、歴史を振り返れば、長期的にはどの国の株価も右肩上がりです。日本だけがその因果の螺旋から外れると考えるのは、いささか悲観的に過ぎるという認識であり、日経平均株価もいずれはバブル時の最高値を更新してくれるはずだと信じています

 

ここを読んで、「いつか日本株も米国株のように更新するのかな」とワクワクしたのですが、書籍発売から2年後に更新しました。想像していなかったですね。とっても早かったです

 

感想をつらつらと

バブル後最高値を更新しての個人的な感想を、以下につらつらとまとまりなく書いていこうと思います

 

他人事じゃなく投資家として迎えられてよかった

投資をしてなければ、「日経平均を更新したからって別に?」という状態だったでしょうね。ちょうど更新したその日に妻に「今日は歴史的な日だよ」と伝えました

 

妻からは「でも関係ないじゃん?生活よくなってないし、物価高だし」と一言。リアルな言葉だなぁと思いつつ、我が家は関係ないことないんだよ~と言い返したくなりましたが、めんどくさくなったのでやめました

 

投資をしてなければ、何も感じていなかったなと思います。少し前に仙台テレビで“日経平均が最高値に迫る。このときの街の声”みたいな映像をみましたが、

「関係ないね~、生活は苦しい」

「もっと給料上がってくれればいいけどね」

 

と、どこか他人事でした。きっと私も投資をしていなければ関心を持っていなかったのでしょうね。この歴史的な瞬間を投資家として迎えられてよかったなと、それが一番の感想でした

 

【過去記事】

kooonyaaa.hatenablog.com

 

日経平均は最高値だけど…

日経平均は年初来から既に5000円以上も上昇しています。その一方で、意外と持ち株は恩恵を受けられていないという方も少なくないのかな?と思ったりしています

 

実際、東京エレクトロンを始めとする半導体銘柄がこの相場を牽引していますよね。私自身も半導体関連銘柄をほとんど保有していないので、日経平均のパフォーマンスに劣後している状況です

 

とあるユーチューバーのライブ配信を視聴してたのですが、日経平均=日経半導体指数」というコメントが流れてきていました。風刺っぽくて個人的に好きです

 

日々1株投資を継続していますが、株価が横ばいで推移している銘柄も少なくない印象です。明らかに美味しい条件での投資というのは難しそうですけど、コツコツと株数を積んでいくということ自体は可能な状況だと思っています

 

次は3月権利が控えていますから、株価の変動に振り回されずコツコツと株数を増やしていきたいと思います

 

倹約・倹約・倹約

日々投資に資金を注ぎ込んでいますが、資金の源泉は家計管理、要するに倹約です。収入が低い分支出を補ったり、得になる選択を心がけています

 

日経平均が最高値を更新し、資産の75%を日本株で運用している私も少なからずその恩恵を受けていますが、節約生活を続ける事には変わりありません

 

名著、「となりの億万長者」の第2章のタイトルは“倹約・倹約・倹約”です。今大きな資産を築いた方は、その多くが無駄な支出をせず相場に長く居続けた方なんだろうなと思います

 

前述した妻の反応「でも関係ないじゃん?生活よくなってないし、物価高だし」もその通りだよな、と。日経平均が上昇したら配当金が増えるわけではない。これからも株数を積み上げていかなければいけない

 

無駄な支出を省き、1円でも多く投資に回し、1株でも多く積み上げる。以前から私がずっと意識して発信をしてきたことです。ここをブレないように、日ごろの生活も支出にメリハリをつけて、継続的に投資資金を確保し、1株でも多く買っていきたいと思うところです

 

【関連記事】

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ブームを感じることもあります

相場が好調ですから、今気分が悪い人はそう多くないと思います。投資を続けやすい雰囲気です。気を付けないといけないと思うところです

 

PFを見ても絶好調の銘柄もあれば、この上昇に全く乗れていない銘柄もあります。心理的には上がらない銘柄を売却して絶好調の銘柄に投資したくなる気持ちはわかります。でも、それを繰り返していたら、いずれすべての銘柄を売却しなければならなくなります

 

インデックス投資で一番有名なのはオールカントリー。全世界株に投資をすればOK。私もそう思います。ただ、全世界株はその年の1位には絶対なれません。日本が強ければ日本が1位になる。アメリカが強ければ全米株が1位になる。当たり前です。全世界は1位を取る事は絶対にできません

 

最近、日本だけでなくアメリカ、特にナスダックが好調ですから、「全世界を打ってナスダックに投資」というようなワードも見かけます。

日本株でも、半導体が買い」とか、「このセクターが強い」のようなワードもちらほら見かけます

 

日本株だけを切り取っても、一つのセクターに集中投資をしなければ1位のパフォーマンスを出せない。もっと言えば今年一番上昇する銘柄をあてないと1位を取れない

 

どうしても好調で話題の銘柄に目移りします。でも個別株は逆張り投資だと思ってます。今年一番弱いセクターに投資した方がいいと思ってます。シンプルに安く買えた方がお得じゃないですか

 

株価もそうですが、情報にも振り回されすぎてはいけないと思います。疲れちゃいますからね。でも、勿論インプットも大事。アップデートしつつも自分が納得した銘柄に投資することを意識して、この先何年も続けていける投資をしていきたいなと思うところです

 

これからも“配当金の最大化を“目指して頑張ろうと思います

私が保有する金融資産も過去最高を更新していますが、「含み益は幻。私は配当金が大好き。配当人間」と自分に言い聞かせ、これからも配当金の最大化を目指して行きたいと思います

 

本音を言えば、この最高値更新という状況はもっと遅く来てほしかったです。まだまだ資産形成途上。投資人生の終盤に訪れてくれたらよかったなと。まぁそんなことは言っても仕方ないので、今できることを続けていくのみです

 

思うことをつらつらと書きましたが、とにかく歴史的な瞬間に相場に居れたことを嬉しく思います。なんなら最高値が更新する瞬間をリアルタイムで見ていました

 

2021年ごろに日本株はオワコン」なんて言われた時期が懐かしいですが、オワコンじゃなくて始まってなかったんですよね。これから急落して雰囲気が一変するかもしれませんが、私はこれからも日本株で配当金の最大化を目指して行きたいと思います

 

 

今後も定期的にブログ更新していきます

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