S&P500は年初来安値を更新しており、日経平均も6/8の28389円から経った一週間で25000円台に下落しています
米国だけでなく欧州でも金利上昇の動きがあり、今後も株価は不安定でしょう
そんな中でも、自身の投資スタイルを変えず、淡々と投資を続けていくことが大切だと考えます
自分の納得できる株価で投資を行う
今日買った株が明日上がるのか、下がるのか、悪材料が出て暴落するのか。そんなことは誰にもわかりません。かといってリスクを感じて行動を起こさないのではリターンも得られません
他人の意見などは気にせず、自分が納得できる株価で買うことが大切だと思っています。ただし買い始める時は一株ずつ少額で買うことにし、さらに下落するようなら購入株数を徐々に増やしていきながら少しずつ投資を行っていきます
以下の表は私が常に買い増し機会をうかがっている優良高配当株と認識している20銘柄の配当利回り別株価表です。黄色く塗りつぶしている株価は私が納得して投資できる株価です
JTは利回り7%となる2142円が1株投資の目安と判断しています
これらは指標を意識したものではなく、毎日株価を見てきた中での個人的な判断で感覚的なものです。それでも、この株価で買い始めたら長期的に後悔する可能性は低いのではないかと考えています
アクティブ投資は株価が安い時に購入することが重要である一方、機会損失を避けることも重要であると考えます。上記の株価で一株投資を行いつつ、明らかに安いと判断した時には思い切って資金を入れるようにしていきたいと考えています
下落相場でも投資を続けていくこと
6月の第2週は持ち株がぐんぐん上昇し、含み益も過去最高を更新していましたが、第3週はそれ以上の速度で下落していきました。含み益はトータルで60万円ほど消失しています
だからといってやることは変わりません。資金コントロールをしながらコツコツと株数を積み上げていき、配当金の最大化を目指して行きます
そもそも私が行っている高配当株投資は日々の株価は関係ありません。配当金に焦点をあてた投資手法であり、株価の下落に落ち込む必要もなければ含み益が増えて喜ぶことも違います
下落相場で株数を増やし、増えた配当金でさらに株数を積み上げる。累進配当銘柄なら増配で年間配当が増加する。積み上げた分、上昇相場で資産増加が加速する
短期トレーダーとしての才能が皆無の私がやる事はシンプルで、愚直に継続する事。下落相場はむしろ好機と捉えています
スクロールを売却
さて、最近の投資状況ですが、スクロールを6/16に100株売却しました
スクロールは2021年の確か5月に単元で購入しました。その理由は“大増配して人気だったから”という非常に安易なもの。購入直後の本決算で減配を発表し、以降ずっと含み損のまま保有し続けてきました
2021年度の配当金額は大増配した前年を上回るところまで増配しましたが、本決算では2022年度の配当予想について配当下限の20円としています
今年度も上方修正を繰り返し、最終的には2021年度の年間配当である64.5円に近い水準まで上方修正を行うとは思います。ですがこうしたブレがあると安心して保有できるわけではありません
また経営陣に株価を挙げようとする意識は感じられず、そもそも株価が購入時より大きく下落しているにも関わらず買い増そうと思えていないあたりに、今後も保有を続ける理由は無いと思います
幸い、配当を含めたトータルの損失は5000円程度。以前売却した銘柄と損益通算もできるので、影響は軽微と認識しています。売るつもりのない株のみを購入するようにしていきたいと思います
今後について
今月は3月決算銘柄の配当金が入金されるほか、児童手当や賞与、スクロールの売却資金もあり、普段より少しだけ投資に充てられるお金があります
元々普段から私の給与で生活費を賄える状態にしており、それ以外の収入は概ね投資に回している状態でした
そこにこの下落が重なり、個人的には投資意欲が増しているところです
ですが、ここで焦って買い増ししてしまい本当の暴落が来た時に資金が枯渇しているというのは避けたいので、しっかりとキャッシュコントロールをしながら少額投資を継続していきたいと思います
最近は三洋貿易、GSIクレオス、MUFG、SMFGあたりをちょびっとずつ買っています。また、今週は念願だった三井物産がPFに加わりました(一株だけですが)
三井物産は今後特に意欲的に買い増ししていきたいと考えています
今後も不定期でブログを更新していきます
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