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【増配】5/10の持ち株決算の感想|三菱商事・稲畑産業・リコーリース・アサンテ・スクロール【減配】

5/10に決算発表した持ち株について振り返っていきたいと思います

タイトルの通り三菱商事稲畑産業、リコーリース、アサンテ、スクロールが決算発表しました

 

三菱商事

2021年度末の決算は最終益が9300億円と過去最高、配当金をさらに8円増配し150円、さらに700億円の自社株買いを発表と素晴らしい内容でした

 

一方で、個人的にはもっと大きな数字を期待していたので少しがっかりした側面もあります。というのも、2018年に発表した中期経営計画では純利益9000億円で配当金200円を示唆するような記述があったので、少なくとも180円は出るだろうと期待を持っていました

(出典:前中期経営計画)

 

また、2022年度の予想も配当維持の150円と控えめです。減益予想であり世界情勢も不透明なため致し方ないと言えばそうですが、少し寂しい気もしています。ですが決算自体はとてもいいですしこれから上方修正も十分あると思います

 

また、新中期経営計画を公表し、累進配当を継続することを発表しています。今後も最低150円の配当をもらえる事が明確になりました。ありがたいですね


(出典:新中期経営計画)

 

稲畑産業

稲畑産業は私のPFに占める割合が17%と1番高い銘柄で、658株保有しています

2021年度の最終益は過去最高で、配当金も第3四半期決算で発表した110円を維持し、2022年度は115円と5円の増配となりました

 

稲畑産業も累進配当を明記している企業で、5/10時点の株価が2087円、利回り5.51%。

この水準で購入しても減配せず、将来にわたって115円以上の配当金を得られるのは投資妙味があると思います。正直まだまだ買い増し意欲があり、将来的に1000株保有しても良いかなと思っています

 

予想配当性向も32%と余裕があり、総還元性向も50%としている為、まだまだ増配する可能性はあるでしょう。永久保有で問題ないという認識です

(出典:決算短信)

 

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リコーリース

現在13株と心もとない株数ですが、一応持ち株という事でリコーリースもチェックしています。2021年度は最終益が過去最高で、2022年度は更に上回る予想です。

加えて配当金も15円増配し135円としています。これで配当性向はまだ30%なのだから素晴らしいですね

 

リコーリースは花王に次ぐ日本第二位の連続増配銘柄で、2022年度で28期連続増配となります

(出典:2022年3月期決算概要)

 

5/10時点の株価は3440円で増配により利回りも3.92%と上昇しています。中期経営計画では長期的に配当性向を35%まで上げていくことも記述されており、今後も増配は固いでしょう。そもそも28年間増配を続けた企業なら多少の業績の悪化でも問題ないと楽観的にもなります

 

私は3月の権利落ち後から少額ずつ購入しており、来年の3月までに100株集めたいなぁぐらいに思っていますが、今回の決算で株価が上がるようならなかなか買い増せないですね。困った。

 

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アサンテ

アサンテは4/20に業績の下方修正を発表し、2021年度の配当性向は100%を超える“タコ足配当”となっていました。もともと財務は鉄壁だったのですが、コロナウイルスによる事業環境の悪化を受けて業績は下がっており、いよいよ配当性向が100%を超えた時には“減配or優待改悪はあるか”と不安に思っていました

 

今回の決算では配当維持、優待改悪もなく、私の不安は杞憂に終わりました。決算短信には「株主に対する利益還元を最優先に考えております。安定的な配当の維持を基本とし、~」と改めて株主還元への姿勢を確認しほっとしています


(出典:決算短信)

 

住宅の長寿命化とメンテナンスを重視する国策には合致した事業であり、コロナによる在宅時間の長期化や自然災害の増加による需要もあるでしょう

 

元々株価は4/20の下方修正前から下落していました。5/10時点の利回り4.23%は十分投資対象として見ていいと思っています。お金があれば妻の口座でも単元保有したい銘柄ですね

 

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スクロール

スクロールは以前から予想していた通り配当下限の20円予想を出しました。4/28に増配発表をし、そこから44.5円の減配です

 

丁度一年前も本決算前に増配を発表後、同じように20円に減配したと記憶しています

当時は狼狽えましたが、今回は予想してたので特になんとも思いませんでした

結局決算の度に増配し、最終的に前年を上回る配当を出してくれたので保有をし続けてよかったとは思っています

 

2022年度も先行き不透明な中で配当予想を出すことが難しいとの事から一旦は配当下限の20円とし、決算ごとに増配していくという流れになると思います

 

ですが、このように配当金の上下が激しいと心穏やかではいられないのも事実です。そもそもスクロールは2020年に巣ごもり需要の恩恵を受け、大増配で人気になったところを掴んでしまったまさに投資初心者がおかす王道の失敗例です。

 

2020年度の本決算で大減配後に株価が下落して以降、ずっと含み損のまま保有しています。また、経営陣に自社株買いの選択肢もないようです

(出典:株主提案権行使に対する当社取締役会の意見に関するお知らせ)

 

正直なところ、含み損が解消されたり資金が必要になった際には真っ先に売却するであろう銘柄です

 

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まとめ

稲畑産業、リコーリースは増配し、三菱商事は期末配当を増配し今年度は配当据え置き、アサンテも配当据え置き、スクロールは大減配という形になりました

 

決算シーズンも折り返しに入りましたが、私の保有株は概ね好調です。そして今後の発表銘柄は比較的安心してみてられる銘柄が残っています。とりわけスクロールとアサンテが心配だったので予想通りである意味ホッとしています

 

株数を増やし、その銘柄が増配することで順調に配当金が増えていくことを実感することができ、それが投資のモチベーションに繋がります

 

コツコツと増配銘柄を買い続けて配当金を増やしていく。配当金の最大化を目的として今後も資産形成に励んでいきます

 

 

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