20代で知りたかったお金と人生のこと.com

年収400万の介護士でも資産形成できると信じて投資に励んでいます

金利上昇を受けた最近の相場と積水ハウスに1株投資&損出しによる節税について

「クリスマスマーケットの風景」の写真

最近の投資状況と相場について考えをまとめていきます。また、損出しを実行したことについてもまとめました

 

最近の相場について思うこと

比較的株価が堅調に推移しており「今年はこのまま終わるのかなー」なんて呑気に考えていた矢先、12/20に日銀が事実上の金利引き上げを表明し相場の雰囲気は変わりましたね

 

金融株や保険株が一気に跳ね上がった一方で、日経平均は12/15には28000円台だったのが一時26000円を割りそうになる局面もありました

 

持ち株でも金融・保険以外のほとんどの銘柄が下落しており、為替が円高に振れた影響からか、円安で好業績を出していた企業は急落しています。とはいえ、買い場が来たかと言われるとそれほどとは思っていません

 

元々メガバンクは以前から異常に割安だと思っていました。今年はコツコツと株数を増やしていたこともあり、今回の株価変動を受けてPFはほとんど横ばいで推移しています。セクター分散の重要性を痛感した次第です

 

今後の株価がどうなるかはよくわかりませんし、私はそもそもそういう予測が苦手です。トレードとしての才能は皆無。本当にダメ

 

あらゆる情報を精査してこの先の株価がどうなるかを見通す事ができるなら高配当株投資をやってはいませんし、そもそも多くの書籍でインデックス投資を推奨することは無いでしょう

 

記憶があいまいですが、確か6月ごろ、投資雑誌に年末の日経平均予想という見出しで5名ほどの金融のプロが予想していたページを立ち読みしました。下は24000円から上は31000円と大きく乖離がありました。現在26000円付近です。プロでも正確な予測はできないのです

 

私としてはやる事は変わらず淡々と投資を続けていくだけだと思っています。株価自体は暴落といえる水準ではありませんが、個別で見ると単元で購入してもいいかなと思う銘柄もちらほらあります

 

焦って買う必要もありませんが、キャッシュと株価を相談して投資してもいいかと思えるなら年末駆け込みで買いに走るかもしれません

 

なんにせよ、長期目線で購入した株であれば焦って売却する必要はありません。資産の目減りを気にすると疲弊して判断を誤りかねません。積み上げた株数分増えた年間配当金を見るなどして心を平穏に保つように努めていきます

 

kooonyaaa.hatenablog.com

 

積水ハウスに一株投資

さて、上述したような状況を踏まえ、最近の投資状況です。日本電気硝子住友倉庫積水ハウス、アサヒHDに一株投資を続けています

 

日本電気硝子住友倉庫、アサヒHDに関しては過去の記事に書いてますので良ければご一読ください

 

【過去記事】

kooonyaaa.hatenablog.com

 

kooonyaaa.hatenablog.com

 

積水ハウスは9/8の中間決算で増配発表以降、株価が上昇していましたが、金利上昇の発表を受けた12/20以降株価が下落し、利回りが4.5%に迫っています。指標的にも割安感が出ており、個人的には投資妙味が増しています

 

積水ハウスは事業に偏りが無くてバランスが良く安定感があります。建築戸数は250万戸を超えており、世界一位です。建築した数だけリフォーム事業や賃貸事業と言ったストック収益に繋がるビジネスモデルなのも強みだと思います

 

財務状況も良く、全てのセグメントで業績は上昇しており国際事業の拡大も将来の成長性を裏付けていると考えます。12/8に発表された第三四半期の決算では過去最高の売り上げ・利益を出しています。業績は非常によく、株主還元も今年300億円の自社株買いの実施や11期連続増配を実行するなど旺盛です。さらに1月決算銘柄と言う珍しい企業と言うこともあり、配当月の分散にも一役買ってくれています

 

個人的には時価総額が大きいことも踏まえてPFの主力にしたい銘柄と考えています。もう少し株価が下落するなら来年のジュニアNISA枠を使って単元購入するのも一つかなと思っています

 

世界中の金利が上昇するに伴い新築着工件数が低下し需要が回復しないこともあるかもしれません。リスクはありますが、それはどこの業種も一緒。株価下落は買いのチャンスだと捉えています

損出しについて

金利上昇を受けて株価が下落したことに伴い、12/22に日本電気硝子を40株売却し、翌23日に買い戻しました。いわゆる損出しです

 

損出しについてTwitterで質問があったので、簡単にまとめていきたいと思います

 

損出しとは口座内の一年間の売却益、配当益にかかった税金を、含み損を抱えた株を売却し損益通算することで税金を還付する合法的な節税です

 

計算しやすいように税率を20%として具体例を出します。1年間で利確による利益20万円、年間配当金10万円のトータル30万円の利益があったとします。この時に支払う税金は

30万×20%=6万円です。

この場合、手取りは30万ー6万=24万円となります

 

さて、ここで20万の含み損を抱えているA株を売却することとしました。

この時、損益通算が行われ、利益30万ーA株の損失20万=10万円に税金がかかるようになります。

 

10万円×20%=2万円のみ税を納めればよくなることになり、支払っていた6万円から2万円を引いた4万円が還付されます

 

尚、20万円の含み損を抱えた銘柄は翌日以降に買い直すことで含み損がなくなります。ほとんど同値で買い直せた場合は資産額は変わりません。それでも損出しをしたかしないかで4万円の得をすることになります

 

一方で損出しには注意点もあり、例えば売却した同日に同じ口座で買い直すと、購入価格と新たに買い戻した株の価格が平均化されるという事象が発生します。節税効果が半減されてしまうため、翌営業日に買い直すor別口座で購入するということが必要になります

 

また、売買により手数料がかかってしまう可能性、翌営業日に株価が高騰し同株数を買い直せなくなる、NISA&iDeCoといった非課税枠では使えない、そもそも利益が出ていないと行えないといったことも注意点として挙げられます

 

 

詳細はこちらの下記のサイトが分かりやすかったのでリンクを貼っておきます

gfs-official.com

 

 

損出しは大納会(年末)の2営業日前までに行う必要があります。今年は12/28までですのでご注意ください

 

 

今後も不定期でブログ更新していきます

Twitterもよろしくお願いします