日本の高配当株投資と米国インデックス投資の2刀流で資産形成を行っています
投資を行っていると、株価の上下が気になり、群集心理に影響され、周りと同じような行動を取ってしまうことがあります
しかし、周りと同じような行動を取ってしまうと投資でリターンを得ることは難しいでしょう
群集心理は過ちを犯しやすい
相場は強気から弱気へ、過大評価から過少評価へと激しく揺れ動きます。その動きは群集や「多くの人」の行動によって煽られ、強気相場では売りたい人よりも買いたい人が多くなり、買い手の意欲が高まっている状態になります
やがて相場がピークに達し株価が頭打ちになった時、誰かが売り始めると相場は崩れ始めます。「多くの人」によって到達した、株価の底で売ってしまいます
つまり、高値で掴んで安値で売ってしまう状態です。これではお金が増えるわけがありません。むしろ物凄いペースで減らすことが出来るでしょう
「他人が慎重さを欠いている時ほど、自分たちは慎重に事を運ばなければならない」
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットの有名な名言です
心理的な要因や集団の影響は信念を歪ませる
知的で教養があり、資産の価値を判断でき、信念を持った方であっても、心理的な要因や集団の影響力が働き間違った行動を犯してしまうこもあります
自分が買った銘柄が値を下げ続け、買うことをやめた銘柄で他人が儲ける
自分が手を出さなかった銘柄で他人が儲ける。リスクを取って投資をしたら大きく下落する
ツイッターやYouTubeなどで簡単に他者の運用成績が知れる現代では、知らず知らずのうちに群集心理に流されている場合があるのではないでしょうか
欲求や機会損失の恐れ、他人との比較、集団への影響力等が作用し、間違った行動を取ってしまうことは誰しもが起こりえます
割高な銘柄が高騰し続け、割安な銘柄が下落し続ける場合、前者を売却して後者を買うことが合理的だが、逆の行動を取ってしまう人も少なくないのではないと感じます
究極に儲かる投資方法は居心地の悪い投資
リーマンショックが発生する前の米国では、レバレッジに大きく依存した投資家が大勢いました。当時は「みんなやってるから」状態で楽観的。それがリーマンショックで痛い目に会い、多くの投資家が相場に対し楽観的から悲観的になりました
一方で、大きなリターンを得た投資家は、周囲がレバレッジを効かせた投資を行っていることに懐疑的な目を持ち、暴落で周囲が悲観的になり株価が地を這った時に喜んで買った人です
株価は群集心理に影響され、振り子のように上下を繰り返します
そして株価は本来の価値を逸脱して振れ幅が大きくなっていきます
何が間違っているのかは明らかで、群集がピークで楽観的になり、大底で悲観的になる事です。つまり儲かる為には群集と距離を置き、孤独で居心地の悪いところに身を置くことが究極的にリターンを生む方法だということです
ナイフが床に落ちた時、買い時は終わっている
「落ちてくるナイフはつかむな」
有名な投資の格言です。相場が崩れているときにはどこまで下げるかわからず、途中で掴んだら大けがをするという格言です
ですが、ナイフが床に落ち、混乱が収まり、先行きの不透明感が消え去ったころ、既にバーゲンセールは終わってしまっています
私は高配当株投資を行っており、アクティブ運用です。アクティブ投資の目標は指数を上回ること、つまり株価が価値を下回った時に買うことです
下がり続ける株価をただ眺めているだけではなく、どこかで投機的な判断を下し、買いに向かわなければなりません。逆張り投資をしなければならないということです
居心地がいい投資と言うのは利益が伴わないことが多い
居心地の悪いところに身を置き、周りが売っているときに買うことが出来れば、それこそが最も少ないリスクで最も高い利益を上げる方法です
今後も不定期でブログ更新していきます
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