2020年3月に株式投資を始めて丸二年が経ったので振り返っての反省や心境の変化などをまとめていきます。完全に自己満足の内容となるかと思いますが、私の備忘録として記録を残しておきたいと思います
- 2020年3月に株式投資を開始
- 不労所得に憧れる
- 配当利回りの高い銘柄を買いあさり狼狽え売り
- 非課税枠でS&P500へ投資を始める
- 2年目からは投資で後悔することが減った
- 金融資産が1000万円を超える
- 2022年3月、金融資産1200万円到達
- まとめ
2020年3月に株式投資を開始
コロナウイルスが世界的な問題と認知されたのが2020年3月ごろだったと記憶しています。世界が混乱している中で日経平均が大暴落しているというニュースが流れていました
「今株を買ったらなんだか儲かりそう」と非常に安易な気持ちで投資を始めました。当時は日経平均の意味も分かっていない完全ど素人な状態です
私にとって幸運だったのは、配当金を目的として投資をしていた母がいたこと、もともと投資に興味があり流行していたネオモバイル証券を開設していたこと、普段からお金をあまり使わず、すぐに使えるお金が400万円程あったことでした
いつでも株を購入できる状態にあったので、母に何を買ったらいいか聞いたところ、「とりあえずオリックス買っときなさい。カタログ来るから」と言われ、100株購入しました。これが初めての株式投資です。あとから超優良銘柄だとわかり、母にはとても感謝しています
不労所得に憧れる
オリックスを購入後、いろんな方のブログを見ていた中で“高配当株投資で不労所得を得る”というワードを目にし、とても輝いて見えました
資産収入には配当金や分配金といったインカムゲインと、売買益で稼ぐキャピタルゲインがあると知りましたが、直感的にキャピタルゲインを得るのは私には向いていないと感じていました。性格的に慎重で優柔不断だし、一度気になったら頭から離れなくなる人間なので“買って放置が理想”と考えていました
実際、一時期スタンスを崩し売買を繰り返した時期がありましたが、多くの時間を費やして損益よりも損失を出しました
「才能が無さ過ぎる」と思った次第です。嫌な気持ちになったことを覚えています。
また、私自身介護士として働いていく中で、20代にして収入の限界を感じていました
「この業界にいてもお金に苦労する。でも仕事自体はやりがいを感じている」といったモヤモヤした感情がずっとありました。もしも配当金で不労所得を得ることができたらと考えた時、初めてやるべきことがわかったような気になりました
配当利回りの高い銘柄を買いあさり狼狽え売り
とはいえ、知識も何もなく、ただただブログやYouTubeでオススメされていた配当利回りの高い株を買いあさっていました。当時買っていたのは三菱商事、JT、ソフトバンク、あおぞら銀行、国際石油開発帝石(現INPEX)、SMFG、MUFG、双日、サムティあたりです。どれも利回りが6~8%ある時で毎日1株投資を行っていました
当時から長期投資をしていこうと考えていたのですが、国際石油開発帝石、あおぞら銀行、双日、ソフトバンクは半年たっても含み損のままだったことに耐え切れず売却してしまいました
持ち続けていれば20万円程の含み益+増配による不労所得の増加を見込めていました。今でも後悔しています
非課税枠でS&P500へ投資を始める
投資を始めたてのころはとにかくブログを読み漁っており、そこでNISAというもの知りました。個別株よりも後、2020年6月につみたてNISAを始めています。“米国株のインデックス投資が王道”と多くのブログや書籍でも言われており、 『S&P500が投資の最適解なんだなぁ』となんとなく感じていました
投資を続ける中でS&P500に連動した投資信託への投資は最適解の一つという考えに至り、今も投資先を変更することなく続けています
2021年からは妻と子供二人のNISA口座も解説し、元々運用していたiDeCoも併せて非課税枠を全てS&P500に投資しています
投資の売買益や分配益には約20%の税金がかかります。これが資産形成の足枷になると思います。非課税枠をフル活用することが資産形成の近道と認識しています。
2年目からは投資で後悔することが減った
投資したてのころはとにかくブログやYouTubeで得た知識で投資をしており、根拠もなければ、多くの情報に振り回されていました。知識が無かったので覚えなければならない事も多く精神的に消耗していた時期もあったように感じます
投資2年目の2021年になると、未熟ながら自身で銘柄を調べる事が多少出来るようになり、他人の意見のみを鵜呑みにして投資するということが減りました。自分の考えで投資をすることを決めると、不思議と失敗しても後悔することが無くなりました
また、私が実践する高配当株投資やインデックス投資は短期的な含み損を気にする必要はなく、株価の上下に一喜一憂する必要もなく、売却のタイミングを図ることすら考える必要がないということを学び、投資で精神的なストレスを感じる事が殆ど無くなりました
金融資産が1000万円を超える
2021年末時点で最初の目標としていた金融資産1000万円に到達しました
日本の高配当企業や米国のパフォーマンスが非常に高かったのであっという間に資産が増加した印象です
投資を始める前は1000万円というのは途方もない数字に思えていましたが、預金以外にも金融資産を持つことで市場が好調な時にはお金がどんどん増えていくというのを実感しました
個別株を始めた時からネオモバイル証券で1株でも多くと思いながら投資を行い、配当金も再投資してきました。その1株を買う為に実生活でも固定費を見直し、出勤日は弁当を自作してマイボトルを2本用意したり、コンビニや自動販売機を使わず無駄な支出を減らす努力をしてきたので嬉しかったです
2022年3月、金融資産1200万円到達
2022年3月時点で金融資産は1200万円に届きました。といっても相場は不安定ですし、S&P500も含み損に近い状態になっているので1200万をすぐにでも割りそうですが…
現在の個別株のPFはこんな感じです
2022/3/21時点
年間の配当予想額と割合です
年間配当金は2020年は69,508円、2021年は166,923円でした
昨年を更新することは確実でしょうし、年々右肩上がりに増やしていき、長期的に年間150万円(税引き後月10万円)を目指したいと思います
まとめ
2020年3月に投資を始めてから現在までの2年間を備忘録として簡単にまとめました
自己満足的な内容ですし、ここまで呼んで頂いた方には大変感謝しています
私自身まだまだ知識・経験共に不足しており、実力も初心者に毛が生えた程度という認識を持っています。実生活でも特にこれといった取り柄もない人間であり、こんな私が資産形成をするには株式投資しかないと本気で考えています
これからも長期的な投資を続け、次の目標である2030年までに金融資産3000万円を目指して地道に進んでいきたいと思います
今後も不定期でブログを更新していきます
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